スーパー白鳥13号運行記録3

このブログは超ぐうたらワンマン運転士の日常(もはや気が向いたら、という気もw)を書いたブログです。はてなダイアリーで公開していた運行記録2が今年の春になくなるため、新たに作成しました。2005年11月4日…「運行記録2」暫定開業/2005年11月14日…「運行記録2」本格開業/2019年1月13日「運行記録3」移行開業

愛媛FCの粉飾決算について

 2015年Jリーグのホーム開幕戦決定後に、とんでもない超ド級の爆弾がさく裂しました。
 以下ドメサカブログより。


こちら


愛媛FCは16日、平成24年度と平成25年度の決算処理に不適切な会計処理があったことを公式サイト上で報告しました。


[愛媛FC公式]平成24年度および平成25年度の決算処理に関するご報告とお詫び
http://www.ehimefc.com/efc/topics.php?s|id=103051
この度、平成26年10月に退社しました元経理担当者が、決算を黒字化させることを目的に平成24年度および平成25年度の決算において不適切な会計処理を行っていたことが判明いたしました。
サポーターおよびスポンサー・関係する皆様方に大変ご迷惑やご心配をお掛けすることとなり、誠に申し訳なく、心からお詫び申し上げます。
弊社はこの事態を厳粛に受け止め、本件の発生原因について、外部の第三者による追加調査を進め、原因の解明を行ってまいります。



 ということです。
 と言っても、私は話半分でしか聞いていませんがw


 まず私の考える処分について書いておきます。
1 除名処分
2 制裁金2000万円
3 2015J2リーグからの除外(21チーム編成でのリーグ戦開催)
 以上3点の併科


 1については、公益社団法人日本プロサッカーリーグ定款第9条「除名」の規定による。
第9条〔除 名〕
⑴ 会員が次の各号のいずれかに該当するときは、総会において、総社員の半数以上であって、総社員の議決権の4分の3以上の多数による議決を経て、理事長(チェアマン)が除名することができる。
 1 この法人の名誉を傷つけ、またはこの法人の目的に違反する行為があったとき
 今回の件については、黒字化のために「不適切な決算処理」を行ったことが「Jリーグの名誉を傷つけ、Jリーグの目的に違反する行為」と判断される内容になる。
「不適切な決算処理」という文言をしているが、要は粉飾決算であり、上場企業であれば違法行為となる。
 愛媛FCは上場企業でないため違法行為とは言われていないが、株式会社といえどある意味公的企業であり、ましてやtotoなどの賭け事の対象とされているのであるから、粉飾決算自体が名誉を傷つけたりJリーグの目的に違反することに疑問の余地はない。


 2については、Jリーグ規約第3条2項及び第23条1項及び3項違反に伴う、第156条制裁金科料
第3条〔遵守義務〕
⑵ Jリーグ関係者は、第 1 条のJリーグの目的達成を妨げる行為および公序良俗に反する行為を行ってはならない。
第23条〔Jクラブの健全経営〕
⑴ Jクラブは、人件費、運営費その他の経費の設定に際し、健全な財政状態の維持に配慮しなければならず、違反した場合、Jリーグクラブライセンス交付規則によって指導が行われ、または制裁が科され得るほか、理事会は必要な措置を講ずることができ、Jクラブはそれらに従わなければならない。
⑶ Jクラブは、前項の書類に虚偽の記載をしてはならない。
第156条〔第3条第2項違反の制裁金〕
第3条〔遵守義務〕第2項に違反し、刑罰法規に抵触する行為を行った場合の制裁金は次の各号のとおりとする。
3 名誉・財産に対する行為 2,000 万円以下


 ちなみに大宮アルディージャの観客水増しも2000万円の制裁金であったが、今回は事実上の触法行為であり、これ以上の制裁金科料も考えられる。


 3については、除名処分が下れば即刻ということになるが、可能性として2015シーズンの条件付き参加の可能性も言われている。
 だけど現実問題として昇格の可能性のないチームがあることにより、totoでの公平性が失わせることも可能性としてあり、また問題のあるチームをそのまま参戦継続させたことに対して世間からの逆風が強まると思われるので、2015シーズンに参戦させることが必ずしても適切でないと考える。何といってもアギーレ代表監督が元所属チームでの八百長疑惑が取り沙汰されている中、Jリーグ内で八百長疑惑が起こることは好ましいことではない。何しろ特に問題もないJ1ゲームで八百長疑惑が出てくるほど海外では八百長には敏感であるので、あえて混乱の種をまく必要はないと思われる。