続きを続ける。

http://d.hatena.ne.jp/maspro/20040330#1080632845
ふむ。自分から発する音を突き詰めるとそんな感じになりそうですなぁ。
あの人の様子だと血が血管を流れる音も感じてしまって血管の一本一本まで取り出してしまいそう。
それはそれで面白いかな。
関係ないけれど、眼孔を犯すのはそろそろ在り来たりになってきたから次は血管を犯して、血管姦*1とか興奮するかもね。
で、俺の方は脳の手術方面で考えてみますかね。
耳も潰し、水没ピアノ的に脳の手術で音を感じなくなったものの「音が聴こえる」と自意識過剰に感じるはずのないことを感じてしまうアツロウさん。
楽曲を考えることさえ出来れば他のものは何もいらない、と思い脳だけの体になるのでした。視覚やその他は手術してあるので要る必要はない。
楽曲を考えることが出来るだけの体になればいい。依頼する側もすばらしい楽曲があれば良いので、その点に関しては倫理とかそんな次元の低いことは考えずに求めるままの楽曲が手に入る。
そして、アツロウさんは世界的に有名な作曲家になるが、有名になる前のアツロウさんの姿を見たことがある人はいるのに、有名になってから見たことがある人は一人もいない。関係者に問い合わせても「秘密です」、「誰にも会いたくないそうです」の一点張り。
ある一人のライターはその様子を不思議がって、アツロウさんがいると噂されている施設に忍び込む。そしてアツロウさんがいるらしい無音室へ。
そこでライターが見たものは、カプセルに浮かぶ脳味噌とカプセルから繋がっているロボットアーム、それと何も映っていない液晶スクリーン。
見た物が信じられないライター。呆然としているとスクリーンが映り、ロボットアームが動き始める。スクリーンではアツロウさんがピアノに向かって作曲をしている姿が。そのスクリーンの中の手に合わせてロボットアームは楽譜を書いている。
その光景にライターは思わず声を上げるが当然無音室の中なので声は音にならない。しかし、スクリーンの中のアツロウさんはハッとライターの方へ振り向いて憤怒の表情を浮かべつつ、スクリーンの中で顔が大きくアップになっていく。
ロボットアームは楽譜を書いていたペンを、ライターの方へと近づけていく。
動けないライター。眼前に迫るペン。音のない叫びを上げるライター。哄笑するアツロウさん。
ペンが目に刺さる刹那の前で画面は暗転してタモリさんの姿が映って終了。
って感じで考えてみたものの、途中からライターが主役になってしまっているのでこれはボツですな。

*1:ネーミングのセンスないな、俺。