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2017-01-11 (Wed)

[][]ママチャリインプレッション 「ピナレロ トレビソ」

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現在、最高性能のロードレーサーを供給するトップメーカーの一角として、確固たる地位を築き上げているピナレロ。より速く、より遠くへ。このメーカーほどロードバイクに求められる要求に応え続けているメーカーはいないといって過言ではないだろう。

ドグマF10、プリンス、FP、ロードレースシーンに革新を与えた製品を上げればきりがないが、彼らは今ここにトレビソという新たな境地を切り開いた。

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ピナレロのラインナップの中において異質なフレームデザインは、若き日のヤン・ウルリッヒが駆った伝説のファニーバイク「パリジーナ」を彷彿とさせる。通勤ライドのモチベーションが大いにかきたてる造形だ。駆動系に配されたチェーンカバーによる空力効果も期待してよさそうだ。また、BB上部に配された湾曲形状のサブチューブも特徴的。肉厚のあるフレームと相まってBB周りはがっちりと固められており、剛性は相当に高い。ダンシングで激しくペダルを踏み込んでも、フレームはしなることなくしっかりと受け止め、推力へと変換してくれた。

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そしてこのサブチューブは、剛性面だけにとどまらず、担ぎ性能の向上に大きく貢献しているのだ。自転車から飛び降り、サブチューブを握り担ぎ上げながら屋内駐輪場の階段を駆け上がる、その一連の動きをスムーズに実現してくれる。シクロクロス競技で培われたノウハウが惜しみなく投入されているあたりは、さすがはピナレロといったところ。

踏みだしは軽い。時速30kmまでスムーズに吹け上がり、そのまま巡行モードでスピードを維持できる。ピナレロらしく最新のトレンドを踏襲した太めのタイヤを装備しており、転がり抵抗の低減を実現している。シマノ製7速外装変速機のレスポンスも良好。Vブレーキの制動力も申し分ない。ツールドフランスなど世界トップレベルの世界でメカニックの信頼性を高めた経験がここでも生かされていると言えるだろう。

惜しむらくは、ヘッドライトが電池式で点灯/消灯にボタン操作が必要な点だ。ハブダイナモ化による重量増を嫌ってのことだろうが、どうせもともと激重ガン鉄自転車なのだから、ここは頑張ってほしかった。ライト自体は十分な照度もあり 常時点灯・点滅切り替えも可能で使い勝手が良いだけに、次期モデルでの改良を期待したい。

ーインプレッション

「ビジュアル面での勝利を狙う、存在自体が特徴のバイク」TOK(HOTSTAFF)

高い剛性を持ったよく進むバイクで、純粋にビジュアルを追求しているなという印象を受けました。踏み心地が硬くどんな踏み方をしても力が伝わりやすく、ダイレクトな反応が楽しめる1台です。快適性こそ他のママチャリに譲りますが、ピナレロ乗ってるぜ!という所有欲が持ち味ですね。

BB周りは硬く作ってあり、力をかけて踏んでも全くたわむ気配はありません。踏んだ分だけグッと加速してくれるため、平坦でのスピードの伸びや速度維持が素晴らしく、信号の多い通勤路のようなストップ・アンド・ゴーを繰り返すシーンには最適でしょう。

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ハンドリングはナチュラルで自然です。重心位置の設計が素晴らしく、信号待ちでのスタンディングポジションの安定性は抜群でした。前述した通り高剛性ですから、正直なところ快適性は多少犠牲になっていると感じます。標準装備のセンタースタンドは、ロボット収納型の地下駐輪場は非対応で利用できないことが多いので、注意が必要です。純粋なビジュアル系ママチャリですから、多少の不便は押してオサレに乗りこなすものと考えるべき。高機能かつ高信頼性なママチャリが欲しいという方には、別の選択肢があるでしょう。ブリヂストンを買え。

