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みつどん曇天日記

2009-01-30 個人的にはカバーをかけるから無問題だけど

それは世界の全てを記述した本

 ※追記あり 01/31

妄想科學日報様経由で知ったのですが、TRPG*1のルルブ(ルールブック)の表紙について、論争がある*2そうです。発端は「雪だるまの呟き」様のコチラ。計35タイトル並べられたルルブがなかなか壮観です。

通常の書店では手に入りにくいから、と勧められホビーショップに向かったとしましょう。

あなたはまだTRPGに染まってはいませんし、『おおきなオトモダチ』でもありません。

漫画位は読みますし、アニメだってみます。

しかし、あなたはいわゆる『一般人』です。

さぁ、TRPG書籍棚の前につきました。

あなたは、そこにある書籍を…特に表紙が通路側を向いているものを…手にとることができるでしょうか?

 TRPGルールブック、特に基本ルールブックの表紙は、購入時のハードルになっていると思うのですよ

 要するに、すっかりスレてしまった我々TRPG仲間ならともかく、御新規さんにこのアニメ萌え絵はキツクね? という主張のようです。 

 「一般人」だった頃は前世ほど隔たりある昔の話ですので正直想像するのも困難ですが、まあ一部思春期の多感な若者が手に取り難い表紙の本はあると思います。その手の問題は昔からありまして、よく引き合いに出されるのはビキニアーマーですがいや全裸もありましたよサプリとかじゃ普通に。手に取りにくい&是が非でも購入したいという変な圧力ってなんだか話がずれてきたようですが、既に指摘されてますがそもそも高価でニッチなルルブをジャケ買いする人がいるのかどうか、疑問ではあります。因みに私は最初に買ったルルブがロードス島戦記リプレイ、去年一年間で買ったルルブは「ガープス・マーシャルアーツ」一冊というツッコミ処の多いTRPG人生を送っているので、そもそも元から発言する資格が無いような気もしますが。

 ルルブとは、マニュアルであると同時に世界の法則を記した魔法の書でもある訳で、それがあんまりチャラチャラしていると雰囲気を壊すと言う主張はある程度理解できます。

 さてこの問題、多くの視点から言及されております。「ブレーキをかけながらアクセルを踏み込む」様のコチラでまとめられておりますが、ジェンダーやセクハラ論ならともかく、その他の立場から論じるなら結局の所、

なんの客観指標もなしに議論可能な話題ではないというのは確かなところ。

と仰る妄想科學日報様の指摘が有効であるでしょう。といっても、そんな指標を提出するのはかなり難しいでしょうが。2種類のカバーを用意して売れ行きを比べる、なんてことができるほど恵まれた業界でもなさそうですし。

 個人的にはむしろ、アニメ絵萌え絵に対して感じる違和感、嫌悪感そのものを、もう少し疑った方が良いと思っています。かつてルナルサーガシリーズを「何か絵がアニメっぽい」と忌避していた私が言って良い台詞じゃありませんが*3、自戒も含めて。元々アニメ萌え絵化は今やジャンルをまたいだ現象で、決定打は例の小畑健版「人間失格」でしょう。で、ぶっちゃけた話、私的にあり得ないんですよ、伊豆の踊子ならともかく。でも売れた。と言うことは、私と感性を大きく違えたターゲット層が存在しているということです。

 純文学に対するイメージがここまで違うなら、アニメ萌え絵を忌避する「私の感覚」も疑ってしかるべきではないか。少なくとも安易に一般化するのは危険でしょう。この辺、ジェネレーションギャップを加味するのは論としては難しい上に筋悪かもですが、いいおっさんになってしまった我々と次代を担うネクストなジェネレーションの方々との感覚の違いは、もう少し考慮した方が良いかもしれません。

 

 

 と言うことで、この前買った中で一番恥ずかしかった本をご紹介します。リプレイですが。※肌色注意。

 表紙も著者もタイトルも恥ずかしいですね。

 内容は、藤澤(ぺらぺらーず)さなえGMイラストレーターセッションと、「デモンパラサイト」原案・監修 北沢(兄貴SW2.0)慶GMクロスオーバーリプレイ。何気に後書きが北沢慶・藤澤さなえ・力造3人のインタビュー対談でお値打ちです。

 イラストレーターセッションは「デーモン・アゲイン!」に次いで2度目。前回「着替えを覗く!」と行動宣告して女性陣に軽く引かれてた緒方剛志(因みに表紙の犯人はコイツ)ですが、今回も良い感じにおっさんです。おっさんと言えば、ぺらぺらーずの時はプレイヤーに散々セクハラ攻撃を受けていた(?)藤澤さなえが開き直って「テーマは全裸!」発言しているところも見所の一つでしょうか(そしてタイトルはコイツの仕業)。しかし、デモンパラサイトのテーマが「全裸」「変身」「焼肉」だったとは思いませんでした。非常に解りやすい説明です。

