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みつどん曇天日記

2009-04-01 一番搾り新旧飲み比べ

T-3don2009-04-01

美味しんぼを検証してみる。

 美味しんぼをダシに添加物批判批判のエントリーを揚げようと(今上手いこと言った)、昔読んで思いっきり突っ込んだ覚えのあるエピソードを古本屋で探していたんですが、何せ敵は百巻越える膨大な巻数。なかなかめっかりません。こうゆう時は集合知。ダメ元でグーグル先生に「美味しんぼ 化学調味料」と尋ねてみた所、軽く13000件ほどHITしましたが、幸運なことに2ペ−ジ目でそれらしいエピソードを発見しました。おまけに、96巻までの全エピソードをダイジェストしているサイトまで見つけてしまい、集合知恐るべし。いやあ便利な世の中です。

 捜索のために美味しんぼを立ち読みしていて気付いたんですが、長寿連載だけに美味しんぼとのつきあいもいい加減腐れ縁長期間にわたってるんですね。あえて綺麗に言うなら人生を共に歩んできたわけで、昔のまだ青臭い頃とは読んだ印象が結構違うことに気付きました。年輪ですねぇ、感慨深いです。最初に読んだ頃は、なんだかんだと言い訳しながらも古くさい価値観が気に入らなかったんですが(主要人物全員結婚して子供いて共働き、でも家事は奥さんの担当、とか)、今読むと全体に漂う半端な自然信仰がいちいち鼻につきます。何でもかんでも農薬添加物のせいにしてんじゃねえよ、と。これも成長でしょうか。

ドライビールはスプーン味?

 さて、捜索中にちょっと凄い主張を見つけました。美味しんぼ第18巻収録『ドライビールの秘密』。内容はコチラのダイジェストを見てもらうとして。ま、内容を一言で説明するなら

アサヒスーパードライはスプーンを舌に押し当てて剥がしたときの味。

 という主張です。このエピソードは未読だったんですが、スプーン云々って話はスーパードライが席巻していた時期私も耳にしたことがあります。錆びたスプーン味とか。まさか元ネタが美味しんぼだったとは。

 早速ツッコみエントリーを――と思ってたんですが、このエピソードに対してかなり的確(かつとても面白い)なツッコミをしているブログを発見してしまいましたので、そちらに譲りたいと思います。美味しんぼが僕に教えてくれた9の事実

1 野菜は無農薬でなければいけない。

2 料理に化学調味料を使ってはいけない。

3 チェーン展開を始めた飲食店は味が落ちる。

4 あん肝フォアグラよりうまい。

5 寿司を握るときにシャリを捨てる職人は二流。

6 アサヒスーパードライはスプーンを舌に押し当てて剥がしたときの味。

7 牡蛎ワインを一緒に食べると嫌な後味。

8 人生における大概の揉め事は料理で解決できる。

9 海原雄山ツンデレ

今まで美味しんぼを読んでいて勉強になったことを箇条書きにしてみました。

 このうち2・5・6についてかなり詳細に突っ込んでいらっしゃいます。化学調味料について(旨みを足せる料理には不要だろうけどチャーハンには必須だろう)は、鋭い指摘だと思います。私は化学調味料抜きのチャーハンも好きですけど。ザーサイで旨みを足すのとかね。

 さてさて、ドライビールの話ですが。

たかだか、スーパードライが口に合わないというだけの話なのに、こんな珍妙な方法で不味いことを証明してみせようとするところに、美味しんぼの狂気を見たような気がしました。

この後、ドライビール、またドライビールの愛飲家に対する罵詈雑言がふんだんに盛り込まれているんですけど、興味のある人は読んでみてください。

 こんな珍妙な方法、とは、先ずモルツやエビス、ハートランド(名前は出さないまでも瓶がそのまんま)といった「本格的ビール」を飲んだ後、ドライを飲ませて「アレ?味がしないな」と言質を取り、詳しくケチを付けつつおもむろにスプーンを舌に押し付けさせる、と言う方法で、まあアンフェア極まりないやり口です。味や香りが強い食べ物の後に淡い味が評価できなくなるのは当たり前の話です。例えば黒ビールの後にその「本格的なビール」を飲ませたらどういう感想になりますかね。

 罵詈雑言の方は、これがまた傑作で「一過性のブームに踊らされてるだけ」「こんなビールが主力になったら日本の酒飲みは恥じ入るべきだ」とかなんとか言っちゃってます。現状、ドライはおろか第三のビールが市場席巻しちゃってますね。酒飲みのみなさん、恥じ入らなきゃいけないらしいですよ? まあ、私は恥じ入るのは適当な理屈で自分の嗜好、わがままを正当化しているマンガ原作者だと思いますが。