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これだけのハッタリ性能ながら、完成車両5〜6万円台のプライスは圧倒的にお買い得。ロングライドもレースも、という万能的な雰囲気ではありませんが、デカい前かごとリアキャリアでお買い物には万能です。フレームのピナレロロゴはシールなのに、ヘッドマークは特別にバッジで作りこまれているという イタリアンな謎のこだわり。通勤用に(自転車マニアからの)反応性が良いバイクが欲しいという方には是非乗って頂きたい。そう思わせてくれるバイクでした。

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(民明書房 刊「ママチャリインプレッション 2016」より)

2016-06-13 (Mon)

[][]ローディーな自転車通勤スタイルについてまとめてみた 2016版

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前回のまとめから 5年が経過しました。転勤したりとか舞い戻ったりとか、通勤装備が若干変わったり変わらなかったりとかしているので、ここらで情報を現行化しておきます。

(詳細は「続きを読む」から)

自転車通勤ルート

  • 東京郊外⇔武蔵野の 片道 35km程度。
  • トレーニングを兼ねて、都道尾根幹線を中心としたアップダウンコースを選択
  • 乗車時間は片道 70分くらい。加えて着替え時間(15分程度)を考慮しています
  • 【徒然】
    • 普段運動していない人が自転車通勤を始める場合、片道 30分以内が目安かと思います(経験則)
    • エイヤで距離に換算すると、ママチャリ 5km以内/クロスバイク 10km以内くらいでしょうか
    • 自転車に乗り慣れた人でも、片道 1時間を越えると日常習慣化は難しいです
    • 通勤ルートを選ぶときは、地図上の見た目の距離よりも、安心かつ安全に走りやすいルートを重視したほうがよいです。
    • 狭くて見通しの悪い道路よりも、交通量が多少多くても路肩や歩道に余裕がある道路(自動車・自転車・歩行者が区分けされている)を選ぶのがよいでしょう。
    • 歩行者最優先! 生活道路は避けけたり再徐行。特に夜間や夕方には要注意
    • とりあえず最初は実際にいろんなルートを走ってみて,のんびり定番コースを決めていけばよいと思うよ
    • 天気が良ければ景色のよい公園に寄り道したり、自転車通勤には心の余裕が必要デス

自転車通勤頻度

  • 春〜秋オンシーズンは可能な限り自転車通勤*1
  • 冬のオフシーズンは,無理の無い範囲での自転車通勤
  • 雨が降ったら(降りそうだったら)迷わず電車通勤。降水確率 40%が私の目安。
  • 【徒然】
    • 毎日ジテツーする必要は全くなくて、例えば「週1日だけジテツーしてみよう」的ノリで十分だと思います
    • 最寄り駅までのママチャリ通勤を、たまには一駅先までママチャリに乗ってみよう、もアリ。
    • 自転車通勤が性に合っていれば(楽しくなって)自然と頻度と距離が伸びていくと思う
    • 冬場は体力が落ちるので、疲労を感じたらサクッとジテツーはお休みしています。
    • 雨の日も自転車通勤しないことにしています。交通安全リスクは増えるし、なにより冬の雨は確実に風邪をひける。
    • 雨のライドの後片付け、メンドクサイ。
    • 通勤はあくまで通勤、ずっと続けることなので、無理はしないことにしてる。

使用自転車

  • 【徒然】

  • 【徒然】
  • 視界確保、自分の存在アピールに、十分な照度をもつ前照灯はとても大事です
    • 最近の USB充電式 LEDフロントライトは 明るくて電池も持つので素晴らしいですね
    • 以前は FENIXの乾電池式高輝度LED LD20を使っていましたが、DOSUN SF300の明るさ&寿命に負けて乗り換えました。
    • うっかり充電忘れ対策に、サブ照明として CATEYEの単三電池式LEDライトも装備しています。明るさそこそこ長寿命。コンビニで電池調達可能なのが心強い
  • リア反射板でもよいですが、夜間少しでも目立ちたいので LEDリアライトを付けています。
    • SL-LD200-Rは、ソーラー充電コンデンサ、照度&振動センサーでの自動的ON/OFF機能で、電源から店頭まで完全メンテフリーでお気に入りです。
  • ライトの色は「前照灯が白色/尾灯が赤色」を絶対に守ること.特に安価だからと前照灯に赤色LEDを使うのは非常に危険*2

