1716. 2008年夏コミ・オフレポ! - その5
夏コミ1日目・一次会と二次会の様子をレポートします。
- 司会ムーさんで全員の自己紹介がはじまる。
- 皆さんさすがに、普段からサイト更新で腕を磨いてるだけあって、いちいち全員が笑いをさらっていきます。
- 一番笑った自己紹介:サラさん「テニスの王子様は王子様マンガです!」
- 半年振りに再会したくろがねさんは、相変わらずクールビューティなイケメンでした。高身長だし、面白いし、弥子絵はいつも可愛いし、リアルでもモテるんだろうなあ!
- PSゲーム『ボクと魔王』を少しだけ話題に。絵柄、物語、ゲーム性、哲学性、世界観の一体感に感動しました。あるタイミングで、これまで見てきた世界がぐるりんと逆転する壮大な仕掛けに参ってしまった、思いでの一本です。
- というオタクっぽい語りは引かれるので我慢しました。
- くろがねさんのWeb拍手に割と投稿し続けてることを自白。ファンなんだから仕方ない。
- エッジさん「『初』の巻末、なぜペギーを使わないんですか!」
オレ「ご、ごめんなさい…」 - エッジさんからお説教をいただきました。面目ありません…。
- ジャンプ感想界のマスコット対決はエッジさんの不戦勝です!
- テニス組のトークに混ざりたかったけど、席が空きませんでした。なんちゅう結束力の強さ!
- 松竹梅さんが伝家の宝刀『ファイアースノーの風』を持参してくださいました。
いきなり流れをぶった切って『ファイアースノーの風』の感想を補足します。本作は1993年に連載・発行された全11話の打ち切りマンガです。松竹梅さんが持参されたコミックスは初版のレアモノでした。
オレが当時・小6の頃から、このマンガはオレにとって『干し肉マンガ』でした。「主人公の干し肉」がたいそう美味しそうに映ったのです。この干し肉は実在の食べ物だったことも手伝い、未だ食べたことのない干し肉への情熱と憧れは、日増しに強くなるばかりでした。
その一方で、Amazonのレビューによると、本作は『飲尿マンガ』として紹介されています。これは一体どういう訳か? (※この辺りの討論は『初』でも取り上げられています)
本作は、ヒロインが川の水を飲んでいると、川上で主人公が立ちションしてたという衝撃の出会いから物語が幕開けます。主人公が干し肉を食べたり、その他紆余曲折あって打ち切られましたが、この最終話が圧巻の締め方なのです。
ヒロインはラストシーンで、何処へと旅立った主人公との出会いに思いを馳せます。その回想場面が第一話冒頭の立ちション&飲尿シーンという、感動よりもお笑いを追求した一世一代の変態オチは、これはもう涙なくして語れません。すげえよこのマンガ。飲尿に始まり、飲尿に終わる! 終わりすぎてるよ!!
当時インターネットがなかったことが、非常に悔やまれます。もしも当時からジャンプ感想界隈が存在すれば、本作の最終回を全員が思い思いに、ネタ感想へと仕上げてくださったハズです。今夏の読書感想課題作にしてほしいくらいだ。21世紀も、このような前衛的打ち切り作品が続々登場することを切に祈ります。
- 仕事上がりでお越しくださった蒟KITさんが途中参戦! 隣に座っていただきました。
- 蒟KITさん「あの霧吹き、効果ありました?」
オレ「例のAV霧吹きですか? あれはAVにしか使えません…」 - これからどんどん売れっ子漫画家になる蒟KITさんからは、ぜひともサインをいただかないと! という所で、同人誌の売り上げ会計をすることになり、関係者が招集されました。蒟KITさんともっと絡んでいたかった!
