たいぺいのどうって事ない日々

2010-10-11 トラベラー富国強兵キャンペーン

[]やはり絡み辛いか

 さて、キャンペーンの続き。前回からグスタフ・フォン・ベッケルハイムのルートの続きを始めた。そして、使用するPCは以下の通り。


ヴォルフガング・シュターデン
プレイヤーははまちゃん氏。46歳男性元帝国海軍准将惑星フレンジーにいる退役将校で、傭兵会社顧問。ちなみに、この傭兵会社は我らが母星マージシーの兵員募集に傭兵を送っている。
ファルコ・ヘッシャー
プレイヤージャック氏。42歳男性。未開人出身の剣士。剣技能レベル8という化け物。
ライナー・クニツィア
プレイヤーは俺。50歳男性。元外交官の参事官。現在はグスタフ・フォン・ベッケルハイムの秘書官

 さて、惑星フレンジーに到着したグスタフ・フォン・ベッケルハイムとその配下達。グスタフ・フォン・ベッケルハイムの目的は「リジャイナの宙域提督から小艦隊を借りてくる」事。で、小艦隊を借りるためのコネクションを調べるとヴォルフガング・シュターデンの名前が挙がってくる。元海軍准将コネクションがあり、マージシーに傭兵を送っている会社顧問。そしてフレンジーにいる。この人物には是非一緒に来て貰いたいところだ。マージシー総統グスタフ・フォン・ベッケルハイムは正にお得意様だし、同行して貰うための報酬だって国家予算から見ればたかが知れている*1

 問題はファルコ・ヘッシャーをどう絡めるかなんだよね。ヴォルフガング・シュターデンは上記の通りグスタフ・フォン・ベッケルハイムが進んで同行を求める。ライナー・クニツィア秘書官なので当然同行する。だが、ファルコ・ヘッシャーを連れて行くメリットはグスタフ・フォン・ベッケルハイムにはないんだよね。何処かで剣舞を見たとしても、それは接待演劇オペラに行った様な物。凄いと思うだろうし、何なら褒美を取らせる事もあるだろうが、同行して欲しいとは思わないだろう。

 って事で、ファルコ・ヘッシャーとの接点に難儀する。まぁ、「パブで偶然隣にいたライナー・クニツィアと意気投合して一緒に行く事になる」という最終手段はあるのだが、それは避けたい所だ。とりえず、フレンジー王はグスタフ・フォン・ベッケルハイムに興味を持っている様なので、剣術指南役のファルコ・ヘッシャーが「では、私が検分してきましょう」と接触を図る事に。

 しかし、ここで問題なのはグスタフ・フォン・ベッケルハイムの妻マルガレータだ。前回、ファルコ・ヘッシャーはマルガレータの師匠の仇という設定になった。そのため、マルガレータの実家にいるであろうグスタフ・フォン・ベッケルハイムをファルコ・ヘッシャーはパーティに招こうにも直接招くと色々問題が出てくる。なので、グスタフ・フォン・ベッケルハイムに好意的な興味を持っている知り合いの貴族パーティを開かせてそこに彼を招待しようと算段を付ける。

 そして、当然ながらライナー・クニツィアはその招待状の裏を取るわけだな。変な政争に巻き込まれると面倒だし、暗殺を企まれていたら困るからね。で、調べてみるとパーティを開こうと持ちかけたのはファルコ・ヘッシャーであると突き止める。しかしまぁ、何故ファルコ・ヘッシャーがグスタフ・フォン・ベッケルハイムに会いたがっているのかは不明。なら、直接聞くまでって事で他の惑星ジャーナリストに扮してインタビューをする。で、インタビューとかこつけて導き出した結論としては「マルガレータの剣術一門との不仲を彼を介して是正したいんじゃないか」って感じ。ファルコ・ヘッシャー的には御前試合に負けた事を苦に勝手自殺され、それをもって師匠の仇と言われているわけだからね。

 で、ライナー・クニツィアはファルコ・ヘッシャーの思惑を上記の様に報告。グスタフ・フォン・ベッケルハイムとしては面倒臭いので持病がすぐれないという事でパーティの出席を断るわけだ。