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通勤装束

  • サイクルジャージ&レーパン&ヘルメット
  • 自転車用リュック=ドイターの(RACE X AIR)。
    • メッセンジャーバックは荷重の偏りが肩凝り腰痛の原因となりがちで お勧めしない。やはりリュックがお勧めで、肩掛けを前で留められるタイプが安定して使いやすい
    • 汗かきさんのリュックとしては、背中が物理的に接触しない仕組みを備えた製品がお勧め。
    • 背中にどんなに強力な防水加工パッドが入っていても、直接触れると防水加工を突破して内部に浸透します
    • だからドイターの背面メッシュなモデルがお気に入りです。RACE-Xはショルダーもメッシュで汗に強いのが素晴らしい。
    • リュックが汗臭くなる前に定期的に丸洗いすべし(だから高級品よりも、洗濯しても惜しくない低価格製品が好み)
  • 【徒然】
    • 最初はユニクロのスポーツウェアだったが,汗対策や機能性・快適性で結局サイクルウェアに落ち着いた
      • ちょっとした苦痛の積み重ねが自転車通勤の苦痛につながるので、予算が潤沢&環境が許すならば最初からサイクルウェア導入をお勧め
      • 予算が厳しければ、まずは手持ちのスポーツウェアで始めるのがいいと思います。必要を感じてから徐々に買い揃えるので十分
    • ボトムウェアにジーンズは避けるべき。汗で張り付いて動きにくいし、デニムがすれてお尻や股に速攻で穴が開きます
    • 冬用サイクルウェアまで準備できればベスト。最近のウェアは高機能で寒さがあまり気にならなく、5分も走れば暑くなる。
    • ヘルメットは絶対に買いましょう。交通事故はどんなに気を付けても他責で起こります
    • 自転車通勤は激しく汗をかく前提で準備しておくべき
      • 会社で仕事服に着替えたら,サイクルジャージを洗面所で軽く洗って干してます.速乾素材なので帰宅時刻までには乾く
      • 特にサイクルジャージやスポーツウェアの化学繊維は,汗が乾いたときの匂いがキツい

携行品

  • パンク修理セット(予備チューブ2本,CO2ボンベ2本,タイヤレバー)
    • 携帯空気ポンプよりも CO2ボンベの方が断然楽で速い.ただし失敗すると後が無いので予備ボンベをお忘れなく
    • ポンプにせよボンベにせよジテツーを始める前にタイヤ交換の練習はしておいた方が良い
    • 2年半の自転車通勤で通勤中のパンクは1度だけ.無意識にパンクリスクの高い箇所(ガラス片等のゴミの吹き溜まりなど)を回避してるからだと想像
  • 下着,着替えとタオル
    • 着替えのボトムは会社ロッカーに常備*3しているので,トップスだけ持っていく
    • レーサーパンツは下着を履かないので、履き替えのパンツも忘れずに
    • 汗拭き用のタオルは MSRのパックタオル Personalを使用中.軽量かつ吸水性・速乾性に優れる逸品

