題材不新鮮 SF作家 飛浩隆のweb録

2004/11/10 (水)

[]『万物理論』まだ読んでます

なかなか進みません(作品のせいではないですよ)が、中盤の大ネタ炸裂までは来ました。

はは〜。今後の展開がたのしみです。

しかしこれから『順列都市』を読むなんて、幸せな人ですね。(だれにともなく)

あの作品のキモは、喧伝されているような「塵理論」や順列都市の描写ではなくて、オートヴァースの方にあると思っています。終盤の怒濤の展開の、まあ凄いこと怖いこと!(淀長ふうに)

[]『夕凪の街桜の国 (Action comics)こうの史代

読了

11月8日日記で買い損ねた本がこれでした。

書店で見かけられた方は、この本の帯にありったけの賛辞を寄せているのが、あのみなもと太郎氏であることに気づくでしょう。ためらうことなく読むことをお勧めします。とても薄い本ですがこれ以上1ページも不要なのだと思いました。

飛がこの本に気づくきっかけを与えてくれた鈴木力さんただただしさん、ありがとうございました。

[]新企画!

雲魂拾六である人から提案された企画

蹴りたい田中』に対抗して『飛にピアス』という本を出してはどうか?

なるほど、と膝を打ちましたが、考えて見たら収録すべき作品がありません。

ふくちゃんふくちゃん 2004/11/11 23:56 『夕凪〜』、私も表紙と帯に惹かれて買いました。史実が抱える重みと、日々の風景の穏やかさが、自然にそして巧みに交錯した物語は見事です。言葉、とりわけ地の文もいい。なによりあの描線、眼を中心にした表情や顔の角度による感情表現、五体のポージング。もう完全にツボです。