- 小部屋に移って取り置きの本を整理したり、会計したり。
- これだけの現金をもってしても、原価や製作雑費、イベント雑費、そして製作期間を振り返って計算してみたら、これは完全に割に合いません。ああ、すげー赤い。
- それでも製作に携わっていた期間の「辛かったけど面白かった修羅場」を思い出せば、それこそが一番の財産だと思えます。
- 一通り整理が付いて大部屋に戻ったら、佐藤さんが女性陣とエッチトークしてました。
- オレはリアルではとても好青年とい評判ですから、エッチトークなんてとんでもありません。
- というわけで、すごくエロそうな☆YAS!☆さん&シータさんの所へ混ざりました。
- すっげえ嫌そうな表情で、もはや目も合わせてくれないシータさんのツンツン乙女っぷりは、この日も冴え渡っていました。あるいは本気で避けられています。
- 改めて文章にするとまた非礼な話なのですが、お二人が並んで座ると『部長・☆YAS!☆』『課長・シータ』という感じがして、お二人と話していると終始、改まってしまいました。
- ☆YAS!☆さん「彼女さんとムーさんのどっち取るわけ?」
オレ「え? なんでそんな分かりきったこと聞かれるんですか?」 - 秋穂さんごめんなさい。
- そして結婚の話になる。
- なにこの席! もっそい空気が重いよ!
- メゾン・ド・ペンギンの部長と課長だってもっと明るいよ!
- オレ「あー… タイミングに… なりますかねぇ…」←すげえ曖昧
- とりあえず部長の結婚トークを聞くに徹して、話題の矛先から逃れました。あえて公表はしないけど(無意味に含みを持たせる罠)このお話がまた面白かったです。
- ありがたいWebニュース論を小耳に挟んで、感心しきり。
- アクセス数はともかく、コメント数を増やすにはどうすりゃいいか論を真面目に語り合いました。
- 読者との対話だけで一回分の更新が成立する、くろがねさんや松竹梅さんや774さんみたいなサイトに憧れるのですよ。これぞ理想系!
- とはいえオレはコメント対応も遅いし、上に挙げたお三方のような反応をいただいても、とても対応できないと思います。夢は夢のままだからいーのだ。
- 『バクマン。』感想を日曜午前にチョッ早で仕上げても、誰からも関心を寄せらなかったSnowSwallowです。 もういいよっ!(つーん)
- 黒鈴さんから『聖典・ジョジョの奇妙な冒険』に関して詰め寄られました。いきなり痛いところを突かれ、弱りまくりでした…。
- 黒鈴さん「ジョジョが花嫁道具って最高じゃないですか!」
オレ「いやいや、ジョジョだけで70冊くらい? あるじゃないですか…。それを置くなら他のマンガをたくさん置いたほうが嬉しいと思うんですよ…」
黒鈴さん「………」(ゴゴゴゴゴ) - 黒鈴さんの背景にゴゴゴゴって見えたー!
- オレだって実のところ、ジョジョはそこそこ読んでいますので、黒鈴さんのディープなジョジョネタをもっともっと聞かせてほしかったです。ゲームセンターCXの話ももっと! いっぱい話したい…というところで、問題発生。
- なんかオーダー用のリモコンが見つからない件。
- ドリンクオーダーは、唯一リモコンからでないと注文できないシステムでした。
- この宴会場、いきなり液体枯渇危機!!
- 全身の血がサァーっと引きまくり。うわーどうしよどうしよー!
- リモコンをどっかやっちゃうなんて、致命的に幹事の責任じゃないか。
- 大いにテンパりまくる。
- というか、リモコン探しで周りを改めて見回したんだけど、明らかにビール組み以外のコップが空っぽなのねみんな。
- 飲みたくても飲めなかった皆さん、真剣にごめんなさい。
- 皆さん楽しそうに会話してるところに割って入り「あのー、リモコンありません?」と尋ねて回る情けなさといったら。ひぃーっ、ごめんー!
- なんか知らないけどみんな山岸さんのせいにする天丼芸が流行る。
- 違いますよ…。ホントに悪いのはここにいるオレですよー…。
- …なんていうオレの焦りは他所に、周りのみんなはオシャベリに夢中で笑顔なんですよ。くそっ、焦ってるのオレだけじゃねーか! ムーさんどこいった!
- ムーさんは隣の小部屋でカラオケ合コンしてました。(女性陣大量)
- うおぉぉおい! それ「あいつこそテニスの王子様」じゃないの!!