「でもドライビールのほうが飲みやすいって人が多いね」

「それはボディの酒を飲む体力がないからですよ。酒を飲みすぎて肝臓や胃腸を弱めている人はコクのある酒はつらくなるんだ。」

 この話におけるドライビール批判は、詰まる所ここに落ち着きます。言い訳がましい表現の裏側に、「麦の味が残ったボディのしっかりしたビールが「本格的」で、スッキリと飲みやすいビールは「宣伝のイメージに踊らされてるだけ」のお酒の良さが解らない軟弱者用だ」という作者のドライビール観が透けて見えます。

 白状すると、私はスーパー・ドライはあまり好きじゃありませんでした。モルツ党でヱビス派なオールモルトビール大好き人間ですので、ハッキリ言ってビールの好みはマンガ原作者と同じだろうと思っています。でも、少なくともスーパードライが好きで飲んでいる人に、イメージに踊らされているとは言いません。それが言える人は、自分がイメージに踊らされない自信がある人だけでしょう。私は違います。ビールの味を決める要素の上から3番目は、ラベルだと思っている人間ですので。(因みに、上から環境・グラス・ラベル(商品イメージ)・銘柄の順。最後の二つは不可分ですが。最も、ビールとそうでないモノの差は結構大きいとも思ってます。発泡酒や新カテゴリーとビールには越えられない壁があるように思います。昔友達に頼んで試飲会をやった時の結論で、今はどうか解りませんが)マンガ原作者はそう思わないようですが、でしたら半端な肉体論(?)に逃げずに、「スッキリして飲みやすいビール」が市場を席巻し、今に至るまで支持を受けている事を踏まえ、ハッキリと根拠を示して反論して欲しい所です。


ビールがマズイのも添加物のせい? 

 さてさてさて、実を言うと以上は前振りで、ここからが本題です。

 件のエピソードには、ドライビールの味が「薄い」原因として、次のような記述があります。

「正統的ビール麦芽ホップしか使いません。大麦だけ使うより原価が安くなるのと味が軽くなるという理由で米、コーン、スターチを使うんだ。」

(中略)

「ドライビールの各社の説明で共通しているのは、発酵度の高い酵母を使うこと、コーンやスターチの補助でんぷんを使っていることだ。発酵度の高い酵母を使うとアルコール分は高くなり味は辛口になる。」

(中略)

麦芽を少なくして米やコーンを使えば辛口で麦の味のしないビールができるわ」

 米・コーンの補助でんぷんを、ドライビールの元凶と見ている訳ですね。ここで「薄い」という表現を使っている所がポイントでしょう。風味を改良している、と受け取ることを拒否しています。

 コクのあるボディがしっかりしたビールが好きな人もいれば、ホップがぷんと香るようなビールが好きな人――私も好きですが――もいるし、スッキリと飲み口爽やかなビールが好きな人もいるでしょう。各自が好みのビールを口にすればよろしい。一つの立場から他を安易に攻撃するから理屈がおかしくなったり卑怯な実験でお茶を濁さなければならなくなるんです。

 が。

 まあ、それはそれとして。

 実は今、偶然にも補助デンプンが味にどんな変化をもたらしているか、実際に確かめることができるんです。ここ数日間限定ですが。というのは、麒麟麦酒一番搾りをリニューアルしたからです。KIRIN_一番搾り_一番搾り物語:麦芽100%

新しい一番搾りをつくりたいと思いました。めざしたのは「すっきり」と「うま味」の両立。

一番搾り製法によるおいしさを追求し、同時に素材のうま味を引き出すために原料を見直す。製法、素材の模索を重ね、そうしてたどりついたのが麦芽100%の一番搾りでした。

 要するに、今までの一番搾りには米・スターチが含まれていた、という事です。

 商品入れ替えにはタイムラグがあります。つまり、今なら新旧どちらの一番搾りも手に入ります。

 はい、買ってきましたとも。百聞は一見にしかず。飲み比べてみれば、米・スターチが味にどんな影響を与えているか、ハッキリと確認する事ができます。最終的に自分の舌の問題なのですから、確かめるのも自分の舌でやるのが一番確実かつ手っ取り早いですね。


レビュー 一番搾り新旧対決!

