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2007-02-18

[]R-1ぐらんぷり2007・感想

総合順位などが書かれているので、御注意。

一昨年のほっしゃん。を彷彿とさせる、大喜利要素で満ち溢れているコント。最後のオチの上手さが、芸歴の長さを感じさせる。しっかり笑わせられるネタだったと思う……が、やはり一発目は厳しかった。順番によっては、もっと評価されたのではないだろうか。勿体無い。

外国人落語家ヨギータの落語……というか、漫談コント。下らないことを言って、その後の一言で取り返すというスベリ芸に、ところどころセンスを感じさせる言葉を突っ込むという変則型。ヨギータというキャラクターの完成度も高く、終盤のショート落語もアンガールズっぽくて良かった。上着を踏んづけていたのは気になったが。もしもなだぎがいなかったら、圧倒的に優勝していた。

  • 大輪教授『数学の授業』(八位)

爆笑オンエアバトルでも披露していた、数学の授業スタイルの漫談。足し算・割り算・掛け算で客を引き込もうとしたまでは良かったが、それから後のネタを急ぎすぎていた。おそらく、緊張していたのだろう。実力が完全に出し切れていなかった。正直、自爆。無残やな、兜の下のキリギリス。

  • 友近『ピザの注文』(五位)

ピザ屋で注文をとるオッサンのコント。大輪教授の後だからなのか、実にリラックスしてネタを披露していたように見えた。ネタ自体も、過去二回のネタ*1の中で最も笑いを取れていたように思え、今回は本気で優勝を狙っていたのではないだろうか。観客も笑いどころでしっかりと笑っており、上出来。

  • ウメ『悪モノ』(七位)

毎度おなじみ「紙コント」。初見ではなかったためか、あまり笑えず……いや、観覧客もあまり引き込まれていなかった。どうも、ここも大輪教授と同様に緊張していたように思う。ネタの主体は紙であるため、極端にウケないというようなことはなかったが、実際よりも三割ほど面白味に欠けていたようだ。一部では優勝の可能性もあると言われたが、残念。

修学旅行の朝に、身体中に落書きをされていた教師のコント。なんとなく、昨年の岸学を彷彿とさせた。そういえばあれも、頼りない教師の生徒に対する説教コントだったか。以前に同じネタを観たことがあるが、ちょっと教師のキャラクターが変わっていた。そこそこに面白く、優勝は無いがスベることもないコント、という感じ。

正月の爆笑ヒットパレードで観たネタ。徹底的にイニシャルトークで授業を進める先生のコント。初見ではないためか、あまり面白いと感じられなかった。ただ、それでも「Tッポウ」というフレーズには笑ってしまった。ここはやはり、ネタの作りかたが上手い。

  • なだぎ武『ディラン、オーディションへ行く』(優勝)

これは卑怯だなー。客は完全に受け入れ態勢だったし、それに答えるようにディランも非常に良いボケをかましていた。やはり客次第だな、などと思ってしまった。いや、客を引き込むだけの手腕を、なだぎ氏が持っていたことは間違いないのだが。他の出演者と比べて、圧倒的だった。感服。

  • 総評

やはり、そろそろ出演者に規制をかけたほうが良いのではないだろうか。ピン芸人でなくても、とにかく面白かったら出場できるというスタイルでは、どうしても芸歴を重ねている芸人に有利になってしまう。事実、この三年間の優勝者は芸を重ねている芸人ばかりで、やや食傷気味。なんとなくだが、売れ残った芸人たちのリサイクルのための大会みたいになっていないだろうか。まあ、面白ければ別に良いじゃないかと言えば、別に良いのだが。ただ、個人的にはバカリズムか友近でした……ハイ。ところで、オープニングムービーを見て思ったのだが、R-1ぐらんぷりは公式ガイドブック的なモノを作らないのだろうか。そろそろ発売されても良いと思うのだが……これはM-1に対しても思うのだけど、出さないのかなあ。

*1:2005年に『ソーセージの販売員』、2006年に『新体操の先輩』を披露している

はしもはしも 2007/02/20 23:38 コメントつけるのは「はじめまして」。
以前からちょこちょこ読ませて頂いてました。

土肥さんの順番の件、私も本当にそう思います。
もし順番が逆だったら、優勝とまではいかなくても
印象の残り方がもうちょっと違ったかもな、と。

菅家@菅家@ 2007/02/21 01:06 はじめますて。土肥さんのネタは、なんというか一発目ではないですよね。なんか、爆笑オンエアバトルの第4回チャンピオン大会で一発目がペナルティだった、みたいな…分かりにくい? こりゃまた失礼。

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