2017/01のライブ観賞 6本

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今年も無事スガダイロー&中村達也の赤斬月で始まりました。あえて1stのみの選択。 なんかマッコイ・タイナーなローとフルスロット交えつつ自在な達也。手探りと噛み合いのバランスがこのユニットの面白さだと思う。それとこの2人らしい内じゃなくて外に音が出ている感じが楽しかった。

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中村達也&スガダイローの赤斬月+鈴木勲。今夜は2ndを選択。 昨夜の2人のみの演奏は奏者と楽器の組合せで気付くようにドコア。そこにアコべが加わる事で耳に優しくフリージャズ化w 情熱的だけドロドロしない感じは暗いフリージャズのファンにはウケないかも知らんけど、強度は同等。
個人的には昨夜の赤斬月のドコアな世界観が好みだけど今夜のオマさんの年齢を無視した音数とか流石なので来年もこのパターンだったら嬉しい。

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ミッションズで「昭和PUNK残侠伝」というタイトルのヤツ。 奇形児が先で、このバンドはパンクというより独特のラウド。オレは曲はほとんど知らないのだけど、色んなロックを巻き込んでいる音が楽しい。
して、ラウド・マシーン。こっちはパンクという言葉を外そうとしても出来ないという面倒なバンド。ま、西村茂樹が頭でワカがいてカトケンもいるのだから当然。このバンドの音はオレには素直に肉になるヤツで、今夜もオレが一番楽しんだという自信がある。

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見た目にはやらかしてる感有りの碧衣スイミング。実際パッと音を聴いた時は「やらかしてるな」って思ったんだけど、そのうちなんかニューウェイヴとかジャーマンプログレとかクラスターとかメビウスとか初期のPhewとかナスカ・カー・アローンとかそういうのが浮かんできて嵌ってしまった...。
2ndはonnacodomoのVJに持ってかれて音はBGMとして聴いてしまったので音の感想は残ってない...。まあとにかくonnacodomoのサイケから展開してのユーモラスでユニークな手法は面白すぎ。
トリのPhew+モリイクエとonnacodomoはどんどん進化しているPhewエレクトロニカにモリイクエがビートに拘るというでもない音を絡めていてシンプルだけど複雑化したような展開。onnacodomoもシリアス寄り。足りないわけじゃないけどもう1セット聴きたくなるヤツ。

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MANNISH BOYS半端なかった。メジャーの力を目の当たりにするとぐうの音も出ない...。なんかロックンロールを腐した事言う輩いるけど「今夜ロックンロールはネバーダイ あとはグッグッギャラッグッグ」だよイナカモン。
オオバコなので途中でアルコールのつぎ足しが難しいとわかっていたので事前に角のポケットボトルを忍ばせていたのだけど2時間でキッチリ空にしてやったw
今夜のMANNISH BOYSで一番楽しかったのは「うんこメーカー」でOiパンクなんか知らないであろう人達も含めた大人数でOi! Oi! Oi!って叫べたことだなw

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この歳になってやっと初めてのJeff Beck。言いたい事は山の様にあるけど色々端折って言うとオルタナ小僧だった時代を乗り越えてロック中年になってよかったと思った。「Scared for the Children」聴いてる時、ロックがあの域で鳴るというのに目がウルっとなった。