安倍のWWⅡ反省の仕方:審議捨て街に出よう

(1) 安倍のWWⅡ反省の仕方
(2) 審議捨て街に出よう、野党は抗議する若者と語り合う
(3) 環球時報の社説
※敬称略 ◆は参照報道、①〜はその要点


………(1) 安倍のWWⅡ反省の仕方………

「米国と敵対したから、中国にも負けたことにされたしまった。今度は米国との軍事同盟で中国を打ち負かす」

その米国は?
安倍は傍流のネオコンとジャパンハンドラ―ズ(日本を掌で弄ぶ連中)としか付き合っていない。米国政府は相手にしていない。米軍の肩代わりをしてくれるのなら、米軍予算を削減でき、米国人の血もながれなくなるからありがたい。どうぞよろしくね、で終わり。

谷内正太郎がワシントンに行き、集団的自衛権を行使する具体例を教えてくれとせがんだが、米国政府は無回答だった。安倍が勝手に判断して、米軍の代わりを担ってくれたら、それを見て米軍は体よく手を引くということ。

米軍が具体例を教えてくれないから、安倍側は仕方なく、北朝鮮を持ち出し、韓国と戦争になったら、米海軍が何万人もの在韓日本人を日本に運んでくれるが、それを北朝鮮が襲うだろうから、自衛艦が邦人輸送する米艦の護衛しなけりゃならんと国会で述べ、即日、韓国と米軍から否定された。

韓国政府「勝手に朝鮮半島の海域に入らせない」。米軍「日本人を護衛して輸送する義務も暇もない。日本が勝手に救助と護送をすべきだ」と即日の反応だった。

そのあと安倍はいい加減な抽象的事例を羅列したが、ますます不明瞭化。それで安倍はホルムズ海峡の機雷掃海をエネルギー枯渇による「国家存亡危機事態」の為と言い出した。同海峡をイランが封鎖することは絶対にありえないことは軍事的な常識。

米国がイランと歴史的な和解をしている最中に安倍が日本の国会で(イランによる)ホルムズ海峡機雷封鎖を具体例として挙げたことは米国務省を不愉快にさせ、イランは阿保らしいと大笑いするだけだった。では安倍はなぜホルムズ海峡機雷掃海を思いついたのか?

出所はアーミテージという戦争屋のレポートにホルムズ海峡機雷掃海を自衛隊にやらせたらよいと書いてあるからだ。アーミテージは戦争屋だが大変な調査マニアでもある。彼が米軍に間接的に教えていることなのだろう。

例えばこうである;ホルムズ海峡はイランの生命線であるからここを機雷封鎖すればイランの原油輸出も生活必需品の輸入も全てが止まり、半年で破綻する。いやなに、海峡を全面封鎖する必要などない。海峡の北半分イラン側の港湾を封鎖すればいいのだ。

実際の事件として、米艦がミサイルでイラン旅客機を撃墜した場所である。おなじホルムズ海峡のイラン沿岸に米国ミサイル駆逐艦が遊弋し、イランからドバイに向けて飛び立った旅客機を撃墜したのだ。イランは領海ぎりぎりを遊弋する米艦を追い掛け回す事件が多発した。

アーミテージはそこに目を付けた。ホルムズ海峡の北側のイラン沿岸の港湾を機雷封鎖すれば、米艦は悠々とイラン領海内に侵入でき、イランの軍事基地を直接威圧できると。そんな話を安倍は「イランが機雷封鎖」に架け替えた。だが実際は米軍の代わりに海自がイラン港湾を機雷封鎖することなのだ。

後方支援であり非戦場など真っ赤な嘘なのだ。最前線での戦闘行為であり、非戦場を戦場化する軍事行動なのだ。安倍の虚言癖の極め付けの一つだろう。その後米軍からは一度も賛意など届かない。そんな賛意を発しようものなら、イランとの和解交渉の13年間の努力が一瞬にして吹き飛ぶからだ。

米軍は全く具体例を示さない。拠り所は悪名高いアーミテージレポートだけ。ついに安倍は「総合的判断」を持ち出したが、言葉じりに過ぎず、「総合的判断」のために必要な事柄を法律で整備するのだから、結局安倍の「総合的判断」とは、安倍側が米軍に話を持ちかけ、米軍が賛成してくれたらとなる。

