2010-08-30
生け花「野分」
生花,Ikebana | |
今年の東京は、8月末となっても、いまだ猛暑去らず、今日も34.8度を記録した。
東京では、今日を入れて今夏の熱帯夜が計47日となり、1994年と並んで過去最多となる模様。
大阪でも、13日連続の猛暑日(気温35度以上)を記録し、観測史上初の偉業(?)を成し遂げた。
つまり、今年の暑さは異常!ということ。
しかし暦の上では、もうすぐ二百十日(にひゃくとおか)。
二百十日は、立春を起算日(第1日目)として210日目のことで、今年は9月1日(うるう年は8月31日)となる。
季節の移り変わりの目安となる「季節点」のひとつで、台風が来て天気が荒れやすい日という俗説がある。
もっともこの時期に台風が多いという事実はない。むしろ、稲の穂が出始める頃で、農事の上で大切な時期にあたるため、注意を喚起する意味があるようだ。
さて、本日の生け花のタイトル「野分(のわき)」は、台風のこと。
すすきをはじめとする秋草の乱れ騒ぐようすに、秋の野を分け入って進む野分をイメージしてもらえると、ありがたいです。
花材
- すすき
- おみなえし
- ケイトウ
- われもこう
- 撫子
- りんどう
花器:カゴ





こんにちは!ごぶさたをしております。
「台風」というと屋根までふっ飛ばされそうなイメージですが、「野分」というと源氏物語の影響のせいかすすきや女郎花や撫子が揺れているのを紫の上が憂えているシーンが浮かんで風流です。
日本の花の名前は響きがいいですよね。
ローマは急に秋風が吹きはじめて夏の終わりの寂寥が漂っています。
ローマは秋風ですか、本気でうらやましいです!
こちらは今日も気温35度くらいありそうな、猛暑日でした。もう、いやです。
「野分」というと、たしかに風流なイメージになりますね。大和言葉は語感が柔らかいのが魅力です。
それにしても昔の台風は、異常気象の続く現代と違って、もっと穏やかだったのではないだろうか、などと思ってしまいます。
コメントありがとうございました!