その他 TIPSなど

  • 自転車通勤中の不測の事態に備えて公共交通機関へのエスケープ経路を確保しておくと安心
    • 例1)自転車を駐輪して電車に乗れるルートを予め確認しておく
    • 例2)タクシーを拾える場所をチェックし,タクシー代の現金を持ち歩いておく
    • 例3)輪行可能な電車区間をチェックし,いざというときは輪行する
  • 会社ロッカーなどを活用して通勤時に携行する荷物量を削減すると楽
    • 毎日重い荷物を背負って自転車を漕いでいると腰痛が怖い
    • 着替え等を普段は会社ロッカーに常備しまとめて洗濯することで荷物量は削減可能
    • セキュリティ施策で会社PC持ち出しが禁止され(自宅PCからリモートアクセス可能になった)て、通勤荷物がぐっと減りました
  • 会社にシャワー施設があるので汗の処理に助かっている
    • 会社でざっと汗を流せます.
    • 職場にシャワーが無かったときは制汗スプレーと使い捨て汗拭きシートで対処していた
  • 無理をしない
    • 疲れているとき,なぜか自転車に乗るモチベーションにならないときは,さくっと電車通勤に切り替えてる
    • 無理して自転車通勤すると,義務感を感じることとなり,結局は自転車通勤が苦痛になってしまう
    • 交通ルールをきちんと守ることも「無理しない」ことの一環.日々の習慣はリスク回避が基本.
  • 自転車保険には加入する
    • 自転車は車両です.
    • 自分が被害者になるケースだけでなく、自分が加害者になることも十分にありえます。賠償額は自動車事故と同じです。
    • 掛け捨ての自転車保険で加害時の対人・対物損害保証や,自分の怪我をかなりカバーできます.
    • 生命保険や自動車保険の特約で,自転車保険相当のものが付いていることもあります.
    • 私は自転車通勤事故の経験はないですが、プライベートで自分の可失ゼロの交通事故を経験してます。いくら気をつけても事故リスクは不可避です

(参考)自転車通勤の労災について

  • 自転車通勤時の交通事故でも「通勤手段申請内容に関わらず」労災は適用されます
    • 労災適用の判断ポイントは「合理的な通勤径路および方法」で発生した事故か否かであり,会社への通勤申請内容と合致しているかどうかは無関係です*4
    • その通勤が社会通念上 自転車を使うことが合理的であれば、原則として労災適用です。
    • 労災適用の判断結果に不服があれば,きちんと理由を問い合せるのが大事
  • 自転車通勤時の事故が問題になるのは、会社に通勤手段を「自転車通勤」で申請していなかったときでしょう
    • 虚偽申請は、当然ながら会社就業規則上の問題になりえます

*1:通勤時くらいしかロード練習時間がとれないため

*2:他人は赤色が後方と思っており,つまり遠ざかっていると思っていた自転車がじつはこちらに突進していることに!!

*3:洗濯は会社近所のクリーニング屋

*4:逆に言うと,会社に自転車通勤で申請していても,一般的に非合理な通勤径路であれば労災対象外となる可能性があるとのこと.道路交通状況から普段と少し違う道を使った,帰り道に少しスーパーに寄って買物した等であれば,一般的には「合理的」の範囲に含まれるそうです

2011-05-30 (Mon)

[][]ローディーな自転車通勤スタイルについてまとめてみた 2011版

前回のまとめから早1年が経過、職場ロケーションも変わったこともあり,まとめ記事も現状に合わせ 2011版に更新してみました.昨今の自転車ブームに加えて震災時の交通マヒから周囲の人達もチャリ通を見直してきているようで,世の中的にも自転車通勤が根付いてきている感があります.このエントリでは自分(2011年版)の場合ということで自転車通勤スタイルについてまとめておきますので,参考にしていただければ.(全般に箇条書きの1段目で自分の環境に付いて述べ,2段目以下で一般論について述べているつもりです)

なお私のスペックですが,ジテツー歴 5年.たまにヒルクライムレースやホビーレースに出場している趣味サイクリストな 30台のオッサンです.通勤とトレーニングも兼ねていることもあり,通勤にしてはハードな部類に入ると思います*1が,ジテツー5年程度でこのくらいやってる人もいるよという程度に考えて頂ければ.

何か質問とかコメントとかあればお願いします.FAQ的なものは追記したいと思います.