……と言うことで、現在実験中です。実験が終わり次第ここに追加したいと思います。しばらくお待ち下さい。


 実験終了! その前に一言。上は「実験したらすぐに追加するよーん」と見せかけて追加しないエイプリルフールネタの一環です。この時点で既に意味不明ですが、一応残しておきます。

 一番搾り

 なんだかんだで愛飲していたビールです。

 原材料麦芽ホップ・米・コーンスターチ アルコール分5.5 見事に補助デンプン添加されてます。

 飲み口は爽やかの一言。柔らかく口中を刺激して、ほのかにホップを漂わせながら余韻がたなびいて……。美味しんぼ風に表現するとそんな感じのビールですね。皆様お馴染みでしょう。ただ、味わいがやや軽いのは以前から気になってはいました。最初のビール、ぐいぐいイケルビールというイメージですが、ラガーの方が好みに近いかも。


 一番搾り

 原材料麦芽ホップ 以上。アルコール分も5%と、ここまでは美味しんぼの言い分通りですね。

 で、飲んでみたんですが。これが結構いけます。オールモルトビールは、某マンガ原作者の意見とは裏腹に結構敬遠されがちですが、このビールならいけるんではないでしょうか。爽やかな飲み口を残しながら結構強いキックを感じます。香りも立っていますし、なかなか良いんじゃないでしょうか。でも、キックが強い分ちょっと酸味を感じますね。やや味わいがばらけている所も気になります。まあ、一言で言うならグレードアップした一番搾り、なんでしょう。良くできたビールですよ。


 結論

 確かに、補助デンプンを添加したビールは、味わいが軽くなります。私としては、これは新ジャンルのレビューの時にも言ったことですが、「薄い」のではなく、「軽い」、いやむしろ「透明感」と表現するべきだと思いますが。ヱビス等と比べると、舌の上にうすーい透明なガラスが一枚乗っているような、水飴を舌に乗せた時に感じるもったり感? そんな感じを受けますね。ただ、じゃあダイレクトに刺激を感じる「本格的な」ビールが良いのかというと、状況に依るんじゃないかと私はそう思えてならないんです。最初の一杯と、〆の一杯。アテが油モノと刺身。喉が渇いている時と宴席で乾杯してる時では、美味しいビールは変わると思うんですよ。ヱビスは確かに良くできた美味しいビールですが、ずっとそれだけでは少々重いですよね主に懐が。乾杯だけ発泡酒、とか、最初は一番搾りヱビス、黒生なんて飲るのが、実は一番良い選択ではないかと、そう思う次第です。


 なお。こんな0重盲検なんて信用ならん、と言う科学的なお人はTAKESANさんのコチラのエントリーをお読み下さい。嗜好品をテストする事は難しいんですよ。


関連エントリー

 一挙11種類! 第三のビール一斉レビュー。

 鮮度を実感してみる

 あと、適当によろしかったらレビュー・ビールタグからご高覧下さい。

TAKESANTAKESAN 2009/04/02 00:01 今晩は。一時期ヲイシンヴォが教科書だった私がきましたよ。

引用されている9個の「事実」を見て吹きました。ああ、あったなあ、という感じで。しかも、全て信じ切っていたという黒歴史っぷり。

ええ、添加物なんて悪の権化(日本語がおかしい)と思ってましたよ、はい。インスタント食品なんてバカが食べる物だと思ってましたよ、はい。
しかし、そうであった私は今や、カップ焼きそばを食べている時が「至高」の時間なのですよ。

あ、寿司の話だけは、なんとなく尤もらしいとは思います。寿司の世界でどう認識されるのかは知らないのですが、確かに一回で掴んだ分で握られた方が好ましいという見方は解りやすいのかな、と。
ちょっと調べたら、こんなスレが⇒http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/sushi/1123660032/
なんか熱い…。

doramaodoramao 2009/04/02 00:48  未だ、美味しんぼの呪縛にとらわれ続けている哀れな猫も登場しましたよ。
 海原雄山に反抗する山岡四郎よろしく、マクロビや自然食信仰に反抗し続ける毎日です。

 実は好きなんです、自然食。

1 山菜は山から採ってきたものは栽培ものよりも美味しいと思っています。(無農薬?)
2 今でもダシはとってます。
3 チェーン展開をすると味が落ちると本気でおもっています。
4 フォアグラよりもあん肝が好きです。
5 そんな立派な職人がいる寿司やなんて行ったこと無いです。
6 アサヒスーパードライよりもシメイやエビスが好きです。
7 牡蠣はブランデーが合うと思います。
8 人生のもめ事を増やしている気がします。
9 海原雄三はツンデレ