 さて、困りましたなぁ。やっぱり「パブで意気投合ルート」取るのか?とりあえずまぁ、ファルコ・ヘッシャーはパブに行って偶然ヴォルフガング・シュターデンに会うですよ。ヴォルフガング・シュターデンの会社はファルコ・ヘッシャーにボディーガードを送っている*2。王家の剣術指南役にボディーガードを送っているってのは物凄い宣伝材料なので、ヴォルフガング・シュターデン的には「お困りの事があったら力になります」となるわな。なお、ヴォルフガング・シュターデンがグスタフ・フォン・ベッケルハイムに同行する事はこの時点で既に決定しているので、あとはどう頼むかかな。

 ってところで今回は終了。やっぱりグスタフ・フォン・ベッケルハイムにメリットのない人物は絡み辛いね。

*1報酬1億円と言ったって、国家予算から見れば大した事ないでしょ?それと同じ

*2:いくら剣術道場を持っているとは言え、銃器爆弾がある世界では専門家ボディーガードを雇うだろうからね

2010-08-15 トラベラー富国強兵キャンペーン

[]グスタフ・ルート開始ですよ

 さて、キャンペーンの続き。今回からはグスタフ・フォン・ベッケルハイムのルートの続きをやろうって話になっていた。で、使用するPCは以下の通りとなる。


ヴォルフガング・シュターデン
プレイヤーははまちゃん氏。46歳男性元帝国海軍准将惑星フレンジーにいる退役将校で、傭兵会社顧問。ちなみに、この傭兵会社は我らが母星マージシーの兵員募集に傭兵を送っている。
ファルコ・ヘッシャー
プレイヤージャック氏。42歳男性。未開人出身の剣士。剣技能レベル8という化け物。
ライナー・クニツィア
プレイヤーは俺。50歳男性。元外交官の参事官。現在はグスタフ・フォン・ベッケルハイムの秘書官

 さて、グスタフ・ルート目的は「リジャイナ星域に行って艦隊を借りてくる」事。で、この辺りの設定がどうなっているかを確認する。ちなみに、サプリメントの「第5次辺境戦争」に出てくる有名人が関わってくる事になるはずだ。

 で、「第5次辺境戦争」によると、丁度今くらいに第5次辺境戦争重要人物であるサンタノチーブとノリスの仲が悪くなってきたとなっている。で、サンタノチーブは現在はリジャイナ星域帝国海軍情報部長官だが、1年後にはコネ政治がらみで宙域提督出世したとなっている。情報部長官が宙域提督に?不思議な人事だな。もしかして誤訳かもな。という事で原文を調べてみる*1。とりあえず「リジャイナ星域帝国海軍情報部長官」は原文では


"Commander-in-Chief, Naval Intelligence, Regina Subsector"


となっている。

 「リジャイナ星域帝国海軍情報部」はいいとして、"Commander-in-Chief"?このハイフンで繋がっている書き方が気になるな。という事で携帯からネット検索してみる。すると、これは「司令長官」という意味らしい。「司令長官」はアメリカでは太平洋艦隊大西洋艦隊の指揮官職の事だったらしい。で、アメリカ的には作戦本部長に昇進する事もあったのだとか。ちなみに、海軍情報部は海軍作戦本部の中の情報部みたいだね。いや〜、昔は「次のセッションまでに図書館で調べてくる」って行為が、今では携帯使ってセッション中に調べられる様になったんだよなぁ。凄い時代だ。

 ともあれ、サンタノチーブは艦隊指揮権は持っているみたいだが、今はまだグスタフ・フォン・ベッケルハイムが注目する様な人物ではないね。

 ではノリスに関してはどうか。この頃のノリスは文官の長であり、軍事的な力は全く持っていなかったとなっている。なので、やはりグスタフ・フォン・ベッケルハイムが注目する人物ではない。

 という事で、グスタフ・フォン・ベッケルハイムが艦隊を手に入れるためにはサプリメント名前が出てこない現在の宙域提督コネを作る必要があるわけだな。

 てなわけで、グスタフ・フォン・ベッケルハイムからライナー・クニツィアに対して宙域提督コネクションがある人物を調べろという司令が来る。今いる惑星フレンジーは、サプリメントデータを見る限りではこの辺の貴族達が集まっている高級住宅星みたいだからね。で、リストアップされた人物達の中でトップのところに来るのがヴォルフガング・シュターデンとファルコ・ヘッシャーになるわけだな。

