2007-05-31
■[読書感想]世界の裏では『銭』が回るッ!
- 作者: 鈴木みそ
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2006/06/26
- メディア: コミック
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このところ、アチコチで騒がれている「声優が枕営業やってたんじゃないか」の件があまりにもフィットしていたので、ここでちょっくら紹介してみることにする。……おっと、その前に。……読もう!コミックビーム! ……いや、コミックビーム系の本はこういう感じに紹介したいなあ、と思っているので。……まあ、思い付きですけどね。ちなみに、ちょっと前に槍沢さんが紹介していた『放浪息子』もコミックビームね。まったく関係ないけど。さて、この『銭』という漫画はですね、文字通り特定の業界における銭の巡りをコミカルかつドラマチックに描いた漫画であります。過去に漫画雑誌・アニメーター・コンビニ・ゲームセンター・同人誌・カフェ・ペットなどをテーマにした作品を書いております。個人的には、コミックビーム連載作品の中で最も大人向けな内容の漫画だと思っております。で、今回紹介するのは第四巻……主に“声優”をテーマにしているのですが、これが実に今回の件にピッタリの内容でして。とりあえず、作中キャラクターによる“声優”の解説をどうぞ。
「声優はざっくり日本で1万人くらいいる。ただそれだけで食ってるプロは少ない。200人から300人くらいじゃないかと。しかしなりたい奴はぎょうさんおって、専門学校に毎年何千人も入学してくる。(ここで「ほとんどは遊んでるだけなんでしょ?」という問い)うむ、夏休み前に半分になる。1年から2年で絞り込まれて最終的には…養成所に残る人間が数百人(略)その中でさらに能力があると認められた人間が、10人にひとりとかふたりとか。見習いとして仕事をさせてもらう」
そんなシビアな声優の世界において、少しでも売れるチャンスを掴むためにはどうすれば良いのか。このエピソードには、二種類の声優が登場する。一人は、実力はあるのだけれども、なかなかチャンスを掴めない声優。そして、もう一人が自分の実力の無さを知っているために……プロデューサーに対する枕営業を試みる。さて、二人の声優の未来や如何に! ……ここからは、実際に単行本をお読み下さい。最後に、一連の件に対する一言としてピッタリのものを作中より見つけたので、それを引用して終わりたいと思います。第五巻まで、好評発売中!
「商品に手をつけるような人間は、プロデューサーとして長くやっていけません!」
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*1:妄想らしいので、信じないように