安保法案は違憲であるだけでなく、法律の態をなしていない。作成した外務官僚の頭の悪さ、不勉強が行間からあふれ出てくる。かれらの心性は産経的ネットウヨのレベルなのだろう。(大学も全員中退だし、、冗談)

国会で審議すればするほど、野党も市民も、安保法制の違憲性と戦争の危険性が明確になり、賛成など正常な神経のひとなら不可能になった。さらには腕力に物を言わせて暴力的に押さえつける権力者の存在と彼らの陰湿さ執拗さに、国民の嫌悪感が蔓延したといえる。

摩擦や確執を極端に嫌う若者と言われてきたが、彼ら彼女らが何万人も国会を取り巻き抗議集会をし始めた。安倍一族に対する嫌悪感がなければこうはならないだろう。

◆「防衛協力の指針を反映」 安保法案可決、米は歓迎(テレ朝)
http://5.tvasahi.jp/000054827?a=news&b=ni
良心の呵責に苦しめられても嘘を言わねばならぬこの報道官の顔

………(2) 審議捨て街に出よう、野党は抗議する若者と語り合う………

野党は院外闘争、参院は一切審議拒否で良い。安倍の出す法案には審議価値が無い。野党は街頭に出る。市民の抗議集会やデモや座り込みに参加し、語り合うこと。大阪維新と大阪公明(創価)は彼らの良心の有無を街頭で問い詰めるべきだ。静かに穏やかに「なぜ戦争したいのですか?」

国会前には連日1万人を超す人たちが抗議している。若者や女性が主役になった。昨夜は10万人。全ては自発的に抗議参加した人たちだ。野党はその中で生き、自分たちの有様を見直すべきだ。

首相官邸、内閣、国会、五輪利権族、NHKに朝日経営者に、タカタに、東芝に・・・この国には手段を選ばない強欲な自己中心者が満ち溢れ、仁義なき悪質な攻撃で利権を貪ろうとしている。一人の権力者の問題ではない。そのような人間にあらざる者が権力を握る社会のありかたが問われている。

東芝「不適切な会計処理」は「経営トップの圧力」か (テレ朝)
http://5.tvasahi.jp/000054832?a=news&b=ne


………(3) 環球時報の社説………

◆社评:安倍被自己的“理想”灌醉了(環球時報
http://opinion.huanqiu.com/editorial/2015-07/7015110.html
◆安保関連法案が採決、夢に酔いしれる安倍氏(環球時報/中国網)
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2015-07/16/content_36075801.htm
自民党公明党は安保法案=いわゆる、日本戦争国家化法、を衆院強行採決した。野党は全て抗議の欠席をおこない、単独強行採決によって、日本を戦後70年間平和と繁栄を支えてきて平和憲法を破壊した。最終的成立は参院の議決になるが、自民党公明党過半数を占めており、成立は決定的だ。

BBCはこの暴挙を「日本の専守防衛を根底から覆し、戦争国家へと変身する第一歩を完成させた」と論評した。

③安倍政権が強行しようとしている戦争法案(安保法案)は、ほとんどの知識人の何万人もが「違憲である」「戦争法案だ」と排斥し、市民の支持率も劇的に下落するなかで、時を争うように採決を強行した。

④自民と公明はファシストであることを実証した。欧米でもありえない事態が今日本列島に起きている。

⑤人民の反対と、法学者の全面的反対という事態が110時間の国会審議で日本列島に醸成されたが、安倍はこれに焦って逃げ込もうとしているようだ。安倍の本心は、その上辺だけの平和主義の欺瞞性を、今や普通の市民でも見抜けるほどの露骨さを隠さない。その市民に対する態度こそが安倍の意志だ。

⑥安倍が自衛隊を「普通の国家の」「戦争する軍隊」に豹変させる本心は•••日本防衛省は仮想敵国が中国であることを隠さないが、安倍は仮想どころか、外交で、だめなら軍事で、それでもだめなら局地戦争で「敵国中国軍を殲滅したい」という本心を隠さない。だがそのリスクは耐え難いほどの無限大だ。