 ヴォルフガング・シュターデンは元海軍准将。なので、宙域提督へのコネクションがあってもおかしくはない。ヴォルフガング・シュターデンとしても、自分会社傭兵を送っている惑星マージシーの総統が来たってんなら接触したい所ではある。

 ファルコ・ヘッシャーに関しては、未開人出身の剣士が何故リストアップされるのだろうか。おそらくこいつはフレンジー王家の剣術指南役なんじゃないだろうか。というのも、剣技能レベル8。「トラベラー」においてレベル3だと熟練。レベル5だと達人レベルだ。なのにレベル8。おそらく歴史に名を残す剣聖レベル。だったら王家の剣術指南役でもおかしくなかろう。多分、腕が立つって事で色々試合を勝ち進み、御前試合で優勝してその地位を得たんじゃないかと。ちなみに、グスタフ・フォン・ベッケルハイムの妻マルガレータは惑星フレンジー出身で「フレンジー流活殺剣」の使い手って設定にしていた。という事で、マルガレータのファルコ・ヘッシャーに対する態度を反応表で決めたら「敵対的で攻撃を仕掛ける」となった。おそらく彼女師匠御前試合で負け、未開人に負けた屈辱*2から自害したのだろう。だったら師匠の仇って事で「おのれファルコ・ヘッシャーめ」となってもおかしくないね。

 ちなみに、フレンジー王がグスタフ・フォン・ベッケルハイムについて知っているのかどうか。小国分裂状態だった惑星マージシーを統一して、1年程で帝国外の星々を帝国領土にしていっているってんだから噂くらいは耳に入るだろうね。良くも悪くもそんな事してるのグスタフ・フォン・ベッケルハイムくらいだし。てなわけで反応表を振ったら「関心を持つ」となる。おそらくフレンジー王は「マージシー統一には多大な犠牲を払っていた*3が、破竹の勢いで帝国領土を広げている。今後の動向に注目していてもいいんじゃないか」くらいには思っているんではなかろうかと。

 てなわけで、グスタフ・ルートに関しての設定は色々と出来上がった。次回からは本編開始だ!

*1電子化されたサプリメント本国で発売されており、虎魂氏が持ってきているノートPCに入っているのだ

*2フレンジー帝国貴族達の星なので、その師匠帝国貴族なんじゃなかろうか

*3核兵器が爆発していたからね

2010-07-18 トラベラー富国強兵キャンペーン

[]ご卒業おめでとうございます

 さて、キャンペーンの続き。レフリーは引き続き俺で、今回のPCは以下の通り。


ヘルムート・フォン・ラコックシュタイン
プレイヤーははまちゃん氏。46歳男性。元外交官の2等事務官。社会身分度が高くて帝国の男爵位を持つ。
クラリッサ・シューベルト
プレイヤージャック氏。18歳女性。元宇宙鉱夫。表向きは「万能」技能で何でもやれるためにチームにいるという事になっている。実は超能力者でテレパスと念動力が使える。ちなみに、超能力者は帝国では違法なのでチームメンバーに超能力者とは明かしていない。
ラファエル・マス
プレイヤーは虎魂氏。26歳男性。元自由貿易商船の4等航宙士。若くして「偽造」や「贈賄」技能を持つナイスガイ。

 クラリッサ・シューベルトは惑星レンスカンシのオスク・バム大佐に、我々マージシー軍の目的を教えるハメになり、オスク・バム大佐から惑星レイダインにいるヨハン・フォン・カネガスキー*1への親書を渡され前回レイダインに飛んだ。という事で、クラリッサ・シューベルトがヨハン・フォン・カネガスキーへ報告する所から始まる。

 報告を受けたヨハン・フォン・カネガスキーはオスク・バム大佐との連絡要員を送るためにクラリッサ・シューベルトにオスク・バム大佐と連絡員達の顔つなぎをしろと命令。で、結果を報告しに戻ってこいと言う。そして、命令通りにクラリッサ・シューベルトは連絡要員とオスク・バム大佐との顔つなぎをして帰路に就く。


