Stiffmuscleの日記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-06-27

[]"H. Res. 121":主要下院議員の声明 (1)


マイク・ホンダ議員が提案した"H. Res. 121"の下院外交委員会の様子を熱心に観ていて疲れたので、翻訳までは手が出ませんが、とりあえず、外交委員会委員長トム・ラントス氏と、下院議長ナンシー・ペロシ氏の声明のURLだけあげておきます。

トム・ラントス議員の声明

Lantos Applauds Committee’s Enthusiastic Passage of “Comfort Women” Resolution (June 26, 2007)


ナンシー・ペロシ議員の声明

Pelosi: Supporting the ‘Comfort Women’ Resolution (June 26, 2007)


 下院外交委員会の中継を観ていて様々なことを感じましたが、特に印象に残ったのは、多くの議員が証言をした慰安婦の勇気を讃え、慰安婦の苦難の人生にsympathize(同情じゃない)し、日本政府の謝罪が彼女たち慰安婦の名誉を回復することになる旨の発言を、ホロコースト、黒人奴隷、日系収容所など自分の体験や興味を交えて訴えていたことでした。それから、議員全員が日本をパートナーとして、また、民主主義や自由、人権の尊重など同じ価値観を共有する仲間として、それも世界の指導的な位置にいる仲間として尊敬していることを感じました。

理想を追い求める青臭くささのどこが悪い?「よい子」でどこが悪い? アメリカの価値観の強さ、健全さに学ぶ点、思い起こす点が今の日本政府や日本人には多々あると思います。私たちもこの間まで同じような強さや健全さを持っていたのですし、今もそれらを表に出したくてしょうがないのですから。

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[]マクドゥーガル報告書と国際法


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【増補新装2000年版】戦時・性暴力をどう裁くか 国連マクドゥーガル報告全訳

  2000年 凱風社、VAWW-NET Japan[編訳]松井やより前田朗 [解説]


本書の「まえがき」で、故松井やよりは次のように述べている。

慰安婦」制度は五つの国際犯罪であり、実行者、責任者、共犯者を裁く

 では、強かん性奴隷制など性暴力は国際法から見てどのような犯罪にあたるのか、報告書は関連条約をもとに、人道に対する罪、奴隷制、ジェノサイド、拷問、戦争犯罪の五つの国際犯罪であると、関連のいくつもの条約をもとに判定している。そのなかで戦争犯罪は、国内、国際両方の武力紛争下の犯罪を含み、それ以外の四つの犯罪は戦時だけでなく、平時でも犯罪だとしている。また、人道に対する罪、奴隷制、ジェノサイドと、ある種の戦争犯罪と拷問は、いかなる場合でも、つまり法律があろうがなかろうが禁止されるべきユス・コーゲンス(強行規範)の犯罪であると見ている。(上掲書、7〜8頁、強調は引用者による)

 *「まえがき」、目次、および「あとがき」は凱風社のHP上で読むことができる。 LINK


同書では、また、ゲイ・マクドゥーガル氏が依拠した関連条約を、解説者の前田朗氏が一覧にしている(上掲書、122頁)。それをもとに、条約に関する情報などを加えて、以下のように一覧にまとめてみた。なお、この一覧は随時加筆、修正などしていきます。情報やご指摘、ご意見などお寄せいただけると有難いです。


(つづきはこちら