大人のお留守番

今日、お父さんは障害者の会の1泊旅行で青森へ。杖をついてでも、歩けるうちは行かせたほうがいいんじゃない?ということで、本人も喜んで出掛けた様子。荷物は手に持てないので、リュックを背負って行ったとのこと。
脳梗塞をやってから十数年、左半身が不自由でも、意地で歩いたり車を運転したりしているが、やっぱり歩くのは年々、大変になっている。


お母さんは今日、お留守番。ひとりでどうしているかなぁ、と思って夜に電話をしてみた。
「ネズミに、かれでねぇすか? (食われてない?) 」と聞くと、 「うふふ、大丈夫!」 とのお返事。
普段は文句を言ったりケンカをしたりしていても、やっぱり心配らしい。 「ひとりだぁど、ご飯つぐんのも、やんたぁね (嫌だね) 」 と言うお母さんに、 「まぁ、今日はのんびりして、明日は美容院さでも行ってくれば?」 と言うと 「そうだぁねぇ、行ってくべぇすか」 だって。



小さい頃から、ひとりでお留守番をする時にはいつも、 「ネズミさ、かれんなよ (食われるなよ) 」 と言われたものだ。お父さんからも、お母さんからも、おじいちゃん、おばあちゃん、おじちゃん、おばちゃんからも。


これって、うちの田舎だけなのかなぁ。
結構、好きなんだなぁ、この言葉が。うふふ。