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たかとらのメイド喫茶リスト このページをアンテナに追加 RSSフィード

2011-12-25

全国のメイド・コスプレ喫茶&リフレの店舗数推移

00:38 | 全国のメイド・コスプレ喫茶&リフレの店舗数推移を含むブックマーク 全国のメイド・コスプレ喫茶&リフレの店舗数推移のブックマークコメント

 今年の2月に秋葉原のメイド・コスプレ喫茶&リフレの店舗数推移ブログに掲載した後、ほぼ1年がかりで全国の店舗情報を収集し、この度、やっと「全国の」メイドコスプレ喫茶リフレの店舗数推移を集計することができました。

 ちなみに今回の集計で用いている店舗リストは、冬コミ3日目東Q57bにて、メイド喫茶のデータブック『mccomplex』として販売いたします。


 <ブーム後も店舗数は増加傾向>


 まず、現時点の総店舗数から。2011年12月21日時点での全国のメイドコスプレ系飲食店の総数は326店、リフレは76店ありました。

 飲食店は、メイドブーム期の2005年〜2006年にかけて店舗数が急増し、ブームが去った2007年には一転して若干減少、2008年以降は再びじりじりと増加し、今年2011年にはブーム期の2006年と同程度の伸びを示しています。

 一方、リフレは飲食店ほどの数はありませんが、やはり2008年以降は一貫して増加傾向にあります。


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 出店数の絶頂期はブーム時の2006年で、飲食店は何と1年に153店もオープンしています。そして、2006年後半に入るとブームが減速、閉店数も過去最悪の94店となりました。一方、2011年は出店数109店に対し、閉店数47店、つまり出店数も閉店数もそこそこという状況で、結果的に2006年並みの店舗数増加につながっています。


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 <店舗は大都市圏に集中>


 都道府県別の店舗数は東京都がダントツで1番多く、飲食店は140店、リフレは39店あります。飲食店、リフレともに、店舗数の多い順は東京大阪愛知であり、飲食店ではその後に北海道福岡、さらに、神奈川静岡京都兵庫岡山広島と続きます。飲食店が31都道府県で1つ以上存在しているのに対し、リフレ店は大都市にのみ集中しており地方にはほとんどありません。


順位都道府県店舗数
1東京都140
2大阪府57
3愛知県38
4北海道15
5福岡県10
6神奈川県7
6静岡県7
8京都府5
8兵庫県5
10岡山県4
10広島県4
順位都道府県店舗数
1東京都39
2大阪府18
3愛知県10
4福岡県3

 店舗数の比率で見ると、飲食店は東京だけで4割、リフレは5割を占めているのが分かります。東京大阪愛知と合わせると、飲食店は7割以上、リフレは9割近い割合を占めています。メイドコスプレ系店舗は大都市圏に集中しています。


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 2011年東京リフレが急増>


 都道府県別の店舗数推移を見ると、飲食店は、東京大阪愛知はブーム以後も順調に店舗数が増えているものの、それ以外の地域(その他)では横ばい状態であることが分かります。ただし、2011年には地方の出店が相次ぎ、再度増加傾向になりました。

 リフレ店は、今年、秋葉原外神田1丁目を中心として爆発的に店舗数が増加しました。実は、都内では、コスプレリフレの出店ブームという状況が起こっているのです。


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 主要都市別(東京秋葉原池袋新宿、中野、愛知大須大阪日本橋)に見ると、飲食店が2011年も増加傾向であったのは、秋葉原大須日本橋であり、池袋新宿、中野は停滞傾向にあります。一方、リフレ店は秋葉原で急増しており、ここ2年の間に店舗数が2倍以上になりました。秋葉原の新店はリフレだけでなく、デート(ガイド)サービスを兼ねている店が多いのが特徴で、リフレ店とデート店の境界が曖昧になりつつあります。


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 <ブーム期に出店した店舗は残存率が低く、その後出店した店舗は改善>


 出店した店舗のうち、何割が営業を維持できているか、残存率を集計してみました。2008年までに出店した店舗の3年後の残存率は、全国平均で飲食店が34.8%、リフレは41.1%でした。

 出店年別に飲食店の1年後、2年後、3年後の残存率を見ると、2004年までに出店した「先行者」の残存率は高く、2005年〜2007年のブーム期・ブーム衰退期に出店した店舗は低く、2008年以降に出店した店舗は再び高くなっています。(出店年の下にあるカッコ内の数値は残存率の分母となる出店数を表しています)。

 これらの残存率の背景には、

  1. 先行者」の老舗ブランドが常連客の囲い込み、優秀なスタッフの獲得の面で有利に働いた。
  2. ブームに便乗して出店した店舗の多くが通常の飲食店としては問題があり、ブーム以後の環境に耐えられなかった。
  3. ブーム以後に出店した店舗は先行店舗の失敗を学習し、趣味ではなくビジネスとして手堅く経営している。

といった状況があるのではないかと私は仮説を立てています。

 リフレ店は2006年に出店した店舗は壊滅的な残存率ですが、2007年には飛躍的に改善し、2008年以降は再び下降傾向に転じました。


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 愛知は残存率が高く、地方は低い>


 2008年まで出店した店舗を対象に地域別に集計をとると、飲食店、リフレともに愛知の残存率が高く、3年後の残存率でも5割を超えています。(出店年同様、地域名の下にあるカッコ内の数値は残存率の分母となる出店数を表しています)。東京大阪は飲食店がほぼ同水準で3年後残存率が約4割、リフレ東京の残存率が約5割であるのに対し、大阪は4割を下回っています。一方、地方は、飲食店、リフレともに、3年後の残存率が2割台という非常に厳しい結果です。地方は大都市圏と比較して残存率が低く、出店してもすぐに閉店してしまうことが多く、出店数の割には店舗数が増加していかないという状況になっています。


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 以上、簡単ではありますが、全国の店舗数推移を集計してみました。

 集計の元となっている店舗データ、集計表の数値をご要望の方は、ぜひ冬コミで販売する『mccomplex』をお買い求めください(笑)。ブースでお待ちしてます〜。