(詳細は「続きを読む」から)

自転車通勤ルート

  • 東京郊外から武蔵野エリアへの通勤.片道 35kmくらい.
  • 乗車時間は片道およそ 70分程度.
    • 普段運動していない人が始める場合は片道 30分以内が上限目安か(自分の経験則)
    • エイヤの距離換算ではママチャリ 5km以内,クロスバイク 10km以内というあたり
    • 慣れた人でも片道 1時間を越えると習慣化は難しい
  • 通勤時間としては,乗車時間に加えて 15分程度の着替え時間等を計算
  • トレーニングを兼ねて都道尾根幹線を中心としたアップダウンを含むルートを選択
    • 一般的にも無理に坂を迂回する必要は無い.迂回するより登ってしまう方が楽なこともある
    • 天気が良ければ景色のよい公園に寄り道したり.心の余裕が必要デス.
  • なるべく安全に走りやすいルートを選択している
    • 車の交通量よりも路肩の広さ(自動車通行ゾーンと自転車通行ゾーンが明確に確保されているか)が重要
    • 歩行者に対する危険性も考慮が必要.見通しが悪く飛出しが多そうな生活道路は避けるか再徐行を計算に入れる.特に夜間や夕方には要注意
    • とりあえず最初は実際にいろんなルートを走ってみて,のんびり定番コースを決めていけばよいと思うよ

自転車通勤頻度

  • 春〜秋オンシーズンは晴れていたら可能な限り自転車通勤*2
    • 一般的には毎日ジテツーする必要は全くなく,例えば”週1日だけジテツーしてみよう”的ノリで十分
    • 最寄り駅までのママチャリ通勤を”たまには一駅先までママチャリに乗ってみよう”もアリでは
    • 自転車通勤が性に合っていれば(楽しくなって)自然と頻度が増えていくと思う
  • 冬のオフシーズンは,無理の無い範囲での自転車通勤
    • 体力が落ちている冬場は,疲労蓄積を感じると電車通勤で休息を入れる
    • 寒さは冬用サイクルウェアを準備していれば気にならない.5分も走れば身体が温まり汗ばむくらい.
  • 雨が降ったら電車通勤
    • 降水確率 40%を目安に自転車に乗る/乗らないを判断
    • 夏は雨に降られてもびしょ濡れになるだけで済むが,冬の雨は確実に風邪をひける
    • 雨の日は視界も悪くなり転倒リスクも増えるので,長いスパンで考えて無理はしないことにしてる
    • 練習なら雨でも乗れるけどあくまで通勤だから・・・

使用自転車

通勤装束

  • サイクルジャージ&レーパン&ヘルメット
    • 最初はユニクロのスポーツウェアだったが,汗対策や機能性を追求すると結局サイクルウェアに落ち着いた
    • ちょっとしたウェアの苦痛の積み重ねが自転車通勤の苦痛につながる
    • 理想は自転車専用ウェアだが冬用スポーツウェアでも十分に代用可能.アウトドア系ウェアは特に流用しやすい
    • ボトムウェアは重要.特にジーンズは避けるべきで,動きにくいしマタにすぐ穴が開く
    • 予算が厳しければ,まず手持ちのスポーツウェアから初めて少しずつ必要なものを買い揃えていけば良い
    • 予算が潤沢ならば,最初からサイクルウェアの購入をお勧め
  • ヘルメットはかぶろう.事故は他責でも起こります
  • 自転車用リュック(ドイターの RACE-X AIR
    • メッセンジャーバックは荷重が偏って肩凝りや腰痛の原因となりお勧めできない.
    • リュックがお勧め.肩掛けを前で留められるタイプが使いやすい
    • 汗かきさんはリュック本体と汗まみれの背中が物理的に接触しない製品がお勧め.背中と荷室が(パッドを介してでも)直接触れるタイプでは防水加工を突破して内部まで汗が浸透してしまう
    • リュックは汗臭くなったら丸洗い(だから高級品よりも安物が好み)
  • 会社に付いたら通勤ウェアは水洗いして干してます
    • 自転車通勤は激しく汗をかく前提で準備しておくべき
    • 特にサイクルジャージやスポーツウェアの化学繊維は,汗が乾いたときの匂いがキツい
    • 会社で仕事服に着替えたら,サイクルジャージを洗面所で軽く洗って干してます.速乾素材なので帰宅時刻までには乾く