 好きなものは仕様がないじゃないか。他のものが好きな人がいるのも仕様がないじゃないか。それでいいじゃないか。

 コレって良エントリーじゃあないか。

 そんなわけで、実験結果楽しみに待ってまーす。

TAKESANTAKESAN 2009/04/02 01:04 チェーン展開、は多分、「店舗数が多くなると、味のバラツキが大きくなる」という事かもですね。それはあり得そうです。と言うか、某チャンポンのチェーン(バレバレ)で、あまりにも店によって味が違うので、驚いたものです。

徹底的な管理がなされなければ、それぞれの店に任される事になって、バラツキが大きくなる、と。まあ、好意的に見れば、チェーン店でも「個性」が出る、なんて言い方も出来るかも知れませんが、品質管理的視点では、あまり好ましい事ではありませんね。

>どらねこさん

5に賛同せざるを得ません。(9はもはや真理)

究極vs至高 が相当な揉め事だと思う今日この頃。

T-3donT-3don 2009/04/02 01:38 みなさん、盛り上がってますね。いらっしゃいませ、コメントありがとうございます。

>TAKESANさん
今回読み返してみて、自分でも驚くぐらい添加物・農薬批判で充満してるんですよねオイシンヴォは。昔は全然気にならなかったので、私も洗脳されていたんでしょうね。

>カップ焼きそばを食べている時が「至高」の時間なのですよ。

色々試してみた結果、「きりいか」を入れるとすっげぇ美味しそうな「匂い」になる事を発見しました。そりゃないだろと言うくらい味に変化がないのが残念ですが。それとカップ焼きそばと言ったらハイパー高カロリーですが、最近カロリーが比較的低い商品が出てますね。日清のレンジでチンする系、だったかしら。お高いですが、結構いけましたよ。

T-3donT-3don 2009/04/02 01:46 >どらねこさん

全面的に同意です。子供の頃は羽振りが良かったんでカウンターでお寿司でしたが、しゃりは普通に捨ててたような。捨て方にも人柄が出るような気はします。
シメイ、ですか。シンガポールでしたっけ?一度試してみたいですね。ツンデレ。
好きな物はしょうがないですよね。好きな物は好きと言えば良いんですよ、変な理屈付けないで。この辺が批判のポイントです。
実は、自然食大好きです。玄米も。

doramaodoramao 2009/04/02 08:58 >TAKESANさん
 チェーン店、ばらつきあるかもです。
 ラーメン○ョップなどは、バラツキの域を超えた独自の味を各店舗が展開しているような気がします。ラーメン○ョップ巡りなどをされる方もいらっしゃるようで、それはそれで楽しいですね。
 
ホントにチェーン店なのか???

>みつどんさん
 シメイはベルギーのビールです。瓶の中で酵母が生きてる!!
 ブルーがオススメですよ。

T-3donT-3don 2009/04/02 11:05 どらねこさん、コメントありがとうございます。
>チェーン
近所のラーメン屋「珍来」チェーン15件巡りやったことあります。喰わずにただ廻って写真撮っただけですが。自転車で一日何件回れるか挑戦したんですが6時間かかりました。味は、「美味しい方の珍来」なんて地元の人間は称してますね。

>シメイ 

おおベルギー!確か、太った瓶ですよね。早速試してみます。
次回は鮮度の比較です。お楽しみに。

A-WINGA-WING 2009/04/02 11:07 普段あまりお酒を飲まないのですが、ビールは、一番搾りのあまり冷えてないやつ、水道水で冷やしたぐらいのが好きです。

エビスは、なんとなく塩味?(酸味?)を感じるので、好みではないですね。

飲むときは、主に梅酒かカルアミルクです。

うさぎ林檎うさぎ林檎 2009/04/02 18:59 小栗君が卵かけご飯には化学調味料を入れると美味しいってCMを最近やってましたよね。
化学調味料って悪の権化の様に言われてましたけど復権したのでしょうか。

化学調味料そのものは我が家でも見なくなりましたが、だしの素とかキムチの素みたいなモノは使っていますし、朝ご飯でインスタントのお味噌汁を飲んだりもします。普通に日常食に忍び込んでいますよね、山岡さん大激怒でしょうか。

