今日の前置き

みほんし!

  • 今日から秋葉原電気外祭り2がはじまってるみたいですね。時間的にコミケより遅くまでやってるから、最終日は参加できる……かなぁ。微妙なところ。参加したよーってな方は、どんな様子だったか教えていただけると幸い。けっこう期待しているんですよねぇ。コミケ企業ブースの混雑の決定的解消に繋がるとは思いませんが、コミケ以外のイベント選択肢が増えるのはいいかなと。
  • さてコミケのほう。緑陽社から「Radiant」の見本誌が届きまして、今回は乱丁などは無さそうで一安心。(カラーページを差し込んでいる構成なので乱丁リスクが高いのです) カラーページがちょお綺麗でおくにがわからなくなるかと思った。下に再度の告知記事を上げましたので、三日目に参加される方はぜひ弊サークル・NH3(西こ-22b)まで。前回と同じく300部ほど刷っていますから、完売は有り得ないと思います。大手サークル・企業ブースを攻めた後にでものんびりお越しくださいませ。

 サークル"NH3" C77新刊「Radiant」のはなし。

 サークルの公式サイトはこちら。今回もいつも通り考察のようなものを担当しました。タイトルは「Radiant Seasons」、いつもと違うのは挿絵があるってことですね。佐伯トウマさん@宇宙色の。のご協力により、フルカラーの挿絵がばっちり入っております。正直なところ、あいかわらずな自分の文章はともかくとして、これらの素晴らしい絵だけでも見ていただきたいと思います。以下の画像は一部を切り取ったサンプルなので、全体を見たい方は「Radiant」をお求めください。


夏:絵里香と彩花

二人の力で切り捨てたものを、二人の力で復興する。

 絵里香については少し長めに。現状の『Garden』の柱となる物語として定義しています。プロセスを重視した物語をちぐはぐに語って、一つ一つに価値を見出せれば。家族という意味、絵からも伝わるかと思います。


秋:桜子と愛

風化する記憶を振り切った彼の両手は、もう繋ぎ換えられてしまった。

 桜子と愛ちゃんは似ているのではないか、と思ったりします。作中ではあまり接点のない二人になってしまっていますが、桜子が安寧を得ることができれば、きっとこのような風景が見られるのではないでしょうか。理解による解決ではなく、何も心配がない世界へ。


冬:小夜とあざみ

これは彼女の物語だったのか、それとも彼の物語だったのか。

 小夜は涼にとって究極の救いかもしれない、というお話。絵里香のように言葉を拠りどころにできない関係から何を読み取るかは、たいへん語り甲斐のあるところだと思います。どんな悪意の解釈も、あの笑顔には勝てそうにありませんが。


小雪さんゲストイラスト
 で、本当はこの後に瑠璃のパートが入るはずだったのですが……語られていない物語について語るのは不可能ですから、次回まで持ち越しとなりました。その他コンテンツとしてふぁなさん@Fana's Friends Houseの漫画パートやうぃんぐさん@てきとうなもののSSなどをお楽しみいただければ。本来なら表紙に使えるほどハイクオリティな小雪さん@ワカランの超絶可愛いあざみん&SDキャラでオールスターなフルカラーイラストがあるので充分補って余りある、と思います。


 サークル"NH3"はコミックマーケット77三日目(12/31)、西こ-22bに配置されております。既刊のワンコとリリー本「TOKOLOGY」も持ち込みます。コピー誌は……あるかもしれないし、ないかもしれません。閉会までスペースは畳みませんから、ゆっくりと訪ねてやってください。