#3 「ファースト・デイト」 飯島真理 アルバム「midori」より

#3 「ファースト・デイト」
作詞・作曲:飯島真理 編曲:清水信之


3曲目がバラード。

1曲目2曲目からいい流れでスゥーっとアルバムの世界に入りこみますね。

 

ここ数年で聞くようになった「シティポップ」という名前ですが、この「ファースト・デイト」はそういうシティポップのイメージでしょうか。

この乾いたような爽やかな音。
日本の音楽史でいうと、同じストリングスなどの生楽器を使っても、昭和歌謡、ニューミュージックからさらに雰囲気が次世代の音楽に移っている感じがします。
アメリカのウェストコースト的といいましょうか。

 

#2 「ひとりぼっちが好き」 飯島真理 アルバム「midori」より

#2 「ひとりぼっちが好き」
作詞・作曲:飯島真理 編曲:清水信之


一曲目からのこの流れの良さ!曲のつながり、これは美学です。
スローめな一曲目からアップテンポなこの一曲。
そして歌詞が一曲目は男性目線だったのが、この二曲目は一転ガーリーな歌詞で、またそこが良し。
飯島真理さんの歌声、ストリングスの使い方や各楽器の組み合わせ、音の混ざり合いが見事でうっとり聴き入りますね。ピチカートだったり、マリンバっていうんですか木琴の音の入りとかいいですね~。
バックのミュージシャンが一流ぞろいなのが音で伝わります。

このアルバムを通して、シンセサイザーは使っていても打ち込みぽい音がなくて全て?演奏された音なのが特徴ではないでしょうか。ある意味ではリアル音楽といいましょうか。クラシック音楽をがっつり学ばれている飯島真理さんのバックボーンがあるからでしょうか。

このアルバムだけでなく、以降のレコード会社を移籍してからの飯島さんの作る音楽はバンドサウンドですので、それが飯島さんの求める音楽なのでしょう。以降のアルバムはロックテイストですが。

#1 「僕の魔法」 飯島真理 アルバム「midori」より

飯島真理さんの「midori」を聴いて久しぶりに聴いて・・・他もいいアルバムが多いのですが、この時代を超えた素敵な歌と良質な楽曲とPOPサウンドがなんとすごい一枚だと感動したので、一曲づつ聴いていきたいと思います。

 

アルバム「midori」は1985年3月5日発売の飯島真理さん3枚目のアルバムです。
時代はちょうどレコードからCDに移行していた時代ですね。当時はそれに加えてカセットテープも発売されていましたよね。
プロデュースは清水信之さんで、僕は平松愛理さんのアルバムのイメージばかりで打ち込みサウンドメインの人だと思っていたので、この「midori」のバンドサウンドを意外に思いました。ただどちらも耳に心地いいサウンドは共通ですね。

 

#1 「僕の魔法」
作詞・作曲:飯島真理 編曲:清水信之


レコードを買ってきて針を落としてこの一曲目のボーカルが流れたら感動しますね。この曲は一曲目に最高にふさわしい。
今のサブスクの音楽視聴だとアルバム構成のアート性が無くなっているのは残念ですね。

ビートルズリスペクトな展開、WINGSの音もしますね~豪華な一曲です。
ビートルズファンだからか、こういうローラーコースター展開的な曲が好きです。
あと、この曲を思い浮かべました。


Smokey Robinson & The Miracles - Tears Of A Clown (1967)



この曲好きなのですが、スティービー・ワンダーが曲作りに参加しているんですね、さすがとしか言いようがありません。

くゎっっ!これは!

むちゃいい!

なっきぃやるなぁ。

℃-ute「君の戦法」(2010)

作詞・作曲:つんく 編曲:山崎淳


うむ、これは「もしも…」(2011)に選抜されるはずだわ・・・

 

ハロー!プロジェクトモベキマス「もしも…」
作詞・作曲:つんく 編曲:高橋諭一

 

 

今のハロプロに不足しているものがここにあるような・・。

 

それから「君の戦法」のイントロを聞くとこの曲を思い浮かべる人は多いかも。

ここから取られているという意味ではないです(^^;

 

Harry Nilsson - Everybody's Talkin (1968)

 

アコースティックギターとストリングスがとてもきれいですね。

まりン

今回また「時をかける少女」を3回観ました。
気分は80s

そんなところにYouTube大貫妙子さんがラジオで亡くなった坂本龍一さんを語っている番組があって、若い頃のエピソードが面白かったです。

 

さらにYouTube坂本龍一アレンジで飯島真理さんのこの曲がリコメンドされて懐かしく、ますます気分が80s。

飯島真理「まりン」(1983)
作詞・作曲:飯島真理 編曲:坂本龍一


ただ、その時代を生きていても、インターネットのない生活が感覚として思い出せないんですよね。。

そのうちアメリカのアーミッシュのような、あえてデジタルデバイスを拒否して生活をする人たちが出てもおかしくないですね。

流れて梁静茹

YouTubeを見ていたらビヨンセ夫妻が建築家の安藤忠雄設計の豪邸を購入したという話があって、そこから安藤忠雄の動画を見ました。

話の内容も編集もいいとてもいい動画です。


そしてこの話にも出てくる「水の教会」。

北海道の自然もあり美しいなと思い至り。

さらには梁静茹のMVにも出てきたなあと思い至り。

梁静茹「會呼吸的痛」(2007)


このMVの中の切符に新夕張と書いてあるので、水の教会は夕張のあたりかなと思ったら、そこからずっと東で、夕張と帯広の中間よりちょっと東ぐらいですね。

 

このMV・・・MV撮影という名目の実質は慰安旅行という感じに見えてしまいます(笑)


視点の違いは面白いですね、日本人ならこの絵は撮らないだろうなという札幌の街中のものが外国の人には面白く見えたりするのでしょうね。

北海道はやはり特別ですね。

大自然に埋もれる感じに行くたびに感動します。

それから、札幌に市電があることを知りませんでした。。

「時をかける少女」

大林宣彦監督・原田知世主演の不朽の日本映画「時をかける少女」(1983)が4月26日(金)19:59までの2週間限定無料公開されています!

 


私のオールタイムNo1映画・・・少なくとも30回以上は観ています。

この映画に流れる静かな時間は、小津映画にも通じる日本の美しさだと思っています。すべてが最高です。

 

人によって感想はさまざま違うとは思いますが、少なくとも映画がお好きであれば

must seeです。