 個人的には、2本目のジャイアント白田ギガンテス白川がギャル曽根コギャルのナツコに負けて悪魔化を受け入れる話がお薦め。すげえシナリオ。

 前回少々暴走気味に見えた緒方剛志が、デモンパラサイトだと同じ事をしてもストーリーの展開に貢献できてしまう点とか、ゲームの違いが反映していて面白かったです。イラストレーターセッションだとイラストがゴージャスなのもいいですね。どうでも良いですけど83pおそらく槻城ゆう子画伯のイラストだと思うんですが、足長過ぎてヘソがどこにあるか解りません。既にデモニック・フォームしてるということなんでしょうか?


追記 2009/01/31

 ちょっと補足。ウォーロックからの古参ユーザーが違和感、と言うか嫌悪感を抱かなかったら、そっちの方がおかしいとは思うんですよ。最初はむしろ大人の趣味的なイメージもありましたし。テーブルトークを再び大人の手に取りもどそう、という意志がこの論争の片方のモチベーションではないかと思っております。

 同時に、古参ユーザーは全盛期だけでなく暗黒期もくぐり抜けて今に至っているので、アニメ萌え絵が最近のジャンル復興の起爆剤になった側面を無視できない。いまある議論のねじれ、感じるある種のもどかしさは、その辺の状況が関係していると見ました。

 いずれにせよ、参入障壁の話をするなら「我々」の常識を押し付けてもしょうがない――角度や言葉は違え、皆さんが仰っておいでの結論を、私もまた結論にしたいと思います。

*1:略称テーブルトーク。要するにコンピューターの代わりを人間がやるRPGです。

*2:リンク先は「きまぐれTRPGニュース」様

*3:その後改心して、特にリプレイ「月に至る子」編は心の一冊(3冊)となっております。お気に入りはドワーフメイドボクサーのヴェロニテ。

doramaodoramao 2009/01/31 13:13  なつかしいですねぇ〜。
 まだあったんだすね、テーブルトーク。
 こんなになっちゃって・・・いやゴメンナサイ。

 10面体を振っていた記憶がよみがえってきましたよ。

T-3donT-3don 2009/01/31 17:02 doramaoさんいらっしゃいませ。コメントありがとうございます。

>まだあったんだすね、テーブルトーク。

一時存続が危ぶまれていたんですが、最近何とか持ち直したようです。

>こんなになっちゃって・・・

振り返って慮るに、私的にもそれが偽らざる感想です。こんなになっちゃって……

>10面体
いいですよねD10。グラスに入れてインテリアにしたら最高ですよしてませんが。個人的にはスケルトンよりオーソドックスな赤・白2個振りが好みです。

genbgenb 2009/02/01 09:18 友人宅に100面体ダイスがあったことを思い出しました。100用の10面体ダイスじゃなくってホントに100面あるやつです。

アニメ絵でもいいんですが肌の露出をもちっと減らしてくれたほうが買い易いと思います。

プレイしなくなっても面白そうなルールを耳にすると使いもしないのにルールブックを買ってしまいます。

T-3donT-3don 2009/02/01 11:57 genbさん、コメントありがとうございます。

>友人宅に100面体ダイスがあった

私も、友人が持ってた100面ダイス見たことあります。あれ、投げると止まらないんですよね。ころころ転がって。

>肌の露出をもちっと減らしてくれたほうが

ぶっちゃけ、それを目当てに買う人はいないだろうとは思います。

>面白そうなルールを耳にすると使いもしないのにルールブックを買ってしまいます。

ルルブ、楽しいですよね。昔蓬莱とルンケで徹夜したのを思い出します。

yamagatamyclusyamagatamyclus 2009/10/22 21:30 思わず書き込んでしまいます。
ウォーロック全巻所持者として、「萌え絵」は敷居が高いです。最後に買ったルルブ(この言い方も初めて知りました)SW完全版でしたか…。
D100持ってました。麻雀・D&D・T&Tやってましたから4〜20は腐るほど持ってましたし。グラ賽も2個持ってました(笑)
デモパラリプレイ、さなえ嬢が書いてましたか。早速買わねば。

T-3donT-3don 2009/10/24 13:03 山形ミクラスさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
>ウォーロック全巻所持者

古つわものですね。最近のロール&ロール紙とかルルブの表紙とか、ぱっと見ジャンルがわからないですねぇ。萌え絵は嫌いな人も多いですし。
>さなえ嬢
最近は記名プレーヤーとして活躍してますね。たのだんとか剣神とか。

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