ドミる

 今日は「トラベラー」のキャンペーン「黄昏の峰へ」の続きをやる日。だが、キャンペーンの続きをやる前に「ドミニオン*1」をやる。なぜなら、日本語版の拡張セットが色々出ているのにそれ等を全然遊んでいないからだ。なので、キャンペーンの続きをやる前に説明書にあるセッティングを遊ぼうと思ってね。
 という事で、スタート・セット*2……と言えばいいのかな*3?まぁそのスタート・セットにある「最初のゲーム」のセッティングをやる。一応、4月にもやった*4のだが、間が空いたのでもう一度「最初のゲーム」からやろうと思ってね。
 そして結果は、1回目は虎魂氏の勝ち。2回目は俺の勝ち。
 1回目は虎魂氏が初期に「手札で5コイン」を連発したために「市場」を5枚も虎魂氏の手に。その「ドロー、追加アクション、追加コイン」の連鎖でゴリゴリと勝利点を獲得していって虎魂氏が勝った。う〜ん、俺は「市場」を買おうとしても5コイン以上手札に来なかったり、5コインあった時に限って「民兵」で手札破壊さて買えなかったんだが。この辺の引きの運がジワジワ来たかな。
 2回目は虎魂氏の手にそれほど潤沢にコインが入らなかったらしく、順当にデッキ構築していったおかげで俺の勝ち。でもまぁ、もう少し早く「属州」がコンスタントに買える様にデッキを作りたいところだね。
 ともあれ、久々に「ドミニオン」。うん、やっぱりいいゲームだよこれ。

*1:http://hobbyjapan.co.jp/dominion/

*2:http://hobbyjapan.co.jp/dominion/#dominion

*3:「基本セット」と書きたいところだが、「基本カードセット」という物が出て紛らわしいのでこう表記した

*4:http://d.hatena.ne.jp/Taipei/20120429/p1

ここからが本番だ

 さて、次は「黄昏の峰へ」キャンペーンの続き。レフリーは虎魂氏で、「マウントブック商会」の主要メンツは以下の通り。

ガブリエル・モンスターマンチ
プレイヤーはジャック氏。42歳男性。海兵隊退役少佐。。銃器戦闘技能レベル5という脅威の戦闘力も目を見張るが、偵察技能、偽造技能、世情通技能、尋問技能といったマウントブック商会に欠けていた「欲しい技能」を持っている。帝国の騎士でもある。
キャベ・ツー
プレイヤーはRion氏。42歳男性。元偵察局管理部門部長。格闘技能レベル6が凄いが、それよりも世情通技能レベル5と偽造技能レベル4がビカビカ光る。
フィフティシックス・フォン・マウントブック
プレイヤーは俺。46歳男性。帝国海軍退役大将。パイロット技能レベル5、管理技能レベル3、贈賄技能レベル6という超人。帝国の侯爵でもある。マウントブック商会の社長。


 前回は進入禁止の星になっている星にどうやって入るかという話をしていたら時間切れだった。という事で、今回はその話し合いの続き。しかし、話を進めていくうちに「結局は黄昏の峰を探す方法を確立しないとダメ」という話になる。というのも、進入禁止の星に無事入る事ができたとしても、黄昏の峰の入口と思われる建物を探さないとならないからだ。
 「黄昏の峰」は切り立った山岳部にある八角形の石造りの建物が目印になる。という事で、実際の航空写真を元に「山岳にある建物が、どれだけの縮尺の航空写真でなら判別できるか」を調べる。おあつらえ向きにジャック氏は毎回ノートPCを持ってきているので、それでGoogleマップを見てみる。とりあえず「富士山特別地域気象観測所」を目安に考えてみる。すると


「500mX500mを30cmX30cmの大きさにして航空写真で見るなら分かる」


って感じだった。
 つまりだ。1平方kmを確認するなら30cmx30cmの航空写真を4枚確認する必要があり、100平方kmなら4万枚。で、小さな惑星の山岳部って何平方km?……俺達だけで確認するのは絶望的だ。
 それならば人を雇って確認するのが良いだろうか?幸い、マウントブック商会は潤沢な資金がある。しかし雇われた人間は「確認しているフリをすれば基本給は貰える」と理解すれば確実にサボる。「俺達の目的の物を見つけたらボーナス」と言ったとしても、それっぽい物を見付けては俺達が「これじゃない」とか言うのを何回も繰り返したらやる気なんかなくなる。なのでサボり始めるだろう。つまり、この方法では見つからない可能性が高い。
 では、サボらない人間を使うにはどうしたらいいか。おそらく「黄昏の峰教」とかいう宗教を作って狂信者を育て上げて「われらの聖地を探せ」とか言えば熱心に探してくれるかもしれない。しかし、必要な人手は膨大だ。幾つもの惑星をチェックするなら数億人規模の人手がいるのではなかろうか?となると、仮にそれだけの狂信者を生み出せたとしても、絶対に解釈の違いによって派閥が生まれて内部分裂が起きる。そうなると収拾がつかなくなってやっぱり航空写真をチェックできなくなるだろう。という事で、この案も却下だ。
 なので考える。そして


叙事詩にある墜落船が見つかればいいんじゃないか?」


という案が出る。確かに宇宙船規模の金属塊を衛星軌道上から金属探知機で探す事ができれば航空写真をチェックするなんていう労力を使うよりも遥かに簡単なのではなかろうか?
 という事で、テック・レベルが帝国最高レベルの星であるライラナーでそんな金属探知機がないかを探す。そして、衛星軌道上から探知できる金属探知機をゲット。金属塊の反応があった所を望遠鏡なり航空写真なりで確認すれば、計算上では1つの惑星の山岳部を確認するのに2週間もあれば充分という答えを導き出す。
 で、すったもんだが起こった末に


黄昏の峰を発見!


 という事で、黄昏の峰の調査を開始した所で今回は終了。でもなぁ、ここからが長そうな気もするんだよねぇ。次回からも油断せずに気を引き締めていかないと。