今日のウフフ

休日。カラッとしたイイ天気。
ゆっくり起きたものの、このお天気を生かさないとっ!と掃除をし、枕やクッションなどを干し、洗濯を始めた。洗濯物は面白いようにすぐ乾き、シーツやタオルケット、バスマットなど次々と大物に取り掛かる。いやぁ、これだけお日さまパワーがあると、本当によく乾くね。



15時半ぐらいだっただろうか、そろそろ最後の洗濯物をとりこもうと外へ出ると丁度、お向かいの高校の下校時間にぶつかってしまった。ぞろぞろと校門から出てくる高校生たち。 「どうしようかなぁ」 と思ったが、まぁイイや、と乾いた大物の洗濯物と格闘していた。
すると、うちの前を歩いていた生徒のひとりが私の方をチラッと見て、一緒に歩いていた友達に 「ここに住んでたらイイよなぁ。学校が始まるギリギリまで寝ていられるし」 と言った。 「そうだよなぁ。でも、何かあったらすぐに先生が来そうで嫌じゃね?」 「うーん、でもさぁ・・・」 あとの会話は通り過ぎて行ったので聞こえなかったが、思わず 「うふふ」 と笑ってしまった。


田舎のおばあちゃんちは、商業高校のすぐ脇にある。歩いても、1分も掛からない。走ったら数秒だ。おばあちゃんちの従妹たち、今は東京に住んでいる仲良しの従妹と今でも田舎に住んでいる妹は、家から数秒のその高校に通っていた。
自転車で20分ぐらい掛かる高校に通っていた私は、彼女たちにいつも、今日の高校生と同じことを言っていた。 「いいなぁ、学校がこんなに近くて。チャイムが鳴ってから走ってもいいんだもんねぇ」 と。特に、朝が苦手な上のお姉ちゃんの方は案の定、いつもギリギリ登校だったね。
「家が近いヤツほど遅刻が多い」 って言っていたのは、中学の担任の先生だったかな。確かにそうだね。先生、さすがっ!