携行品

  • パンク修理セット(予備チューブ2本,CO2ボンベ2本,タイヤレバー)
    • 携帯空気ポンプよりも CO2ボンベの方が断然楽で速い.ただし失敗すると後が無いので予備ボンベをお忘れなく
    • ポンプにせよボンベにせよジテツーを始める前にタイヤ交換の練習はしておいた方が良い
    • 2年半の自転車通勤で通勤中のパンクは1度だけ.無意識にパンクリスクの高い箇所(ガラス片等のゴミの吹き溜まりなど)を回避してるからだと想像
  • 強力な LED前照灯
    • しっかり視界確保できる照度が重要.自分の位置を周囲に示す意味でも超重要.
    • FENIX LD20を使用中.照度も高く,単3型エネループを利用可能なのでランニングコストも良好.
  • テールライト用赤色LED灯
    • 反射板でもOKなのだが,夜間少しでも目立ちたいので LEDライト.
    • CATEYEのフラッシングライト SL-LD200-Rを使用中.電源はソーラー充電,周囲の照度と振動で自動的に点灯ON/OFFしてくれるのでメンテフリーで楽
    • ライトの色は「前照灯が白色/尾灯が赤色」を絶対に守ること.特に安価だからと前照灯に赤色LEDを使うのは非常に危険*3
  • 下着,着替えとタオル
    • 着替えのボトムは会社ロッカーに常備*4しているので,トップスだけ持っていく
    • レーサーパンツは下着を履かないので,履き替えのパンツも忘れずに
    • 汗拭き用のタオルはMSRのパックタオル・パーソナルを使用中.軽量かつ吸水性・速乾性に優れる逸品

その他 TIPSなど

  • 自転車通勤中の不測の事態に備えて公共交通機関へのエスケープ経路を確保しておくと安心
    • 例1)自転車を駐輪して電車に乗れるルートを予め確認しておく
    • 例2)タクシーを拾える場所をチェックし,タクシー代の現金を持ち歩いておく
    • 例3)輪行可能な電車区間をチェックし,いざというときは輪行する
  • 会社ロッカーなどを活用して通勤時に携行する荷物量を削減すると楽
    • 毎日重い荷物を背負って自転車を漕いでいると腰痛が怖い
    • 着替え等を普段は会社ロッカーに常備しまとめて洗濯することで荷物量は削減可能
    • セキュリティ施策で会社PCの持ち出しが禁止され,自宅PCからのリモートアクセスに変わったので,通勤荷物もぐっと減りました
  • 会社にシャワー施設があるので汗の処理に助かっている
    • 会社でざっと汗を流せます.
    • 職場にシャワーが無かったときは制汗スプレーと使い捨て汗拭きシートで対処していた
  • 無理をしない
    • 疲れているとき,なぜか自転車に乗るモチベーションにならないときは,さくっと電車通勤に切り替えてる
    • 無理して自転車通勤すると,義務感を感じることとなり,結局は自転車通勤が苦痛になってしまう
    • 交通ルールをきちんと守ることも「無理しない」ことの一環.日々の習慣はリスク回避が基本.
  • 自転車保険には加入する
    • 自転車は車両です.
    • 自分が被害者になるケースだけでなく,自分が加害者になることも十分にありえます.賠償額は自動車事故と同じです.
    • 掛け捨ての自転車保険で加害時の対人・対物損害保証や,自分の怪我をかなりカバーできます.
    • 生命保険や自動車保険の特約で,自転車保険相当のものが付いていることもあります.
    • 自分の場合,自転車通勤での事故はありませんが,普段のサイクリングの際は自分の可失0の事故を何度か経験してます.いくら気をつけても事故にあう可能性はあるということ.

