馬の気持ちはわからない(一口馬主遺産)

『馬の気持ちはわからない(『傍観罪で終身刑』改メ)』(http://d.hatena.ne.jp/Southend/)の移転先にして遺跡です

2010年産馬出資キルトクール。

ラフィアン・ウイン・セゾンと2010年産(明け2歳世代)の募集が終了。社台/サンデーは全馬満口で、入会しているクラブではキャロット・グリーン・ロードの残り福狙いというフェーズになりました。が、基本的にはもうこの世代は打ち止めにしたいと思っています。牡馬ばかり7頭で牝馬がいないので、状況次第ではキャロかロードで1、2頭は行くかもしれませんが。
 この世代については、ここ数年と違ってローコストオペレーションにはこだわらない選択を行いました。3,000万円超の馬については2/400〜1/500にとどめ、それ未満の馬については1/40もしくは1/100相当とメリハリをつけてみましたが、これは試行錯誤中。今年からはある程度価格に目をつぶり、良く見える馬を絞って1/100相当均一(社台除く)で行こうかと思っていますが、予算の縛りもあるのでどこまで徹底できるかは不分明です。


▼それはともかく、2010年世代も、馬体がどうこうではなく予算の関係でスルーした馬が何頭かいます。現出資馬とは紙一重、というか巡りあわせ程度の差で見送っただけに、どういう競走馬生を歩むか実出資馬同様フォローしていきたいなぁと。「来ない」と思って切ったわけではないので実はキルトクールというわけでもないんですが、まぁそれはそれとして。



ラフィアンのヤングマジェスティ'10(父ゴールドウェイ)。小ぶりですが形は非常に好み。厩舎も上原で文句なしだったんですが、色々あって踏み切れませんでした。これは予算に足が出ても行っておくべきだったかとかなり未練が残っている1頭。



セゾンのトーホウハヤカゼ'10(父メイショウボーラー)。短距離でしょうけど堅実味がありそうでいいなと思ったんですが、よほど追分が本気出してこない限り勝ち逃げ撤退予定のクラブなのでぐっと我慢。



ウインのコスモフライハイ'10(父アグネスデジタル)。デカすぎる感はありますが、早生まれですし脚元は頑健そうなので持てるパワーは存分に発揮してくれそうなタイプ。ウインも撤退を視野に入れていたので我慢していましたが、会費タダにしてくれるとわかっていたら……まぁ後の祭りですが。



キャロットのマチカネモユル'10(父エアジハード)。パンチに欠ける気もしますが柔らか味があって息長く走ってくれそうな印象でしたし、血統的にも味がある馬で気に入っていましたが、様子見しているうちに締め切られてしまいました。まぁ入厩直前まで待てても行ったかどうかは微妙ですが。


▼この4頭については、走らなければ運が良かった、走れば見る目があった、という前向きな気持ちで見守りたい所存。以上、ドバイ中継の片手間にお送りしました。