- オレも混ざりたーい! …けど、それどころじゃねえ! ちっきしょー!(冷や汗ダラダラ)
- とりあえず合コン会場にリモコンがあるはずもなく、大部屋へとぼとぼ帰る。
- へへっ、オイラ、また一人になっちまったぜ…。
- とりあえず部長と課長の位置に戻って一杯引っ掻ける。
- オレ「今夜は、そんな気分なんだ…」
- ☆YASさん!☆「いつ結婚するの?」
オレ(話題がリフレインしてるよこれ!) - ビールはあまりお好きじゃなさそうな☆YASさん!☆が、無理やりビールを飲んでいるほど大変な状況と理解したので、本気でリモコンを探すことにする。
- なんか、かばんとか置いてたところに同化してたらしく、誰かが発見してくれました。
- あれ…? オレこれ、完全に…空回りしてねえ…?
- 色々真っ白になってどっと疲れたので、部長と課長に慰めてもらう。
- 特に慰めてくれなかったけどね。
- ムーさんが合コンからノリノリで帰ってきたので笑顔で迎えました。テニミュ羨ましかったです!
- スノウムどっちが攻めなの会議。
- 正直、またその話題かと思った。ムーさんもげんなりしてたと思う。
- オレからの個人意見を抜粋させていただきますと
「だから何度も言うように、片方はカモフラなんですよ」
「普段の生活でムーさんが攻めっぽいと、逆にベッドの中では逆転しそうですよね」
「どっちかに決めろなんて俄然無理なんです」 - 正直、またノリノリで返答してしまったと思った。ムーさんもげんなりしてたと思う。
この辺で一次会はお開きに。皆様、わざわざ遠方から足を運んでくださった方も多いのに、4200円という高い会費までお支払いくださり、真にありがとうございました。
3時間一本勝負、楽しんでいただけましたでしょうか。主催のムーさんはものすごく楽しそうでしたので、皆さんだって絶対楽しんでいただけたと信じています!
一次会で10人ほど抜けて、二次会場へ移動。わずか5分程度の移動でしたが、カラオケの予約時間が差し迫っていたため、二次会幹事のあゆみんに超ダッシュを頑張っていただくハメに…。一次会の締めに梃子摺ったばかりに、シワ寄せがいっちゃってごめんなさい!
二次会もダイジェストで…! と言いたいところですが、残念ながらオレはほとんど寝てました。朝からの疲労だとか、ずっと風邪気味だったのが(カラオケ部屋独特の)空気の悪さで急激に悪化したとか、リモコン探しで疲れ果てたとか、たぶんその辺の要素が二重・三重に重なったんです。
冬コミの蒼蒼オフでもそうだったけど、オレってコミケ後のカラオケと相性悪いのかなぁ…。というわけで、同人誌を貪り読んでるシータさんと、相変わらずプロ級の歌声で何でも歌いこなすTamoさんに挟まれて、うとうとしながら意識を落としました。一緒に盛り上がらない空気読めない子でごめんっ!
んで、一時間半ほど眠って、起きたら猛烈な吐き気(おい!)に襲われたので、とりあえずトイレへ直行。特に吐きはしなかったんだけど、五分ほど外に出て新鮮な空気(東京だから新鮮でもないけど…)を肺に満たし、気合を入れて復帰。残り30分は無理にでもテンション上げて歌いまくりでした。アルコールで喉が潰れて声出てなかったけど。
パピフェスだったか、冬コミだったかでムーさんと歌った、聖戦士星矢の『ソルジャー・ドリーム』を今回も何の因果かデュエットさせていただきました。二人で歌ってると感極まってきてね、あーもう、二次会も終わっちゃう時間帯なんだなあ。意識が落ちたのは本気でもったいないコトしたなあ、などとマジ凹みしたり寂しくなったり。
僅か二時間でお開きの時間になり、店の外に出て全員で記念撮影。皆さん、名残惜しそうに別れの言葉をこぼしていたのが、「また会いましょう」といった前向きな挨拶をする人が多かったのが印象的でした。今後またこのように集えるイベント活動があるかはまったくの未知数だと思うのですよ。でも、
今回の件で『誰かが何かを企画してくれるなら、一緒に盛り上げたい』という協調性は高まったように感じられました。実際、自分もどなたかのイベント事にお手伝いできることがあれば、協力は惜しみません! この熱気が冷めやらぬうちに、どなたかが新たな花火に火種を受け継いでほしいところです。