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Active & Proactive Therapy (APT)

2012-04-04

ヨガニドラ

ヨガニドラ、ご存じでしょうか?
深いリラックス法の1つです。

ニドラ=眠り
で、30分のニドラは、
3時間の睡眠に匹敵する、
と言われています。

が、決して眠ってはいけません!

頭はクリア、
身体はリラックス、

が基本です。

インドのアシュラムのトップが、
サティヤナンダ師のお弟子さんから
指導を受けた人だったせいか、
週に数回、ニドラのレッスンがあり、
それ以外にも、空いた時間に、
希望者でCDをかけて行っていました。

日本では受けたことがありませんが、
ネットで調べる限り、
色々アレンジなさってる先生が多い印象です。

一言で言うと、
シャバアーサナ(仰向けで楽な姿勢、掌は上向き)で
軽く目を閉じ、
心の中で決意表明(Sankalpa=resolve)したあと、
インストラクターやCDの誘導に従うだけです。

決意表明とは、例えば、

タバコをやめます。
**試験に合格します。
健康な身体を取り戻します。

などなど、何でもOKです。

誘導は、こんな感じです。

「遠くの音に耳をすませてください」
「近くの音に意識を向けてください」

これらは、そのまま指示に従います。

「右親指、右人差指... 
右ふくらはぎ、右かかと... 」

では、自分の身体のパーツを
頭の中でスキャンします。

呼吸を意識するときは、
数字を27から逆に数えながら(声に出さず)、
27(おなかアップ、おなかダウン)、
26(おなかアップ、おなかダウン)
25(おなかアップ、おなかダウン)
のように1まで続け、途中で間違えたら、
また27に戻って繰り返します。

27(おなかアップ)、26(おなかダウン)、
25(おなかアップ)、24(おなかダウン)...
でもかまいません。
とにかく、数字を逆に数えるのが鍵です。

通訳の訓練にも、
数を逆から数えるというのがありますが、
逆に数えるほうが、普通に数えるより、
注意力と集中力が要求されるため、
「頭はクリア」
を実践しやすいのだと思います。

こういう内容のものを、
20~40分ほど続けるだけですが、
時間とともに、首から下が、
だんだん重〜く感じられるようになり、
なんだか、自分の身体でないような、
不思議な感覚に陥ります。

インドでは詳しい説明がなかったので、
あの感覚が、一体何を意味するのか、
ずっ〜とわからないままでしたが、
ある日、ヨガ友が、チネイザンという
マッサージを1時間ほどしてくれた後、
(かなちゃん、どうもありがとう!)
まったく同じ感覚に陥ったので、
そのとき初めて、

な〜んだ、ニドラの感覚って、
心底リラックスできた時の感覚だったんだ、


とガッテンしたわけです。
アメリカで、Deep Relaxation と
呼ばれているのも、これなら大納得。

たとえば、
2人で組体操をしている時、
相手が、まだ少し力を入れてくれている間は、
さほど重さを感じないのに、
心底脱力されると、
いきなり重くなるじゃないですか。
まさに、あれを自分で行っている感じです。

ちなみに、ニドラを行うことで、
ドーパミン値アップのデータも出ています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=Increased%20dopamine%20tone%20during%20meditation-induced%20change%20of%20consciousness

そのおかげか、睡魔や疲れに負けそうな時、
セルフニドラ(CDや誰かの誘導でなく、自分でイメージ)
を行うと、頭がスッキリして、やる気が回復します。

ヨガニドラは、
米軍兵士のトラウマ治療にも使われているようです。


参考文献: 
Yoga Nidra
Swami Satyananda Saraswati
2009、初版1976


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