はい、ここでクラリッサ・シューベルトは拘束されます。


 クラリッサ・シューベルトはオスク・バム大佐にマージシーの目的自分が知る範囲で教えちゃったんだよね。そんなスパイはヨハン・フォン・カネガスキー的には不要。むしろ邪魔。って事で、のこのこ報告に来た時点で処分決定。とりあえずオスク・バム大佐は後々使えるかも知れないので専用の連絡要員は設置したい。その顔つなぎのためにクラリッサ・シューベルトは必要。しかし、顔つなぎが終わった時点で不要になるので処分してもいい。

 という事で、「帰りの船に乗ったら読め」というヨハン・フォン・カネガスキーの命令書を持ったクラリッサ・シューベルト以外の乗組員が、クラリッサ・シューベルトを超能力者容疑で拘束*2。超能力者がどんな仕打ちを受けるかはまちまちなのだが、クラリッサ・シューベルトはロボトミー手術をされる。という事で、クラリッサ・シューベルトは無気力なNPCとなってしまうわけだ。


キャンペーンご卒業おめでとうございます!


 律儀に報告しないで高飛びしていれば良い物を。ねぇ。

[]さて、イベント起こしましょ

 一方、ヘルムート・フォン・ラコックシュタインとラファエル・マス。

 こっちはこっちで、惑星ダナリッパで工作が行き詰まっていた。なので、ここでイベント発生。それは惑星レイダインからのニュース。具体的には


  • レイダインの大国ニダーグッダの宇宙港を爆破した者がいる*3
  • 爆破の首謀者は、レイダインの国の一つコパイバルにいるダナリッパ人達の急進派。
  • 急進派は在レイダインのダナリッパ人達であるピジョン派リーダーとはまた別の一派。
  • ニダーグッダはコパイバルを攻撃する態勢に入る。
  • コパイバルはピジョン派を攻撃する態勢に入る。
  • ピジョン派は急進派を切り捨てる態勢に入る。

 という事で、レイダインの中では「トカゲの尻尾切りで切られた尻尾が、さらにその先端を切る。切られた先端は、さらに先端を切る」って状態になっている。

 で、マージシーとしてはダナリッパ本星が「テロは許されざる行為だが、無実のダナリッパ人が不当な扱いを受けるのは看過できない」と言って惑星レイダインへの“独立した軍事介入”をしてくれると嬉しい。という事で、そういう方向に持っていける様に工作をしろとヨハン・フォン・カネガスキーからヘルムート・フォン・ラコックシュタインとラファエル・マスへ命令が下った。

[]別ルートに移りましょう

 さて、状況が変わった所でいったんヨハン・フォン・カネガスキーのルートは終了し、グスタフ・フォン・ベッケルハイムのルートの続きをやろうという話が出る。というのも、各ルートの時間軸が60日以上ズレちゃったのでね。

 てなわけで、新キャラを作る。トラベラーはキャラメで死ぬというのは有名*4で、老衰で死んでみたり、任務中に死んでみたりしながらキャラクターが完成する。

 しかし、新キャラのヴォルフガング・シュターデン*5とファルコ・ヘッシャー*6ライナー・クニツィア*7。以外にも、グスタフ・ルートにはショーン・ゴクウ、ヤム・チャ・ウェンリー、マルガレータ・フォン・ベッケルハイム*8、ナルキッソス*9なんてのもいた。まぁ、使用キャラクターの選択肢があるってのも時には必要だよね。

