ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2519】 富士そば 元住吉店 (川崎・元住吉) 煮干しラーメン

<ご立派な「富士そば」でいただく心意気感じる煮干しそば>

 本日は雪になりましたねー。こんな日に限って外出が避けられず・・・いわゆる呼び出しを食らった次第で、心底冷える木曜日です。疲れたー・・・。そう言えば朝から何も食えてないのでした。そんな中、オフィスに戻ろうとした元住吉駅のすぐそばに、なんだか広くてキレイそうな富士そばを発見。そう言えば、ラーメン好きの諸兄から、富士そばで煮干しラーメンの提供が始まったと聞いていたので、ふらっと立ち寄って一杯いただいて元気を取り戻しました。








 富士そばでも「元住吉店」はなにやら雰囲気が違います。ブレーメン通りに面していることもあって・・・ドイツ意識がある富士そば??。ブレーメンそばなるフランクフルト入り蕎麦などこの店にしかない限定があったり、また富士そばではここでしか飲めないビール「レーベンブロイ」などがおいてあります。とはいうものの、BGMはしっかりド演歌だったりするわけで、日独同盟のような立ち食いそば風景です。







 さて今回の「煮干しラーメン」。450円という低価格なれど、富士そばの中ではエリート価格。富士そばは、基本的には店毎で出汁を作るのだという理解。ですが(醤油等材料は共通だと思うけど)、煮干しラーメン用のスープは同じ扱いなのかは不明です。感覚としては食堂チックであり、それがまたほのぼのとした気楽さとして楽しめるというもの。煮干しは、甘味を感じさせるタイプで、ニボ苦みを排除しております。黄土色したスープは、魚粉の影響もあると思われ、スープの底には、そこそこのサラサラ煮干し粉が漂いつつ沈殿するという様相です。ゴクゴク飲み干しても、意外にさっぱりした濃度感です。動物感覚としては、ライトと言えばライト。豚エキスがさらっとしている感じ。そして醤油ダレの存在はあまり感じられず、塩気は甘味の下支えといった味風景です。











 麺は、もっと安っぽいのかなーと思っていたら、これまた失礼いたしましたという感じ。食堂のプヨプヨ麺とは違い、わりとしっかりとしたモチモチ感覚がキープされている、捩れ細麺です。縮れっぽくはない。かん水を悪者にしすぎない程度に、淡い黄色の地肌。意外にスープを吸い込まないタイプだった。しかし、不満なし・・・・値ごろ感覚あるという感じ。










 あとはトッピングで言えばチャーシューが気になる程度かな・・・・。見栄えはそこそこなんだが、味が薄めでしっかりとしたカタメ。スープを吸い込む部分もなく、スカスカな印象で終わってしまった。あとワカメは、この一杯にはあまり入れなくていいかなと思う感じ。スープにたっぷり沈めて、少しふやかさないと固い。茹で卵は仕方ないか・・・と思う程度に少し冷たい感覚。なんだかトッピングだけは肩すかしだったかもしれません。



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 総じまして、「和魂洋才なる店のおだやか煮干し」という・・・・なんかまとまりつかないけどそんな感じ。富士そばでラーメン・・・ってどれだけニーズがあるんだろう?というより、細かな要望までも叶えましょうといった心意気を買いたい一杯かと!。社員を大切にする社風が最近注目されてますが、いつかお話でも聞けたらとも思ってしまいます。と言うことで、なので詠います!



   富士そば
   寒さ感じる
   みぞれ雪



   冷たさ誘う
   レーベルブロイ


お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!






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