陸続とへんな話/恐いものを見つけてしまった

イラク邦人人質>「遺体は香田さんと別人」 細田官房長官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041030-00000047-mai-pol

まずはよかった。

し、しかし、なんなんだこの展開は。でもって、結果的にわかったのは、出元がどこなのか実際よくわからなくても新聞屋さんたちは死亡断定で走るんだなということ。


個人的には読める限り読んでみても、どうしても書いた人がどこで死亡という確信を持ったのかが見えなかった。1パラグラフならともかくそれ以上になったら必ず経緯が見えるはずなのにと。だからおかしいおかしいのままいたら偶然下のような「再生産」写真を発見した。ま、なんつーか、今って何が起こってるわけ、これってと謎は深まるばかりだ。

で、都合3人のbodyがあるってことだよね。新華社伝えるそれと、30日未明米軍が通報してきたそれと、バラド→クェートに行って香田青年でない、になったそれと。なんですかこれは。


通報と同一遺体か確認要請 外務報道官
【16:17】 外務省の高島肇久外務報道官は30日午後の記者会見で、同日未明に米軍が人質の香田証生さんと身体的特徴が一致していると通報してきた遺体が、クウェートで香田さんではないと確認した遺体と同一のものか米軍に確認を求めている、と述べた。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=FLASH

 ビンラデン参上。かませる。


I ordered 9/11 attacks: Bin Laden
http://www.thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/Render&c=Page&cid=968332188492

アメリカはさらなる911攻撃を回避できるかもしれない、もしムスリムのセキュリティを脅すのをやめるのなら、だそうだ。


ここで日本は自衛隊というコマを動かせない。動かしたら昨日の今日で、ムスリムのセキュリティだぁ??になるだろうし、それに対して不注意な対応を加えればさらに過激な論調になるじゃないのか。1年前には誰も考えてもみなかったほどに。もし幾らかの考えの筋道を受け取れるほどに幾らかの時間が経っているのだとしたら様々な踏んばりも可能だろうが、このタイミングは、なんつーか、なんですかこれ、だ。

 ガーディアン:米軍ファルージャで大規模展開準備

U.S. Prepares for Major Fallujah Operation
http://www.guardian.co.uk/worldlatest/story/0,1280,-4583844,00.html


状況から考えて、うまくツボ入っていることになる。イヤな言い方だが、タイミング的には言うとこ蹐虜固匹離?璽妊?▲鵑暴猗?靴討襪茲福△箸泙襪播?気気譴討い襪澆燭い澄?咼鵐薀妊?麋?世茲蟷?崚?砲舛腓辰帆瓩い阿蕕い世蹐Δ隼廚Α


いくらか時間的に遅いがワシントンポスト海兵隊 が「Decisive」な戦闘をスンニ トライアングル で用意していることを伝えている。Decisiveは言わずと知れた昨年のイラクへの殴り込み開始時期にさかんに ブッシュ 大統領 に付されていた又は ブッシュ 及び近辺が使っていた形容詞、と 辞書 風に言えばそうだが私にとってはこの語は、与えられた筋書きの中からあれかこれかとしか考えれない一種の思考制御、ある種の情緒障害を伴うこともある、とか書きたいものがある。

U.S. Marines Set for 'Decisive' Battle in Sunni Triangle
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A8960-2004Oct29.html

 恐いものを見つけてしまった

これは要するにいたずらか単なる面倒くさがりの間に合わせってことでしょうか・・・。それにしてもこんな場面で・・・。


今、阿修羅を見に行ったら香田さんの事件についていくつも投稿があった。ずらっと見て、この記事をクリック。「エンセン」さんという方の、こんな記事もありますとの紹介。
http://www.asyura2.com/0411/war61/msg/1390.html


★★ どういう理由にせよ恐怖によって心身に著しい不調を訴える傾向のある人はうかつに上のURLをクリックしないこと。血みどろとか銃撃といった写真ではないですが、人によってはかえってリアルであることで困惑させられる写真がすぐに見える位置にあります。


その記事は、News RUというところにリンクされていて、問題の写真が、右上に、その下に黒幕と男3人と香田さん、一番下に香田さん一人の写真が貼られている。が、記事内容はロシア語なので私は読めない。
http://www.newsru.com/world/29oct2004/japan.html


さてこのような長い前フリで私が何を言おうとしているのかといえば、その、右上の私が恐怖している問題の写真は、少なくとも香田さんとは関係がないだろうということ。なぜなら私はその写真を去年の3月、イラク侵攻がはじまった翌朝のトロントスターの朝刊の一面で見たから。


確かどこかにこの日の日記があるはず。忘れられられないほど私にはショックだった写真なのにまた見たわけだ。3秒ぐらい何が起きたのかわからず今もわからない。しかし、少なくともこのニュース配信に関していえば、この写真は去年あったものだ。こんな具合に「再使用」されるわけか?というのに驚くとともに、そうならあの朝の衝撃ももしかして「再使用」製品によるものだったのかという疑いすらわく。これはスターにメールすべきだろう。原物は捨てたいと思いつつ捨ててはいけないように思って保存してあある。


該当の日の日記。これこれ。
■2003/03/24 (月) 私たちが爆撃する。彼らが傷つく。それが戦争だ。

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トロント・スター紙は、前日The Independentに載っていたロバート・フィスク
の記事をそのまま一面に。The Independentのタイトルは、「これが戦争の現実
だ。私たちが爆撃する。彼らが傷つく」だったが、この姿勢をトロント・ス
ターはさらに追求。一面には、手首だけが粗末な毛布から出た格好で転がる男
の死体。これが、戦争のhuman priceだとキャプションがつく。
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http://www2.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=178338&log=20030324

 陸続とへんな話

朝日刊のフリーペーパーを読んだら、ポーランド女性はイラク人と結婚しているPolish-Iraqiだったとあった。私の一昨日の感想は間違っていたのでその部分にもこれと同文を置く。

ちなみに、BBCの記事。
Iraq militants seize Polish woman
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/3961225.stm


さてそのポーランド女性が出て来たところで、これまでいろんな国の人が誘拐されているが今ここで「奇しくも」、イギリス、ポーランド、日本というアメリカにとっての同盟国というか、やる気の連合のある種の、しかしながらとても変則な同盟が揃ったわけだ、と私は思った。これは何を意味していた、あるいはその後を含めて何を意味し続けているのだろう?


でもって、夕方帰ってきてインターネットに接続して知る。で、その香田青年の話は本当なのか? 変すぎて受け止められない。夕べのネタフリまがいのドイツ、ロシア、中国ニュースは何だったんだ? でもって別人なのかどうかもよくわからない。