六月の雪

緋色は雪の涙なり

Learn as if you will live forever, Live as if you will die tomorrow.
 
 
  

東京マグニチュード8.0

文字通り,夏休みに入ったばかりの東京を海溝型M8.0の大地震が襲ったという想定で,綿密な調査・設定のもと中学生の少女が災害の街で過ごす様子を描くアニメ。これが単なるアニメの物語ではなく実際に何時起こるか分からない大地の上に生きていることを体験したばかりなので,恐怖の記憶が風化していない今のうちに見ておくのが良いような気がした。見ながら感じたり考えたりしたことは,頭の片隅には残るだろうし,必要な時に甦るかもしれない。
全体的に建造物の被害が大きすぎ,余震の規模も大きすぎる気がしたが,地震のタイプや震源によってはこうなるのだろうか。主人公は九死に一生を得すぎな気がしたが,色々な人の上に起こりうる危険の可能性をできるだけ多く描き出そうとするのなら仕方がないのかもしれない。また,どちらを向いても人だらけの人口過密の東京で,船に乗ったり配給品を受け取ったりするのはもっと大変なのではないかと思った。第一次交通規制やクラッシュ症候群,公衆電話の災害用伝言板サービス,ワンセグの活用など実際の防災に必要な知識が散りばめられており,またリアルな風景描写が臨場感を高めていたと思う。リアルといえば,中学1年生の反抗期ぶりも非常にリアルであった。

この春アニマックスにて再放送中だったが,震災が起こったことで放送中止になった。
地震で破壊された都市でのサバイバルゲーム絶体絶命都市4は,この春発売予定で買ってもよいゲームかもと思っていたが,発売中止になった。過去の同シリーズも全て生産中止。我が家には絶体絶命都市2があるが,決して不謹慎な内容ではなかったと思うのだが…。

九州新幹線CMのDVDが届く

本来なら6月24日から発送が始まり6月中に届くと思っていたのですが,予想以上の申込数だったらしく,発送が遅れ届いたのは昨日でした。テレビコマーシャルのDVDなんてものを買うなんて? 我ながらびっくり。でもこれは欲しかった。
東海道新幹線の開通から50年近く。長い年月新幹線とは無縁だった地域だけに喜びも大きかったかもしれません。子供の頃の私にとって,新幹線とは夜行列車で新大阪まで行って初めて乗れるものだったし,学校のクラスメイトなど新幹線を見たことがないという人が大半でした。高校の修学旅行で京都へ行って初めて新幹線を見て大はしゃぎし,周囲から「田舎者…」という視線を頂戴した人は決して少なくないというのが私の同級生あたりです。


で,この虹色の特別な新幹線を見て私が最初に思ったことは「MD90?!(黒澤デザイン)」でした。ごめんなさい(^^;。