無駄を省く その4
今回は無駄が多くなるケースについて今回は記事にします。
実際に中小規模までであれば少ないと思いますが、それなりに社内でシステムを抱えてしまった場合、しかも経理や人事などのワークフローに関わるものを別々に構成してしまった場合、非常に無駄の多い仕組みが出来上がる事が多いように感じます。
本来はもっとコンパクトな業務の改善だけをしたかったものが、要求が雪だるま式に膨らみ色々な人の野望や欲望をフレーバーに育ったシステムは結構目も当てられないですね。
これはシステムという言い回しだけでなく組織の仕組みとして結構厳しい所が多いのが現状でしょうか。
このケースで僕がイメージしているのは縦割り行政的なシステムになります。
利用者の利便性よりも別の問題を解決するために導入されたり作られたものですね。
これは結構多く世の中に蔓延っているように感じます。
こういったシステムが生まれる経緯としては、最初に書いたように野望や欲望といった欲求に任せてシステムの要件をまとめた場合に起こり易いと思います。
こういったものを避ける方法の一つとしては先に「やらない事」を決めてしまう事とそれに対して関係各所に合意を得る事が挙げられます。
禁止事項を決めないと、後であれできないの?これできないの?という事を何時までたっても言ってくる人や、聞かなかった振りをして平気で要件に混ぜてくる人もいますので、この辺りはしっかりと抑えておかないと後々面倒な事になる事があります。
この辺りはアジャイルプロセスとウォーターフォールプロセスの開発についても記事にしていきますので、その時とりあげはしますが結構人って容赦がないので、分かってくれる"だろう"で事を進めると大変な面倒な事に巻き込まれます。
そういった状況から回避する事も会社でエンジニアをしていくには必要なスキルになるので是非注意してみて下さい。
今回はここまでです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。