私はコロナにライムを押し込んで飲むのが好きでーーす。つまみは勿論タコスでっす。

T-3donT-3don 2009/04/02 19:04 A-WINGさんこんにちは。コメントありがとうございます。
ヱビスやモルツは、本格派と目されてる割に嫌いな人が多いビールですね。知人にもダメって人がいます。スーパードライ一筋ってゆう。今、販促等を見ますと、どうも各メーカーが「キンキンに凍る直前まで冷やす」飲み方を推奨している節があって、恐らく新ジャンルのコクの無さをカバーしようと言うのでしょうが、まあ、それも一つの飲み方ではあるかなと思っています。でも、ビールはあまり冷やさない方が香りが立ちますね。
梅酒は毎年漬けますが、あまりアルコール強くないので香りを嗜む程度です。むしろ欠けた梅で作る梅シロップが好きですね。炭酸で割って夏を乗り切ってます。

T-3donT-3don 2009/04/02 19:09 うさぎ林檎さんこんばんは。コメントありがとうございます。
あーコロナですか。一度試してみようと思いつつ現在に至る、って感じです。唐辛子入れたり。
一時外国のビールに凝ってたんですが、色々試した結果、サンミゲルが美味しかったですね。今ちょっと味が落ちてしまって残念なんですが。

chochonmagechochonmage 2009/04/08 23:16 みつどんさん、こんにちは。
先日はご協力ありがとうございました。
本筋のお話とははずれますけれど、わたくしは「ラーメン三銃士」のお話で、既存のラーメン店を次々につぶして乗っ取る戦略を取るチェーンの社長が、ラーメンを片手に持ち、割り箸を口に咥えて仁王立ちし、箸を口と片手で「パシッ」と割るのを大仰に見せるパフォーマンスに、ゆう子が「まぁ、かっこいいわ」っちゅうセリフを吐いたところで大いにずっこけまひた。(なんかしょうもないご報告ですんません)

T-3donT-3don 2009/04/09 12:52 ちょちょんまげさん、こんにちは。コメントありがとうございます。

>先日はご協力ありがとうございました。
いやあ、レベルの高さを思い知りました。南郷さんは以降師匠と呼びたいと思います心の中で。

ゆう子さんは、っていうかあのマンガの中の人達はちょっと感覚がずれてますね。海原雄山のラーメン啜ってる姿に感歎したりするし。
ちょちょんまげさんの、美味しんぼのピザ親方批判は参考にさせて頂いてます。栄養学的に正しいなら何でも良い、は実は美味しんぼ的には絶対に受け入れられない部分で、そこを認めると主張の大半が崩れてしまうんですね。添加物・農薬批判や美食の意義そのものを揺るがしかねない。ニセ科学やちょちょんまげさんが取り上げた合理精神の問題とも絡んでくるんですが、まあ、あんまり問題を大きくしないで、個人的な事に絡めて添加物批判をしようと只今エントリーの準備中です。よろしければ、忌憚のない意見をこれからもお願いしますね。

黒猫亭黒猫亭 2009/04/11 13:33 >みつどんさん

お久しぶりです。先日内臓HDDがクラッシュしてブクマがすべてパーになったので、ついつい再ブクマしそびれていました(笑)。

>>海原雄山のラーメン啜ってる姿に感歎したりするし。

「まあ!なんという食べっぷり!」「お見事!」げらげらげら(笑)。こんな姿に感動するくらいだったら、昼食時のタクシー運転手には惚れてしまいますね(爆)。

ちなみにオレはヱビス以外のビールは呑む気がしません。米やスターチを使うと、味が薄くなると謂うより、安い日本酒のような舌を刺す刺激があるように思います。

あと、カップ麺はとにかく喰わないですねぇ。最近はカップ焼きそばもダメになりました。オレの場合、臭いが強いものは食べられない傾向がありまして、カップ麺のスープやソースの臭いがダメなんですな。まだ蕎麦とうどんは大丈夫ですが。

こんな美味しんぼ原作者的な嗜好ではありますけれど、炒飯には必ず化学調味料を入れますし、やっぱりあのヒトの言い分は変だと思います(笑)。

T-3donT-3don 2009/04/11 18:43 黒猫亭さん、ご無沙汰いたしております。コメントありがとうございます。
ここに書くのも何ですが、「立ち食い蕎麦の作り方」エントリー、とても参考になりました。今朝は蕎麦でしたが、市販のめんつゆを厚切り鰹で取ったダシで薄めて手繰ってみたんですが、成るほど、ぐっと「らしく」なりますね。先ずはお礼まで。いや、あちらのコメント欄に書けという話ですが(^_^;)。