➆安倍の軍国主義が勝手気儘に中国を蹂躙することを許さない。中国は(通常兵器でも核兵器でも)安倍による侵略に対して致命的な打撃を加える能力を保有している。それに加えて、戦後のアジアの構造は堅固で、安倍の軍国主義が再びアジアを席巻することは100%有り得ない。

⑧日本の主権を制限しているのは中国ではない、米国が日本の主権を制約し米国の意志の遂行を日本に命じているのだ。安倍など日本右翼は“仇華”(中国を仇討)しなければならぬというコンプレックスの呪縛の愚かさを認識し解き放つ努力をすべきだ。そうしないなら彼らはアジアで生き残れない。

⑨良くも悪しくも、ワシントンの外交経験は東京のそれよりも遥かに大きい。自衛隊が太平洋艦隊の司令官になることは有り得ない、永遠に副司令官として絶対服従の関係を続けるというのか?それでも民族主義右翼と言い張れるのか?

⑩だが安倍はもうすこし狡猾らしい。絶態服従の副司令官に任命されて嬉々としながら、その眼の中にはしたたかな魂胆が潜んでいる。「隙あれば、米軍を従僕に使いこなしてやろう」と。

⑪戦前日本と同様に安倍日本が急速なる軍備拡張を成し遂げ、もって周辺国を侵略的威嚇(先制攻撃能力の高さを誇示して威嚇)する衝動に負けたとしても、中国はいつでも跳ね返す能力と体制と士気を保有している。

中華民族は長い歴史を持っている。その潜在力と忍耐力とは日本の軍国主義を跳ね返すに十分である。戦前は異民族征服王朝の長い支配に苛まれた末に日欧帝国主義に侵略されたが、それでも中華人民は最後に跳ね返した。そして現在の中国は異民族支配王朝ではなく、人民の政府なのだ。

⑬安倍の安保法は日本を引き裂いている。安全保障ではなく戦争のリスクを発生させる法律なのだ。日本国内に安保リスクを発生させ、社会を分断することが安倍の戦略だ。それはもちろん大いなる過ちである。おそらく日本の歴史に最大の汚点の一つとして記録されるだろう。

⑭日本の影響力は絶えず沈下している。その原因は軍事力とその行使が不完全だからではない。政治が絶えず嫉妬深い歪んだ判断を繰り返し、周辺国を挑発してやむことが無く、それに失敗したら、米軍に仇討を懇請しながら絶対服従を誓うことに、日本の影響力が低下し続ける原因がある。

⑮アジアで日本政府は表面的には消失している。だが蔭ではなにやら蠢いている。米軍は同盟国としてではなく、単なる「銃」として安倍日本を使っている。にもかかわらず安倍は「もうこれで大丈夫、中国を見返してやれる」とうのぼれ、そんな自分をひとかどの人物であると悦に入っている。

⑯新安保法は9月に成立するでしょう。しかしその法律が日本に対してどれだけ役に立つのか、日本エリート層にも皆目見当がつかない。

⑰安倍は嫉妬に駆られてこの賭け事をした。そして彼は自分を“理想的人物”だと悦に入り、酔いしれている。重要なことは、日本の議会制民主主義が安倍をして“多数意見を無視するだけでなく排除できる”という最高度の権力高潮劇を演じる主役に押し上げたという重い歴史事実である。

◆China warns Japan over laws to allow its troops to fight abroad(ガーディアン)
http://www.theguardian.com/world/2015/jul/16/china-warns-japan-over-laws-to-allow-its-troops-to-fight-abroad?CMP=twt_gu
①この記事は安保法案の内容や審議経過を淡々と述べている。
•117時間の審議を経て、憲法学者の大部分が違憲であると声明し、国民の過半数が反対し、賛成の倍以上になった。その差は時間と共に開き安倍内閣支持率も激減した。
安倍内閣は審議を打ち切れば、忘れやすい日本国民の反対や内閣不支持もやがてもとに戻ると言った。
安倍内閣には公明党を加えると衆院の2/3の議席があり、法案制定は決定的である。
•問題はこの法案が違憲であることだ。衆院で2/3の議席を持ったら、憲法改正をせずに憲法を好きなように解釈変更して、関連法律も採決強行できるという日本国憲法の盲点が見事に突かれてしまった。
•その結果、少なくとも直接的な国土侵略以外における非武装・不戦を規定する憲法9条は「無かった」ことにされ、自衛隊は米軍や豪州軍と世界のどこででも戦闘行動に入る権利と義務を手にしたことになる。
・外国への派兵は3条件を「総合的に判断」してと安倍は言うが、どれも曖昧で抽象的であり、安倍から出された具体的事例の全ては現実にありえないものばかりだった。皮肉なことにその説明は、何かが隠されていると人々を思わせるに十分な状況証拠となった。
•安倍政権は日本から遠く離れた南中国海での領土紛争に介入したがっている。同様の紛争を持つ東中国海の中国軍を南中国海に分散させる作戦とも言えるが、これは自衛隊の戦力を極度に分散させ、フィリピンやベトナムの政情を不安定にさせるだろう。
日本テレビによる最新の世論調査では、59%が安保法案に反対、賛成は24%しかなかった。安倍内閣支持率も政権誕生時の半分に下がった。