 て事で、次回からはグスタフ・ルートの始まり。さてさて、どうなる事やら。

*1キャンペーンのメインPCで、俺のキャラ

*2帝国では超能力者は違法。ちなみに、ヨハン・フォン・カネガスキーはクラリッサ・シューベルトを超能力者と知りながら使っていた

*3ジャック氏からレフリーを交代する時に、真相を丸投げされた設定。ちゃんと拾ったよ

*4ルール上、正確に言うとキャラメは「すでにセッションの内」なんだけどね

*5:はまちゃん氏のキャラ

*6ジャック氏のキャラ

*7:俺のキャラ

*8:グスタフ・フォン・ベッケルハイムの妻で「フレンジー流活殺剣」の使い手

*9:グスタフ・フォン・ベッケルハイムの小姓

2010-06-20 トラベラー富国強兵キャンペーン

[]自白剤は薬局で

 さて、キャンペーンの続き。レフリーは引き続き俺で、今回のPCは以下の通り。


ヘルムート・フォン・ラコックシュタイン
プレイヤーははまちゃん氏。46歳男性。元外交官の2等事務官。社会身分度が高くて帝国の男爵位を持つ。
クラリッサ・シューベルト
プレイヤージャック氏。18歳女性。元宇宙鉱夫。表向きは「万能」技能で何でもやれるためにチームにいるという事になっている。実は超能力者でテレパスと念動力が使える。ちなみに、超能力者は帝国では違法なのでチームメンバーに超能力者とは明かしていない。
ラファエル・マス
プレイヤーは虎魂氏。26歳男性。元自由貿易商船の4等航宙士。若くして「偽造」や「贈賄」技能を持つナイスガイ。

 さて、前回はクラリッサ・シューベルトがゾダーンのスパイと思われる占い師を追って惑星レンスカンシに行ったところをやった。そして今回は、その間ヘルムート・フォン・ラコックシュタインとラファエル・マスが何をしていたかをやる。

 とりあえず、この2人は表向きは外交官とその補佐官。という事で、惑星ダナリッパの元老院の貴族*1について後ろ暗い事がないかの調査をする事と彼等に会う日々を過ごす。

 元老院の貴族達は惑星レイダイン*2における在ダナリッパ人への支援に対して、賛成派が3人、反対派が3人、中立派が4人と以前決定した。そして彼等を調査した結果、前回までに反対派のアリゴ・バルダッサーエに助言していた占い師がゾダーン人である事を突き止めてスパイなんじゃないかという事で追っていた。で、今回他の元老院貴族を調べた結果、中立派のコラード・マッジョーニに後ろ暗い事がある事が判明。ちなみに「後ろ暗い事があるかどうか」は、レフリー判断ではなく、ダイスふってランダムに決定している。後ろ暗い事があったら、その内容を具体的に決めようってわけだ。

 で、中立派のコラード・マッジョーニは「実は弟が入れ替わっているんじゃないか」という噂があると判明した事にする。どんな事があったかというと、4年半前に他惑星に留学していた双子の弟レオナルド・マッジョーニが「持病が悪化」という理由で突然帰国。4ヶ月後に死亡した事になっている。そして、帰国したとほぼ同時にコラード・マッジョーニが人が変わった様に浪費家になった。この星のテックレベルは高いので数ヶ月位の死体の保存は余裕。という事で「実は兄のコラード・マッジョーニが死亡したから、そっくりの双子の弟レオナルド・マッジョーニが呼び戻されてコラード・マッジョーニの代わりを努めている」というわけだ。何故わざわざ入れ替わったかというと、コラード・マッジョーニが死亡したとしたらマッジョーニ家は元老院に再選するかどうかは分からない。だが、コラード・マッジョーニは死んでいない事にしておけば元老院の地位は確保できるって寸法だ。突然浪費家になったのも、家長となったレオナルド・マッジョーニが自由にできる金の多さに浮かれてしまったって事なら納得いくって分けだ。てなわけで、この噂の裏付けが取れれば揺するネタにはなる。

 また、レイダインの在ダナリッパ人支援反対派のロレンツォ・メッツェナに会見。彼が反対派の理由は、在ダナリッパ人勢力「ピジョン派」のリーダーと昔ゲームで揉めたという事が原因。で、そのゲームに関してヘルムート・フォン・ラコックシュタインが嗜んでいるという発言をして一戦。一応「万能」技能によって判定をして負ける。そして、反応表を振ってみると「とても友好的」になうる。おそらく「囲碁で例えると、有段者が指導碁を打って色々教えたい」という感じになったんじゃないかなぁと。

