ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2310】 銀座 いし井 五反田店 (東京・大崎広小路) 南蛮せいろ

<ピーク時、流れ流れて「大崎広小路」>


 五反田界隈でクライアントから開放されて、さあ楽しいランチタイム!なのですが、混むねーー。余り時間もないのでささっと食わねばならない・・・・行列などで時間潰すわけには行かぬ。そんなことを考えながら、「きみはん」「凪」「三田製麺」など順に回れどどこも行列・・・。とうとう「大崎広小路」まで来てしまった(汗)。いかん、ここで決断せねばと、「麵彩房」と「いし井」と両天秤にかけて、結局後者を選択。なぜって??それは、直ぐに入れそうだったのと、「カレーつけ麺」があったからさ! 流石に「カレー」というワードで検索することはあっても、「南蛮」というワードは思い浮かばなかった! へへへ・・・そんなこんなで思いも寄らずまた「カレー系」です。


   





 それにしても、「銀座」という接頭語がつくわりには、極めて体育会系な接客です。券売機の前に立つだけで「いらっしゃいませーーー!」の大きな掛け声ですもん。必死ですかな。厨房のマスターとサブ、あとはホール担当という3名体制。非常にキビキビとした動きには、好感が持てます。


   



   







【和風なレッドカリー!パンチがありそうでスルスル食える上品さ〜〜】


 そもそも「またおま」な豚魚で有名なこのブランド。汁系は以前銀座で経験済みなので、普通の「中華せいろ」でも良かったのだけど、「銀座カリー」などという言葉も思いをよぎった。そんあ感じでこのメニュー・・・・「南蛮せいろ」です。鴨南蛮、カレー南蛮などとあるなか、カレー味意外に思いつかなかった。さてその配膳ですが、「せいろ」ではなく、麵は丼に入れられてやってくる。ちょっと軽い肩透かし感。そして続いて、つけダレが高い台に配されるのでして、そこから手で受け取るけど、ちょっと熱くてビックリした。







 そのつけダレですが、想像以上に「またおま豚魚」に近い色合い。辛味豚魚とそう違わぬ見映えでして、どちらかと言うとレッドカレーに近いというイメージ。和風レッドカレー??そんなのあるか?? まずは味わいますが、スパイス感はほどほどで、確かにどちらかと言うと赤い粉系のカレー味。一味に近いスパイス感がとても刺激的ですが、暴力的でもなく、まさに大人の和風カレーです。豚のエキスも濃ゆいと思いますが、割りしたに魚介出汁でも入っているのか?・・・どこか落ち着いたカレー味。







 それでも調子にのって味わいだすと、レッドペッパーの刺激もありなむで、そこそこスパイス感も楽しめます。けどそれも段々と慣れてきます。そんな一本調子な時にはテーブルセットを利用ですが、醤油のカエシと酢ではバランス悪そう・・・・。しかし、せいろ系の客には、特製七味が個別に手渡され、伝統の和風スパイスで刺激をアップする仕組みはいいね。七味を投入すると、少しヴィヴィッドな味わいになりますが、刺激と落ち着きのバランスが絶妙な気がして、やはり日本人に合う味わいと感じ入る次第。スパイスにもちゃんと和風味があるのだと、当たり前のようで妙な発見を感じました。









【定番のモチモチツルツルストレート中太麺!三河製麺!】


 麵は定番中の定番といった多加水ストレートモチモチ麵!これ旨さのイメージがしやすいので、一般に広く受け入れられやすいと感じます。ウチの年老いた両親なんか好きそうですよ。前歯を置いて力を少し入れるだけで、モチモチっと明るく弾みそうなイメージ。密度感よりも弾みを楽しむタイプ。奥歯で束になったそれをプレスすると、ヌチヌチブルブルと弾むような感覚です。







 表面もツルツルなので、クチ当たりがよく中太麵にも関らずスルスルと啜り上げが楽。喉奥に貼りつくような感覚は少なく、駆け抜けるようなシルエット感が印象的です。ただ、個人的にはカレーつけダレが意外にサラサラっとしていたために、抜けが良すぎるかな・・・・多少は・・・と言う感じです。それだけに、レンゲで少しつけダレを啜り呑みながら、麵を啜り上げるという手段に出てしまいましたが、食べ方としては少し変ですね・・・・。







 そうそう、厨房にうず高く積まれている麵箱には、「三河製麺」の文字が!これってブランド知ってる客には、アピール感あるかもですね。計算してたりして(うそです)。










【味玉デフォルトの納得感!あとは砕きながら麺と啜る肉とメンマ】


 ちょっと気になるところとして、デフォルトで980円のこの一杯。場所は五反田ですが、少々銀座価格のような気がします。しかし、立派な味玉が一つついてきましたので、納得感は高まります。薄味が深く染みているような白身の味としては上品で風味も良い。また卵黄もねっとりとした感触で濃厚な甘みを保ちます。非常にいい印象。カレーダレに浸しても、その卵黄の甘さ主張は変わりませんでした。







 あとは薄切りチャーシューとメンマがつけダレの底に投入されております。サルベージして食うには薄くて肉は自重で崩れそうです。なので、麵を投入しているうちに崩れたところを、麵と一緒に食おうという感じで食います。薄い感じのメンマも、麵と絡めて食うには、丁度良いサイズと分厚さ。カレーに染まると個性が薄らぐ部分はありますが、仕方なしですね。










【スープ割り:ブーメラン方式、和風に落ち着くほっこり割り】


 スープ割りは、魚介系の淡い出汁。いりこのような柔らかい味わいでして、スープ割りにすると、一気にカレー味が和風カレーになってしまいます。もしも、半ライスなどのボタンがあれば迷っていたかもですが、昼飯に炭水化物を取りすぎると、午後から眠たくなるとテレビ番組で説明してましたので、これはこれで良かったのかもと・・・・。










 総じまして、「刺激と落ち着きを上手くまとめたレッドカリーつけ麺」と言う感じですかね。当初のガッツリとか、スパイシーパンチとかいうインパクトは存外無かったものの、それなりにまとまった感は悪くないです。大人らしいカレーと受け止めましょう。それだけに、半ライスでご飯割という暴挙に出ずに、ゆっくり味わえたかもしれませんし。ともあれ、空腹をカレーで埋めるというのは、快感に他なりませんし、この夏は結構この系統食い続けると思います。それなりにね(笑)。ということで・・・なので詠います!



   空腹で
   流れて流れて
   広小路



   食欲不振を
   補うカリー也



 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


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