>臭いが強いものは食べられない傾向がありまして

あー、カップ麺は独特の匂いがしますね。カップヌードルの味なんて、あのどことなく無国籍な匂いに負う所が大きいと思います。それと謎肉。

>ヱビス以外のビールは呑む気がしません

いやぁ、実は私も……(^_^;)。以前新ジャンルのレビューを口実にいわゆる「第三のビール」を飲みまくったら飽きました(笑)。ドライもそうですが、やっぱり味に深みが無いと物足りません。まあ、こんなエントリー上げてしまったので、今はできるだけ普通の(笑)ビールを積極的に飲むようにしてます。
でも、〆はやっぱりヱビスですね。それを口直しと言ってはいけませんが(*^_^*)。

黒猫亭黒猫亭 2009/04/13 18:45 >みつどんさん

>>ここに書くのも何ですが、「立ち食い蕎麦の作り方」エントリー、とても参考になりました。

ブクマまでして戴いて有り難うございます。情報自体はオレもネットで調べただけですからお褒め戴くのも心苦しいのですが、ウチの喰い物関係のエントリは、まあ段取りが具体的に書いてあるくらいが取り柄かな、と。ブクマコメを戴いた通り、夜中に本格的な立ち喰い蕎麦を作ろうってのも、何だか方向性が間違っていますよねぇ(笑)。

その辺、レシピ集とか料理本的なアプローチじゃなくて、飽くまで「夜中に突然その辺で調達出来ないものが喰いたくなった」と謂う事態に対する対処法と謂う性格ですねぇ(笑)。

>>あー、カップ麺は独特の匂いがしますね。カップヌードルの味なんて、あのどことなく無国籍な匂いに負う所が大きいと思います。

あの臭いがダメなんですよ、気持ち悪くなって。それと、たしかに日清食品のカップヌードルってのは無国籍な臭いがしますな。元がチキンラーメンだけあって、本物のラーメンとも違う独特の臭いですね。

>>それと謎肉。

あれって謎ですねぇ、正体は何なんでしょうか(笑)。あと、同種のカップラーメンの方向性を決定附けたのは「謎の卵の塊」ですね。卵焼きでもないし炒り卵でもない、何だか変に弾力のあるフリーズドライの卵(笑)。初期のカップラーメンには必ずアレに類似した卵モドキが入っていたように思います。

>>ドライもそうですが、やっぱり味に深みが無いと物足りません。

ドライビールは、やっぱりメーカーが推奨している通り凍る寸前まで冷やしておいて、喉越しで呑むのが正解なんでしょうなぁ。アサヒ直営のビアホールだと、凍り付いたジョッキでキンキンに冷えたのが出てきますね。あのくらい冷えていると、冷たいこと自体が快い刺激になって結構イケるんですが(笑)、自宅で呑もうと謂う気にはなりません。

ヱビスでもザ・ホップや琥珀ヱビスは一杯だけ呑む分には美味いけど、口切りだけでいいやって感じですね。今年の白いやつはガブ飲みには向いているように思いますが、あれだとわざわざ高いカネ出してヱビスでなくてもいいような気が(笑)。ヴァイスビールみたいなイメージですかね、美味いことは美味いんですが、やはり何だかんだ言って金のヱビスがトータルで一番美味いです。

T-3donT-3don 2009/04/13 20:46 黒猫亭さん、こんばんは。

>ブクマまでして戴いて有り難うございます。

いえいえ、レシピタグは半分以上自分用ですから。段取りがキチンとしているのは実に助かります。何しろ材料の入手法から始まって洗い物の算段までしてありますし。読めば誰でも夜中に「本格的立ち食い蕎麦かき揚げ付き」が食べられる、と言うのはよく考えると凄い事ではないでしょうか色んな意味で。
お礼の言葉を頂いたので、調子に乗って以前より気になっていた「あんかけ焼きそば」エントリーもブクマいたしました。作り方が自分のレシピとほぼ同じだったので(麺の入手先とか笑)スルーしてましたが、もっと多くの人の目に触れるべきと思い直しました。この辺のチェーン店だと無いんですよあんかけ焼きそば。揚げ焼きそばになっちゃって。
後は、伝説の炒飯エントリーを心待ちにしております(笑)。[これはすごい]タグで出迎えさせて頂きますね。

>謎の卵の塊

アレは本当に謎ですね。いわゆるラーメンには絶対入ってないのに何故かカップ麺には当たり前のように鎮座しているという。どうも単にフリーズドライにする際、ゆで卵では困難だったからのようですが。

