2011-10-11
生け花「秋:マンサクとコスモス」
生花,Ikebana | |
今日の生け花は自由花ですが、マンサクの枝ぶりが気に入ったので、自然な感じに仕上げてみました。
自由花の場合は、自然を生かして制作する自然調といわれるスタイルと、花材の一部を強調して何か特定の感情や情景等を表現するような非自然調(意匠的表現ともいう)のスタイルがある。
生け花には流派があるので、考え方にはそれぞれ違いがあるかもしれないが、池坊の場合、自然調に仕上げる場合は、太陽や水といった植物が生きていくうえで不可欠なものの存在を意識するようにといわれる。
花は自然の中にある場合、太陽のある上の方を向いていることが多い(ひまわりは別、あとユリが下向きなのは受粉のためらしいけどこれも例外と考えてください)。
意匠的な表現の場合は、花を上向きのまま使わないで、意図的に前へ向けて使うことが多い。これは、鑑賞しているあなたが太陽、というふうに捉えることができる。
それに対して自然調では、もとのままで使う。他のところが自然な感じなのに、花だけ前を向いていると、違和感のある仕上がりになってしまう。
今日の真ん中のコスモスが、そっぽを見ているように見えなくもないのは、そうした事情で、コスモス本来の風情を生かしたため。
花材:
マンサク
コスモス
ノバラ
リンドウ
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