②この記事の主文は、中国政府の強い反発の紹介にある。
中国政府は安倍政権に警告した;
•安保法案はアジアの信頼関係と安定に重大なる悪影響を与える
•日本の防衛白書は中国を仮想敵国と明記しており、その安倍政権による安保法案は中国を日本単独ではなく米軍や豪州軍を巻き込んで戦闘する目的、厳密にはその可能性で中国を抑止する目的である。
•中国は80年前の中国ではない。安倍日本による如何なる挑発にも屈しない。日本からの攻撃を押し返す力が中国にはあることを知るべきだ。

◆日本の新安保法は歴史の恥になる(人民日報)
http://j.people.com.cn/n/2015/0716/c94474-8921492.html
①安倍首相は民意に従いたくないが、民意の爆発を恐れてもいる。「数十年後に再考を」と国民をごまかすのは、圧力を緩和して政権期を乗り切るためであり、何年も後に国民が本当に考えを変えるかどうかは重要ではない。

②新安保法は世界のためではなく、米国のためだ。日本は同盟で一層の責任を担い、米国の推し進める「アジア太平洋リバランス」戦略の必要を満たそうとしている。他国の懸念に配慮するか否か、地域の安定に寄与するか否かは日本の考慮の範疇にない。

③現代の潮流にそぐわない。今後は世界の多極化、経済のグローバル化、文化の多様化、社会の情報化が引き続き進行し、世界各国は利益がより融合した運命共同体となる。冷戦思考に基づく日本のこうした行動方法は時代の基調と相容れず、どうして歴史の賛同を得られようか?

④歴史に向き合わず、教訓を汲み取ることを拒否し、ほしいままに勝手な事をしては歴史の恥となるだけだ。

◆安保法制、輿論の戦いが泥沼化(中国網)
http://japanese.china.org.cn/jp/txt/2015-07/16/content_36075727.htm
安倍内閣の不支持率が上昇を続け、初めて支持率を上回った。この強い批判と反対の声に対して、安倍首相はなぜ国民の支持を失うリスクを犯し、同法案の「関門」をがむしゃらに突破しようとするのだろうか?

歴史学者明治大学教授の山田朗
安倍政権は意図的に隣国との関係を悪化させ、多くの日本人に危機感を抱かせることで、日本は軍事力を強化しなければならないという説に同意させようとしている。

③安倍首相は「実力主義」の信奉者であり、戦前の日本、「政治の実力」の行使を理想としている。安倍首相はこれを実現するため、過去の歴史の修正に着手し、戦後から現在に至る日本とは異なる日本を作ろうとしている。

教科書検定基準から、隣国を刺激しない「近隣諸国条項」を取り消し、宮沢談話を放棄した。さらに河野談話の見直しを名義とし、慰安婦の強制性という史実を否定した。安倍首相はさらに新たな談話を発表することで、村山談話の「侵略」、「植民地支配」といった中心的な表現を抹殺した。

⑤市民団体が大規模な抗議集会、デモ行進、座り込みによって、「ノー」を突きつけている。多くの有名な学者と各界の著名人も、現政権から圧力を受けるリスクを犯しながら正義の声をあげ、平和憲法を守り、民意を無視する政府の行為を批判している。

