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2006-08-07 「のび太の胸中」

[]リヒタ面の謎。

先に書いた記事が、あまりにも拙い文章だったので書き直す。どうもこの件、自分の中でも扱いにくい話のようである。好きな番組だからだろう。しかし書きたい。なんだ、この葛藤。ぐにぐに(二つの感情が戦っている音)。そんなわけで以下、書き直し文章デス。

普通のドキュメンタリーなら、ある程度の隠蔽工作やヤラセはあって然るべきだと、僕は思う。事実を伝える報道番組ではなく、個人の意思が積極的に前に出るドキュメンタリーでは、脚色を加えることも“演出”と考えられるからだ。しかし、このドキュメンタリーでの演出を嫌う人も少なくない。そういう“偽物”を嫌うということなのだろう。でも、この演出がなければ、きっとドキュメンタリーはずっと面白くない……と、この話は森達也氏の著書でも読んでケレ。

で、今回の件。ゲームセンターCX内「有野の挑戦」で放送されていた『ソロモンの鍵』でヤラセがあったのではないか、という話なのだが……どうだろうか。もしも本当にヤラセで、あの完全攻略は他人の手によるものなのであれば、これは実に宜しくない。一応、この番組は“バラエティ番組”であるが、その見せかたはむしろドキュメンタリーに近い。そして、このタイプのヤラセは、僕はドキュメンタリーとしてはアウトだと思うのだ。少なくとも、過去のユーザーに対する裏切りであると僕は思う。ただ、それはこの番組があくまでもヤラセを行った、という場合である。

過去、このコーナーでの有野氏のプレーは実に細かいことが分かっている。それでいて欲望には忠実で、後のことを考えないでアイテムを取りに行くこともある。そのことを思うと、偶然にもアイテムを獲得し続けた結果、スムーズに最終面に辿り着いてしまったのではないか、という小さな可能性も否定できないと思うのだ。……とはいえ、アイテムを取らなくては攻略できないという事実を番組が隠していたことには変わりない(これで番組が知らなかった、というオチだったら、とんだお笑い種だなァ)。

リンク先の文章にも書かれているように、この番組自体は非常に面白い番組なのである。それゆえに、こういうカタチの演出が露見されてしまったことは、残念で仕方がない。今後は、こういう話が出ないようにしてもらいたいものだが……どうなんですかね、実際。むー。

OzOz 2006/08/22 00:05 雑誌のコンティニューにゲームセンターCXの製作現場取材が載っていましたよ。それによれば、プレーは間違いなく有野氏本人だが、有野氏がプレーする前にADが必ずクリアしていて、操作方法を誤解していたり、必須アイテムの取り忘れがあったり、全くおかしな事で(勘違いなど)はまってしまったりした場合は、アドバイスしているそうです。
有野氏は攻略本などは(ソロモンの回では)見られませんが、事前にクリアをしているADは様々な情報を使っていると思うので、事実上は有野氏も正しい情報源を持っていることになりますね。だからこそ、コンティニュー(死んだステージから復活)の方法を教えたり、番組内でもできていますし。
ちなみに、ADの事前プレイはクリアが義務で、徹夜も当たり前の過酷さだそうです。

菅家@菅家@ 2006/08/22 10:43 まあ、雑誌が事実を全て伝えるわけでもなし……って、ちょっと卑屈な僕がいますよ(笑) いや、ここは有野課長を信じますけども。しかし、その隠しアイテムについての説明を端折るのは、なんだかなぁー、という気持ちは消えないワケで。番組構成上、端折っちゃったのかしらん。んー……やっぱり、なんか自分の中でシコリが残ります。むー。

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