 しかしロレンツォ・メッツェナと友好関係になったからといって、ピジョン派リーダーのシクレッツァ・ペッティロッソのわだかまりが解決するわけもなく。ゲームを再戦させるとしてもロレンツォ・メッツェナはレイダインにわざわざ行ってくれるわけはないし、シクレッツァ・ペッティロッソがダナリッパに来る理由もない。会わないので再戦は無理ってわけだ。

 そしてそんな中、クラリッサ・シューベルトがゾダーンのスパイとおぼしき占い師をダナリッパに連行してくる。で、とりあえず尋問。しかし、達成値は成功ギリギリの8。「尋問」に関しては、達成値を鑑みてレフリー情報を渡すとなっているので「ダナリッパ人でない事は認めた」程度とする。という事で、翌日自白剤を使って尋問しようとなったのだが、ここで惑星ダナリッパの面白い設定が分かる。

 惑星ダナリッパのテックレベルは高い。しかし、法律レベルは低い。なので、自白剤は手に入り易い。その上、自白剤は合法である可能性が高いのだ。ルールを見るとそう書いてある。で、判定してた結果「自白剤は合法で簡単に手に入る」となる。


え?もしかして自白剤が薬局で売ってるんじゃね?


 うわ〜嫌な星だなぁ。

 で、薬局で購入した自白剤を使って占い師を再尋問。自白剤には「真実をしゃべる」みたいな事が書いてあり、「尋問」技能の欄には「自白剤はDM*3となる」と書いてある。しかも、自白剤のDMがどれだけかとは書かれていない。なので、「真実をしゃべる」と書いてあるからDM+4*4として判定。しかし、ここでまさかのピンゾロ。「トラベラー」は一応、クリティカルもファンブルもない。しかし、ピンゾロでの達成値は8。つまり「ダナリッパ人でない事は認めた」以上の情報は得られないわけだ。

 そしてこの占い師の処遇は、尋問と平行してレイダインの在ダナリッパ勢力支援賛成派のフランチェスコ・ポラッコに引き渡す算段になっていた。なので「ダナリッパ人でない事は認めた」という事以上の情報を得られないまま占い師はPC達の手から離れてた。

 で、占い師の尋問などをしている間にクラリッサ・シューベルトは惑星レイダインにいるヨハン・フォン・カネガスキー*5の元に飛ぶ。というのも、前回のセッション惑星レンスカンシのオスク・バム大佐にマージシー*6惑星レイダインを狙っている事がバレ、オスク・バム大佐からヨハン・フォン・カネガスキー宛ての親書を渡されていたからだ。

 で、クラリッサ・シューベルトは惑星レイダインに到着するまでの間に他のPC2人が何をやるかを決める。しかし、これといった発展はない。

 という事で、セッションは詰まり始めた。今回のPC達としても「在レイダインのダナリッパ人をダナリッパが支援すれば惑星レイダインの騒動の足しになる」ってレベルの事に対する工作であり、あまり無理をする理由はない。なので、ダナリッパとマージシーの外交ルートを確立すれば当面の目標はクリアするよなぁという目標の下方修正が始まった。

 とまぁ、こんなところで今回のセッションは終了。ダナリッパ編がどう動くかは次回のセッション次第だねぇ。

*1:この星は貴族政治

*2:このキャンペーンの当面の攻略目標

*3:"Die Modifier"の略。要するにダイス目への修正

*4:2d6に+4修正って分けだ。ちなみに、尋問に参加した者達の「尋問」技能の合計値もDMになるとルールにある

*5:このキャンペーンにおける俺のメインPCであり、今回のPC達全員の上司

*6:我らが母星

2010-05-16 トラベラー富国強兵キャンペーン

[]妄言から生まれるセッション

 今日は「トラベラー」のキャンペーンの続きをやる。今回は、クラリッサ・シューベルトが護衛兼捕獲要員として海兵隊員を5人借り、占い師クレメンティナ・ボジャンキーノを追って惑星レンスカンシへ飛ぶという話となっている。レフリーは俺で、占い師を追うのは以下の通り。