>凍り付いたジョッキでキンキンに冷えたの

直接喉に放り込む飲み方なら、全然ありだと思います。そう言えば、近所の鉄板屋が凍り付いた中ジョッキです。お好み焼きとか焼き肉にはキンキンに冷たい方が良いですね。

>金のヱビスがトータルで一番美味いです。

同感です。結局、ヱビスだよなぁ、といつも思います。まあ、ヱビスより高いビールはもう地ビールとかになっちゃいますし。キリンの無濾過シリーズは結構好きですが、酵母が生きてる系は日本のビールのイメージとちょっとずれますね。旨いですけど。

黒猫亭黒猫亭 2009/04/19 21:44 美味しんぼタグが出来たと謂うことなので、季節柄ビールの話を蒸し返します(笑)。

今月はとことん貧乏なので、到頭節を枉げて第三のビールに手を出しました(笑)。もう、手早く酔っ払っちまおうと謂う貧乏根性で、キリンのストロングセブンを呑んでみたんですが、えらいもので、アルコール度数が五%と七%では全然酔っ払い方が違いますな。

オレも今日は昼から呑んで昼寝して夕方起きたんですが、なんというかこう、ビールを呑んで寝て起きた後の感じじゃないですね、妙にダルくて喉が渇きます。喉が渇いたからってまた同じものを呑んだらいつまで経ってもキリがありませんが(笑)。

まあ、味のほうはゴニョゴニョですが(笑)、ヱビスや一番搾りに比べるとさすがにアレでも、普通のビールとの比較ならそうそう変わらないじゃないかと思いました。いや、普通のビールがアレだと謂う話ではあるんですが(笑)。

syamirersyamirer 2009/12/16 14:31  美味しんぼはパラレルワールド

 添加物に関するかなり長い連載を目にしましたが、、、
 今の日本で無農薬、無添加の食品を日常的に買える人たちは、一握りの富裕層でしょう。
 駅前にいる野宿生活者の方々はカップヌードルだって、高級品。290円の弁当を2回に分けて食べているネットカフェ難民もいるのですが。
 美味しんぼの方々の住む世界は日本であって日本でない、多重世界に違いない。

田中ほのか田中ほのか 2010/03/02 02:28 酒なんて、所詮嗜好品なのだから、と山岡が言っていたので、俺はスピリタスを水でわって飲んだりもしています。味もへったくれもない、ただのアルコールの水割り。
しかし麦100パーセントじゃないとビールと呼べない、という趣旨には賛成しています。
いや、ラガーや黒ラベルがビールなら、100パーセントのやつは「純ビール」とでもして、分けたほうが良い。日本酒の純米酒のように。
オレンジジュースだって、果汁100パーセントとそうでないものとでは味が違いますからな。

T-3donT-3don 2010/03/02 10:47 うわっ、syamirerさんお返事遅れてゴメンなさい。コメントありがとうございます。

>無農薬、無添加の食品を日常的に買える人たちは、一握りの富裕層

健康被害を訴えるのは論外として。味の面だけで判断するなら至高、じゃない嗜好品として高級ブランドがあっても良いとは思うし、買う側がそのこだわりに満足しているなら、まあ野暮を言う気はないんですけれど。当然、コストがかかりますから値段は上がる訳で、ことは胃袋に直結してきますからね。
有機・無農薬栽培の野菜の方が味が良い、と言うのは実は結構複雑な話でして。両者に差はない、という実験結果もあるようですが、実際市場で買い求めるならラベリング効果が排除できないし、手をかけて「丁寧に」作られた高コストな野菜は無農薬有機栽培をうたわないと売れないと言うのが現状でもあります。
個人的には、野菜の味を決める最大のポイントは鮮度だと思っておりますが。

>美味しんぼの方々の住む世界は日本であって日本でない、多重世界

まあ、著名な陶芸家と大新聞社の社員のお話ですし(^_^;)
そういや、昔試食売り場とクリームパン一個で凌いでた時期があったなぁ……(遠い目)

T-3donT-3don 2010/03/02 11:10 田中ほのかさん、コメントありがとうございます。

>酒なんて、所詮嗜好品なのだから、と山岡が言っていたので、俺はスピリタスを水でわって飲んだりもしています。

そりゃまた男前な飲み方ですね(^_^;)
そういや「度数が高い酒の味なんて解る訳がない、蒸留酒の味を云々するのは信仰告白だ」とか書いてある本をこないだ読みましたが、まあこれはこれで暴論だと思います、一応。私アルコールの匂いがダメで蒸留酒美味しいと思えないので、判断しかねるところですが。

