2011-08-17
僕が必須と考える『ディレクション能力』とその一番手軽な身につけ方
はてなで営業として働き始めて100日以上経過した。
大した能力のない僕が、どんな力を身につけるべきか、そんなことを考えながら、これまで働いてきた。
そんな僕だが、実は入社二ヶ月目でほたて賞をゲットした。*1
同期の中では早い受賞だったが、表彰され嬉しい反面、僕は苦悩に沈んでいた。
なぜなら、僕の名前はあるが、ほとんど他の先輩のおかげだったからだ。
自分の担当しているプロジェクトの中で、僕に圧倒的に欠けていた自分の力を補ってくれた。
先輩にはあって、自分にはないもの。
それははてなだけでなく、どこの会社でも求められるある一つの力である。
それは、『ディレクション能力』である。
(とドヤ顔で言うものの、ドヤ顔で言うほどではない)
「ディレクション能力」とは
「ディレクション能力」とは、言い換えれば「進行」の力。
つまりあるプロジェクトを進める中で、どう進めれば一番効率よく成果を出せるかを考え、
そして実際その通りに進めていく力。人づてにもよく聞くし、あらゆる本にも書いてあることなので、
言葉だけ聞くと誰でもできそうなに思えるが(実際そう思ってた)
しかしこれほど難しいことはないんじゃないか、とここ3ヶ月間思い続けてきた。
プロジェクト達成の最大効率を出す道筋を出す。これを考えることがまず難しい。
クライアントの満足するものをつくるのは当然だが、社内調整も考慮しなければならない。
毎晩徹夜のデスマーチ、休み返上の過剰労働。メンバーにそんなことをさせるわけには絶対にいかない。
定時までに終えられるように上手くタスク配分し、スケジュールを組んであげる。
そんな完璧な振り分けを新卒のぺーぺーがしなければならないわけですよ。
まあ、それは過去の先輩方の考えを借りる、もしくは盗ませていただくとして、
もっととんでもないのが、その道筋通りにチームを導いていくこと。これが、正直マジ大変。
自分の下の人たちをディレクションするのではなく、
同期はもちろん自分よりも優秀な上司にもタスクを振り分け、最終的なゴールへ導いていく。
下の人であれば大学のサークルみたいに威圧的にコキ使うことはできるけれど(それは得意)、
先輩相手にそんなことやれるはずがない。口調は丁寧に、おねだりするように、上手いことお願いするのだ。
これが一番大変な仕事だったりする。ものすごい気をつかうし。(気を使う=精神力の消費=HPの低下)
できるかといったら、新卒でできるわけがない。(もちろん精一杯やりますが)
ただでさえひとりよがりで集中しだすと周りがまったく見えなくなるような僕だ。一層難しいと言える。
(こんなことを新卒に任せるあたりがベンチャーっぽくてステキなんだけどね。)
しかし「新卒だから」「まだまだ経験が足りませんから」とか言い訳こくのはアホだ。
むしろ「新卒でこんなチャンスもらえるなんてラッキー!」くらいに思ったほうがイイ。
なぜならどの道に進もうとも、必然的に獲得していかなけれならないものだからだ。
プロジェクトの進行は、そのままマネジメントにつながっていく。
小さなプロジェクトの動きは、大きな会社の動きと共通していることばかりだ。
ただ規模が個人からチーム、そして会社へ、そしてゆくゆくは会社となるのある。
プロジェクト達成の最大効率が、企業の売上や成長を高める最大効率に変わるだけだ。
つまりディレクション能力の延長がマネジメント能力になる。
1流のマネジメントを持ち、1流のチーム、企業をつくるには絶対必要な能力といえよう。
専門的なスキルがない自分だからこそ、手に入れるべき否獲得しなければならない能力なのだ。
このディレクション能力ははてなとは関係なく世間で一番求められているものといっても過言ではない。
それを体で知った100日間だった。
手軽な身につけ方 まずは飲み会幹事
ではこういったディレクション能力を鍛えるために、新卒がやるべきことは何か。
飲み会の幹事である。
(とドヤ顔で驚いてみるものの、驚くほどではない)
言われなくともやりそうなことだが、これほど僕みたいに未熟な人間にちょうどいいトレーニングはないと思う。
いかに進行が大変かが分かり、かつそれを身につけることができる機会なのだ。
僕もこれまで何回もやってきて、失敗を繰り返しながら学んでいっている。
人の動きの激しいベンチャーでは歓迎会やら送別会やら多い。
必然的に幹事が問われるわけだ。(それでもはてなは飲みが多い方ではないけれど)
ここでいかにして皆に楽しくお酒を飲んでいただくか、を考える。これは先程いった最大効率である。
そのために雰囲気のいいお店、ちょうどいい価格、当然場所はオフィスに近い場所。
それだけじゃない、帰る際もゲスト(歓迎会だったら歓迎される人)の家の方向まで考えて
場所とりをしなくてはならないし、送別会だったらプレゼントの手配も必要だ。(これも事前の念密な調査が必要)
そう考えると、いかに幹事が進行の力が必要かが分かる。
たかが幹事、されど幹事、である。
新人ではなく、熟練された方も意識して後輩に任せるといいかもしれない。
まとめ
とにかく言いたいのは、ディレクション能力は誰しも必要になる、ということと。
そして何気ない一場面でもディレクション能力が問われ、そして発揮できるケースばかりであるということ。
重要性を認識し、飲み会などの場面を逃さず、意識して積極的に取り組めば、誰でも身につけることができる。
この能力があれば専門スキルをもつひとはなおさら、持たない平凡な人も大きく成長できると思う。
これから僕もがんばりますので、お互いがんばりましょー!
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*1:ほたて賞とは一定期間がある成果を出した人に送られる賞。http://www.hatena.ne.jp/recruit/culture#scallop
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- 19 http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=ディレクション能力 意味&source=web&cd=2&ved=0CCYQFjAB&url=http://d.hatena.ne.jp/Swatz/20110817/1313554180&ei=XOuiToOO




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