・アニメ界の巨匠、宮崎駿
安倍首相は改憲によって歴史に名を留めようとしているのだろうが、愚劣だ。
・代表的な憲法学者樋口陽一
安保関連法案は『三重の侮辱』(内閣法制局が苦心して築いてきた政府見解を覆したのは国会審議への侮辱/砂川判決を持ち出すのは判例への侮辱/首相のポツダム宣言への理解のなさは歴史への侮辱)だ。
・慶応大学名誉教授の小林節
安倍首相の性格ならば、何が何でも強行採決しようとするはずだ。日本国民はこれに対して法案への抵抗を続ける。政府と民間の激しい輿論の戦いが、次の選挙まで続くことになる。

◆東南アジアの学者らが安倍首相に歴史の直視を要求(CRI北京放送)
http://japanese.cri.cn/2021/2015/07/16/301s239424.htm
インドネシアシンガポール、マレーシアの学者らがこのほど日本の安倍晋三首相に宛てた書簡の内容を公開しました。

②「我々は日本の平和憲法の改正に強く反対する。これは日本軍国主義を復活させようとする卑劣な手段だからだ。我々は日本が軍隊や戦艦、戦闘機を拡充し海外へ見せびらかし、アジア各地域の平和と安定を脅かすことに強く反対する」。

③「70数年前に、日本軍がアジア各国を侵略し、罪のない人々を残酷に殺害し、石油採掘や空港建設に強制連行し、若い女性を慰安婦にさせ、心身ともに大きな被害を与えた。その多くは結婚も出産もできずに生涯苦しみに耐えてきた。にも関わらず、日本政府はその損害賠償に全く積極的に対応しない」。

④「日本はドイツに学び、歴史の真実に正面から向き合い、アジアの人々に対し犯した罪を反省し、真摯に謝罪しなければならない」。

◆韓国政府「日本の安保法制、韓半島に影響なら同意なく容認できない」(中央日報
http://japanese.joins.com/article/250/203250.html?servcode=A00§code=A10
①韓国政府は16日、日本政府の安保法制通過に関連し、「韓半島朝鮮半島)の安保、そして我々の国益に影響を及ぼすことになるような事項は韓国側の要請、または同意がない限り容認できないというのが我々の一貫した確固たる立場」だと声明。

この声明は二度目である。一度目は安倍が国会で韓半島不安定化時に在韓邦人を日本に輸送する米軍艦の護衛を自衛隊が行う例を集団的自衛権行使の正当化に使ったとき。

◆菲政党请愿阻止菲日军演:向日本奴颜卑膝很丢脸(環球時報
http://mil.huanqiu.com/observation/2015-07/7016659.html
①フィリピンの野党が、日本との軍事演習や軍事同盟を目指す共同宣言と覚書の違憲審査請求
②日本との軍事同盟化を進め、日本軍がフィリピンに軍事基地を設けることは、我が国を卑屈にさせ、恥を晒す行為である。

◆菲被曝欲在仁爱礁建直升机平台 修船言论口径不一(環球時報
http://world.huanqiu.com/exclusive/2015-07/7018077.html
①1999年にフィリピンは南中国海の仁愛環礁に老朽軍艦を座礁させた。その後、兵を常駐させ軍事基地にしてきた。だが、座礁させて16年がたち、船底の腐食が進んだため、フィリピン海軍は耐水セメントで座礁船を固定し要塞化した。

②中国は領海侵犯と抗議し、立ち退きを何度も要求したが応じなかった。最近になって、座礁させた要塞にヘリポートを建設しようと計画した。それに抗議するとフィリピン官僚が喚いた「あれは我が国の領土だ」と。

③中国は再度警告する。
菲国は面倒を起こすな。座礁軍艦を直ちに撤去せよ。仁愛環礁の横領を企むな。中国側には領土を保全する確固たる決意がある・・・フィリピン海軍が座礁させた軍艦を中国が強制収容する可能性。

•••仁愛環礁は中国の海警船が巡回し、また菲国海軍の侵入を阻止するために消波ブロックを多数設置している。10名ほど兵士が駐留するが、兵站にはヘリの決死行動が伴っている。軍艦も穴が空き倒壊寸前だ。それでコンクリートと鉄骨で要塞化しようと計画。背後には誰が(安倍?)。