(参考)自転車通勤の労災について

  • 自転車通勤時の交通事故でも「通勤手段申請内容に関わらず」労災は適用されます
    • 労災適用の判断ポイントは「合理的な通勤径路および方法」で発生した事故か否かであり,会社への通勤申請内容と合致しているかどうかは無関係*5
    • 労災適用の判断結果に不服があれば,きちんと理由を問い合せるのが大事
  • 但し,自転車通勤が会社申請の通勤手段と異なる場合,労災適用うんぬんとは別問題に,虚偽申請による会社就業規則上の問題になる可能性は当然あります

宣伝ww

これでも一応チームメンバなので宣伝しておきますww

自分の使っている通勤装備はサイクルハウス イシダで購入しました.仕事熱心な石田さんは夜遅くまでお店で作業しているのでw,帰りの遅いサラリーマンでも安心です

  • 通勤タイヤ:Pana Racer Duro PT,ミシュラン Lition,Pana Racer ツアラー
  • CO2ボンベ:LEZINE
  • LEDライト:FENIX FD20
  • 通勤リュック:ドイター RACE-X AIR

*1:世の中にはもっとすごい人は山ほどいますが,あくまで世間一般の相場論での話ですw

*2:通勤時くらいしかロード練習時間がとれないため

*3:他人は赤色が後方と思っており,つまり遠ざかっていると思っていた自転車がじつはこちらに突進していることに!!

*4:洗濯は会社近所のクリーニング屋

*5:逆に言うと,会社に自転車通勤で申請していても,一般的に非合理な通勤径路であれば労災対象外となる可能性があるとのこと.道路交通状況から普段と少し違う道を使った,帰り道に少しスーパーに寄って買物した等であれば,一般的には「合理的」の範囲に含まれるそうです

2010-10-23 (Sat)

[][]ジャパンカップ2010 観戦レポート(2):国際クリテリウム

市民オープンレース観戦からの続き)

宇都宮の駅前大通りを完全封鎖してのクリテリウム(#jcrr).正直,観客ガラガラで大失敗になるんじゃないかと思っていたのですが,蓋を開けてびっくりの大盛況!! これは日本のサイクルロードレース界における”事件”じゃなかったかと思います.大興奮のレース会場に飲み込まれて,まさに夢のような 40分間でした・・・.

2時間前から場所取りしたにも関わらず,歩道最前列は既に観客でいっぱいの様相です.しかもサイクルロードレースファンではなく,これまで自転車協議には縁の無さそうだった子供連れからお年寄りまでフルラインナップな地元の皆様がた.更に,地元チームの宇都宮ブリッツェンの応援グッズを身につけた(動員の応援団には到底見えない)観客の皆様がた,明らかにこれまでのジャパンカップとは異なる客層です.お世辞抜きで,ツール・ド・フランス TV映像のシャンゼリゼの中でしか見たことのないあの熱気・風景が目の前に展開されてます.ジャパンカップだけでなくこれまで散々 実業団や TOJ,JCRCなどが目指してきた「自転車競技の魅力の一般へのアピール」が,たった一日(競技時間 30分そこそこ)のイベントで最大最高の成果を達成してしまった・・・.これにはさすがに驚きました.

(クリテリウムレースの模様と動画は「続きを読む」から)

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パレードランでクリテリウムコースに選手が入場してきた瞬間,ものすごい歓声が上がりましたよ.選手の移動に合わせて歓声も一緒に移動していく,うねりのような会場の盛り上がりにもう舞い上がってしまいました.きっと選手も最大限にモチベーションが上がったんじゃないかなぁ.国内プロ選手は未来永劫経験できないだろうと思っていた大観衆レースだったでしょうし,海外コンチネンタルチームだって(全員がメジャーレースに出られてるわけじゃないから)ここまで熱狂的なレースってそうそう経験ないでしょうし,プロツアーチームだってオフシーズン消化試合と思ってたらクラシックレース並の熱狂ぶりだしで,驚いたんじゃないかと思う.

