メタルマックス2リローテッド その3

 一応、終盤に突入。
 もっとも、倒してない敵や、埋まってないMAPがあるのでまだまだ続くだろうけど。
 すでに、プレイ時間が35時間を経過。
 ボリュームが増えすぎて、やりたいことがたくさんありすぎて困る。いや、困らないけど。
 テッドと猿なのにスカンク以外は空気に近かった四天王が全員強化されてるのもポイント。スカンクスも強敵だったがカリョ・・・なんだっけ、カリョ・・・さんもとっても強くなってた。
 ごにょごにょの振りとかねえだろ。いや、よく見てたらわかるんだけどさ。

 
 ダンジョン入る方法がビル破壊だったりとか、予想もつかない行動をとらされたりもする。
 SFC時代に容量の都合でできなかったことをこれでもかと詰め込んでるのがわかる。むろん、当時、容量に余裕があったとして、これと同じものができたかというと疑問だけど。
 メタルサーガ鋼の季節の失敗や、全体的にはよかったMM3だが、それでもでた不満をこれでもかと修正してきている。


 低レベルで攻略する方法もあるけど、めんどくさくなったらレベル上げて殴れば勝てるし、レベル上げる方法は死ぬほど簡単。お金もガンガン消費させる代わりにガンガンたまる。序盤から稼ぎポイントがいくらでもあるし。
 戦車改造のために金稼いでたらレベル上がりすぎてしまった。


 2では使いやすい戦車が決まっていたが、MM2Rはどの戦車も特色があり、育成仕方しだいで強くも弱くもなる。大砲山ほど積んでキャノンラッシュも当然強いのだが、1本だけ積んで、ダブルストライク×2にトリプルストライクつける方法など、必ずしもダブルエンジンが良いとは限らないところが面白い。
 全体的にはS-Eが強いものの、4連射機銃にストライク系をつけてラッシュすると、20回近く攻撃したりと、もはや何のゲームかわからなくなる。どうにも、S-Eを穴1につけれる戦車は、これをS-Eで可能だとか。鬼だろそりゃ。


 もっとも、敵もさること、あちこち迎撃能力が搭載されており、迎撃能力が反応しない、レーザーや電撃系が意外なところで役に立ったりと、無駄なものが限りなく少ない。


 また、周回でレベル引き継げるらしいのだが、敵も強くできるらしい。最終的には10倍の強さにできるとか。さらにキラキラという強い敵もランダムで出たりと、こっちがほぼ無制限に強くなるのに対して、敵もがりがり強くなる、こっちだけ強くなりすぎて敵が弱く倒す敵がいないというRPGのむなしさなんて何のそのらしい。


 スカイリムが洋ゲーオープンワールドだとすれば、このMM2Rは和ゲーオープンワールドの決定版みたいなものだろう。
 面白すぎてやめどころが見つからない。スカイリムにもモンハン3Gにも一切手がつかない。というか、発売日以降、このゲーム以外ほとんどしていない状態。しかもまだ2週目が続きそう+1週目もまだまだやることあると、コストパフォーマンスが高すぎる。


 良リメイクという言葉があり、それでもほぼ全ての作品がオリジナルを超えることがないのに対して、このゲームは始めてオリジナルを超えるリメイクではないだろうか。
 元の原作も良ゲーだったがそれを遥かに凌駕するリメイク。そんなものが存在するとは思わなかった。
 今年は俺屍リメイクの年だと思っていたが、それがわずか1ヶ月前のことにもかかわらず、忘却の彼方に追いやりMM2Rが出た年だと俺に認識させるに十分のゲームだろう。
 これ、今年の1位でいいや。FF13−2がどれほどで気がよくても、これを超えるの難しいってレベルじゃねーぞ