>100パーセントのやつは「純ビール」とでもして

ドイツのビール純粋令を彷彿とさせますね。
日本酒やジュースもそうですが、分類やラベリングの歴史は主に大人の事情が複雑に絡んでいて面白いですね。ジュース・エイド論争なんて、市民運動と当時の政治状況、マスコミ、企業の姿をありありと反映していてとても勉強になります。ビールだとドラフト・生問題ですか。最近だと酒税法上の分類が話題になりましたね。
日本の状況を見ると、現状オールモルトのみをビールもしくは純ビールとする、と言う動きは期待できなさそうです。キリンはオールモルトに動きましたが未だシェア一位はアサヒの超ドライですし。

がくとがくと 2010/07/01 01:22 検索から来ました。
実は、昨日、このエピソードを初めて読んだのですが
私がおかしい人間なのか、皆さんと違って初めてビールを飲んだのが中国、つまり外国だったんです。
もちろん、キリンアサヒは置いてあるんですが、外国のビールしか飲んでなかったんです。
アサヒを「辛口」と言ってるのを聞いて、昔から疑問に思っていました。同考えても、薄口なのです。
アサヒを辛口とは感じない私としては、このエピソードは衝撃的だったんですが、どうなんでしょうか。

T-3donT-3don 2010/07/01 05:29 がくとさん、いらっしゃいませ。コメントありがとうございます。

中国のビールは某五星ビールのせいで切れまくる印象があります。系統としては韓国製ビールに近いイメージですね。
辛口、と言う表現はビールの場合難しくて、キック(炭酸)が強い事を表現する場合と、切れ味鋭い飲み口を評する場合と、その物ズバリアルコール度数の高さを表す時とありまして。いずれもビールの作りとしては別物なんですね。
で、アサヒスーパードライは「スッキリした飲み口」が身上のビールです。後味のキレの良さが最大の特徴で、それをもって「辛口」と称しているのでしょう。
ですから、大陸でキックの強い、アルコールも強い(五星はアルコール度数9度!)ビールに馴染んでおられるなら、超ドライは辛口には感じないかもしれません。薄口もむべなるかな、ですね。
最近飲んだなかで辛口だと思ったビールは、日比谷オクトーバーフェストで飲んだフランツィスカーナーヴァイスドュンケル(長い!)です。写真はコチラ。→http://h.hatena.ne.jp/T-3don/9234077815158525682

がくとがくと 2010/07/03 22:00 管理人さん、ありがとうございます。
博識恐れ入ります。こちからコメントすることは本当に何もありません。
私は以前からアルコール度数の問題で辛口が決まるのではないのかと思っていました。
ただ、五星に代表されるビールの度数を不勉強ながら知りませんで、今聞いて驚きました。
すごいもの飲んでたとw
ありがとうございました!

porcoporco 2011/02/13 14:22 おいしんぼがスプーンの味について言っていた事、話全く知りませんでしたがずっとそのように感じていました。
スーパードライが出てすぐに飲んだ時からですので漫画よりも先のはずです。

身の回りにはこれを好むという人が多かったのですが、私は行った先で銀色のラベルを見かけると必ず最初からビール以外のお酒をお願いしていました。

たまたま味の感覚が似てたんでしょうか?

T-3donT-3don 2011/02/13 18:28 porcoさん、コメントありがとうございます。
ビールには様々なフレーバーがありますが、スプーン味もその1つで、実際にはピルセンには大体入ってるんじゃないかと。ただ、他のフレーバーが強ければ感じない。
ドライ系のビールは喉越しや後口のスッキリ感を強調する為にフレーバーを他のビールとは違う感じでチェーンしているように思います。結果的に、スプーン味が「際立っ」て感じがちである、と。
まあ実際の所あの銀色が元凶なんではないかと睨んでますが(^^;)
で、同じビールを飲んでも人によって強く感じるフレーバーは違うんですね。もちろんそれに好みが重なります。
ですので、スーパードライを飲んでスプーン味を感じる人もいれば感じない人もいる。
それを一言で言うと「味の感覚が似ている」と言う事になるかと。

aa 2011/12/08 05:35 スーパードライは炭酸が多くて飲みにくいし
ビール本来の苦みが無くておいしくない。
単純に言えば人工的すぎる。
美味しんぼを読んでて気づくのは、自分の味覚が作者と近いことだな。

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