マキュアン率いるカチューシャが登場したときには,一斉に「会長*1!!」との声援www ジャパンカップ開催直前に彼のツイートで「”会長”ってグルペットのリーダーのことなんだろ? 知ってるよ.別府*2に聞いたよ」と,日本で会長と呼ばれていることを知っていると判明したことから,余計に会長コールに力が入っていたようです.マキュアンさん,苦笑いしていましたwww

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すんません,レースの展開の方は正直さっぱり覚えてません.

フミがアタックを決めてポルシェ,サクソバンクとの 3人逃げ集団で見せ場を作った(スプリント賞ゲット!)時点で熱狂して,目の前を大集団がカーボンリムが焼ける焦げ臭い匂いをさせながら猛烈な勢いで突っ込んでターンしていく迫力に圧倒されてました.

「フミー!いけー!」(逃げてるところ)

「チャンプ宮沢,いけー!」(序盤の様子見な集団で後方でヒラヒラしてるところ)

「土井ちゃんーーー!!」(メイン集団でそつなくこなす土井)

「右京ーーー!!がんばれー!!」(実力の 1000倍は頑張るも圧倒的な実力差に力尽きてちぎれていくところ)

「あ・ら・し・ろー!!」(徐々に追走ペースを上げる集団で良い位置取りを見せてるところ)

「つじーーーー!!」(同上)

覚えているのは,逃げ集団3人の中でもフミの強さは別格だったこと(明らかにスタミナに余裕があり,コーナー脱出の加速も鋭どかった),マキュアンは観客視点で見てても最終周回の勝負どころまで空気のように気配を消して消息不明だったこと,プロ選手の驚くべき制動距離の短さ(シンジラレナイスピードで突っ込んで,素早く綺麗に減速してターンしていく・・・)と驚くべき加速の鋭さ(ほぼゼロスピードからトップスピードまでの加速時間がシンジラレナイ・・・).かっこよすぎて惚れちまうやろー.

レースを見ながら,片手で適当にカメラ固定して撮影した動画をアップしておきます.プレビュー見ずに撮影してる(だって生の視線でレースを見たかったから!)のでフレーム外してたらごめんなさい.

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観戦後は,混雑する表通りを回避して,裏通り経由で宇都宮駅に移動して輪行で東京へと帰還しました.行きは4時間もかかったのに電車だとあっという間ですね・・・.

最後に,落穂ひろい的に良かったこと,気になったことを上げておきます.イベントとして最大級の成功だったと思いますが,来年の運営の参考になれば幸いです.

  • 顔見せ興行としては一本道往復コースのレイアウトは良かったと思うが,将来的にはコース拡張してヘアピンあり高速コーナーありの見せ場を増やして欲しい
  • コース脇の簡易柵は背の低い子供でも網目からコースがよく見えるので非常に良かった.
  • コーナー付近のコース内に立哨する警備員は非常に危険だった*3.ヘアピンでは選手は安全柵ギリギリまでアウト側に寄せてコーナーに侵入し,アウトギリギリまで攻めこんで脱出して行くため,コース内の危険度倍率ドン.立哨するなら観客席側に立つべきだと思います.
  • 競輪選手は少しでもクリテリウムの練習をしたほうがよかったかも.スプリント一発なら絶対的に強いのは分かっているのですが,見せ場を作る前に脱落していくのを見ているともったいなくてしかたありません.僕は競輪選手もリスペクトしてるので,どうせ出場するならゴール前スプリントで競輪選手の強さを存分にアピールして欲しいのです.
  • コースを見下ろせる商店街の 2階の飲食店や屋上は,特設ビアガーデンのように営業してお金儲けすれば良かったのに.

*1:JSports自転車ロードレース解説・宇都宮ブリッツェン監督の栗村修氏が,グルペットを率いるマキュアンの姿に「マキュアン友の会・会長」とコメントしたことが由来

*2:日本人プロロードレーサー 別府史之

*3:観客に「そこは絶対に危ないから避難して!!」と説得されて退去していた.