ラーメン食べて詠います

ご訪問いただきありがとうございます。仕事の合間や、休日余暇を利用してラーメン探訪をつづけております。ラーメン食べて感じる、小さな喜びやストレス解放を、最後に詠って締めくくりますー。

【今週のラーメン2976】 中華そば 光来 (東京・新宿) 味噌ねぎそば

<実は「味噌が一番旨い?」破格提供のお店>


 いろんな呪縛から放たれたところで、何を食いたかったかというと「味噌ラーメン」。これを食いたいと正直思った。ところが冷やし中華同様、味噌ラーメンもお安くないのだよな・・・。そんなとき、重宝するのは「中華そば 光来@西新宿」さん。








 この「光来」さんは、なんでも激安でしかも旨いと幾度となく何度もここでコメントしてきたつもりです。中でもプレーンの中華そば(醤油)が400円というのが驚きで、しかも質感が高いためにどうしても目を引きます。大盛りにしても500円のワンコイン。しかしですね・・・私、この店で一番おすすめなのは、実は「味噌らーめん@480円」なのです。ワンコイン味噌と侮るなかれですので、興味がある方は是非。さて今回は、それに「ねぎ」をプラスした「味噌ねぎそば@600円」にトライ。ねぎ大好きな自称「ねぎ星人」な私ですから、「旨いものに、好きなものをプラス」して、興奮を高めたかった次第です。これが実に読みが当たった!。












<味噌風味ではない!濃ゆい本格的味噌味」に辛味が滲む!!>


 こちらはお安い上に「ケチらない」。いつもスープはなみなみに注がれております。なのでスープにどうしても具材が埋没して見える麺顔になりますが、これはそういう良いサービスの結果であります。さてそのスープが・・・実に濃ゆい。濃ゆくてしっかりした味わいの味噌感覚で、もし安い味噌なら風味程度なんじゃないの〜って侮ってたら、きっといつか手痛いしっぺ返しをくらうことでしょう。








 味噌感が実に芳醇です。札幌味噌のような、炒めの香ばしさや野菜の甘みの滲みという演出はありませんが、実にしっかりとした「味噌感覚」が質実に漂い、塩気というより味噌の濃さという感覚で、舌に染み渡ります。麹系ならではの香りも十分でして、安っぽさなどないどころか、濃厚、芳醇と感じるます。







 ベースになっているスープも動物感覚が豊かで、豚鶏のエキスの煮出しが実にしっかり。味噌の濃ゆさをがっつりと受け止めているのが、スープ表面の浮遊や味わいにも見て取れます。しかしもっと感心するのは、ねぎに絡まっている赤唐辛子系のタレ。これが食べ進めるほどに、味噌スープに溶け込み、滲み出すわけで、普通の味噌が食べ進めていくうちに「辛味噌」風な味わいに変化してゆきます。これがまた、味噌感覚を高めてくれるため、非常に嬉しい!。600円の味噌麺とは思えないほどの充実感です。













<流石の製麺所直営店!適度のクッシリ感覚と汁吸いのバランスがナイス>


 「フジキン光来」という製麺所の出店なので、こういう店名なのでしょう。ちょうど良い質感。毎日食べても飽きない日常系でありつつも、風合い保つ質実さとでもいいましょうか。適度にクッシリとした前歯の歯ごたえが印象的で、ふわっと香るグルテンの香りが食欲をそそる。また奥歯へ運ぶと、束になったのをプレスするとヌツヌツっとした低反発を感じて、味わいを感じます。適当に時間が経つと汁を適度に吸い込んでいくらしく、それが味噌の風合いを麺に移す一方、食い続けるとでんぷん質ならではの旨味も感るか・・・。







 味噌スープに含まれてる油感が、綺麗に吸い込んで表面に張り付くよう。若干染み込んだツルツル感という表面の光沢がいい感じ。口当たりも適度に抵抗感とスルスルっとした軽やかさが混じるようです。味噌麺は、ズボボボボボーーーっとすするより、具材と麺を絡ませながら、口に入れてゆく感覚ですすります。なんだかそんな感じで麺を食い勧めますー。













<辛ねぎ以外にも頑張りの具材たち>


 味噌らーめんに+120円すると「味噌ねぎそば」になる。なのでねぎは山盛り期待だったんですが、最初の麺顔はそうでもない。むしろ少なめでガッカリ系に見えてしまう。しかし、実はスープが多いだけで沈んでおります。固形物を一通り食い切ったら、残るのはネギが多く、麺顔の見栄え以上にボリュームあります。赤唐辛子の辛味たれと混じった感じで、そのままでも食えます。







 また、味玉ハーフと、ロース肉、そしてほうれん草とメンマというラインナップ。肉はたまたまロースの端っこが当たったようですが、タイミングが良いとガッツリと大きな肉になることもあります。煮豚タイプのチャーシューで、全体的にはタレの浸透が深い。だから、酒でもライスでもよく合う味わいです。またクタクタ系のホウレン草も嬉しい。このスープの濃厚さは、家系にも引け劣らないかもなので、なぜかゆでてクタクタになったホウレン草が嬉しかったー。













 総じまして、「新宿随一のコストパフォーマー?? 困ったらココ!」と言う感じでしょうか。ラーメンだけではなく、餃子も安くて200円。一番高い麺が730円。庶民の味方です。次回は、普通に醤油系の「葱そば」に挑戦してみようかと思っている次第。また近いうちに来ます。ということで、もうかなり夜も遅く、眠くなっていたのでそろそろ、いつもの締めでとっとと詠って、もう寝ますー。



   真夏日
   懐寒く
   大ピンチ



   救いの光
   感謝の味噌麺




 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!



西新宿の親父の唄

西新宿の親父の唄