クラリッサ・シューベルト
プレイヤージャック氏。18歳女性。元宇宙鉱夫。実は超能力者。
松清みゆき特務中尉
プレイヤーははまちゃん氏。サプリメント「1001キャラクター」の海兵隊28番のキャラ。護衛隊の隊長。
ジャクソン・スティーブン少尉
プレイヤーは虎魂氏。サプリメント「1001キャラクター」の海兵隊115番のキャラ。
マイク・ミュラー
NPC。サプリメント「1001キャラクター」の海兵隊28番のキャラ。
グロッグ・コスティキン
NPC。サプリメント「1001キャラクター」の海兵隊24番のキャラ。
ガイリー・ゲイギャックス
NPC。サプリメント「1001キャラクター」の海兵隊119番のキャラ。
モーリ・デイブス
NPC。サプリメント「1001キャラクター」の偵察局6番のキャラ。クラリッサ一行がレンスカンシへ飛ぶ船のパイロット。基本的には同行しない。

 「護衛兼捕獲要員」の海兵隊員達はご覧の通りゲームデザイナーの名前をもじってつけた。で、隊長は「松清みゆき」という男性。これは「Zガンダム」っぽく、空港で「みゆき?なんだ男か」とか言われて揉めるよねぇみたいな妄言が出る。


はい、それ採用!


 空港で特殊部隊っぽい黒い軍服を着た連中の一人ジュリド中尉が「みゆき?なんだ男か」と言い、それに松清みゆきがキレる。というシーンを作る。すると、クラリッサ・シューベルトがテレパス系超能力でジュリド中尉の感情を操作すると言い始める。


なるほど、これは揚げ足取るシーンだね。


 という事で、尊大な態度のジュリド中尉が急によそよそしくなる。で、その場は収まるのだが、この一団のトップであるオスク・バム大佐がやってきて、クラリッサ一行に向かってこの様な発言をする。


「この星の宇宙港内では超能力の使用は禁止されている。むやみにテレパス能力を使用すると外交官であっても問題になるので以後注意する様に」


 PC一行は帝国の人間。帝国では超能力者は存在自体が犯罪なので、そんな事を言われたら「この一行に超能力者がいるだって?」的な認識を植え付ける事が出来るわけだ。はい、行動の足枷付け一丁上がり。ちなみに、オスク・バム大佐がなぜテレパス能力の使用に気付いたかというと、彼もテレパス能力者だからだ。テレパス能力者同士はお互いの思考を読めないので、能力者同士は相手が超能力者って事が分かるんですよ。ちなみに、この星は帝国の従属世界ではないために超能力者は違法ではない。

 という事で、この星にあるエリート部隊「タイタンズ」登場。ちなみに、タイタンズの設定も以前作ったレンスカンシの設定を元に即興で構築。それは以下の通り。


  • 惑星レンスカンシは惑星レイダインの従属世界
  • レンスカンシはレイダインにある国ジピンとポパナックが北半球と南半球をそれぞれ治めている。
  • レンナックはレイダインの従属世界ではあるが、レイダインの権力争いとはまた別の権力構造がある。
  • レンスカンシはレイダインから独立しようと思う派閥が強い権力を持っている*1。そしてそれらの派閥により、ジピン側の国とポパナック側の国が合同でエリート特殊部隊を作った。それがタイタンズ。

 うん、即興で作ったわりにはキナ臭い設定になったね。今後のレイダイン攻略に使える設定かもね。ちなみに、レンスカンシはかなり法律レベルは低いので武器を携行している人は多いし、ドンパチもたまにある。イメージとしては西部劇でガンマンが闊歩しているみたいな感じかな。

 で、クラリッサ一行は占い師を追うために聞き込みをする。10代の女性と武装した屈強な男達。宇宙港内とはいえ銃撃戦とかが起こりえる星なので、相手側は身構えるよなぁ。という事で、それらを踏まえて反応表を振ってみる。


おっと1ゾロ!


 反応表で1ゾロは問答無用で攻撃してくるんだよね。まぁ、宇宙港内でいきなり攻撃する事はないだろうから、相手側は銃を構えて敵対的な意志を示すってところかな。そして当然の様にクラリッサ・シューベルトの護衛も銃を構える。はい、一触即発状態突入ですね。


ここでクラリッサ・シューベルトがテレパス能力使用!


 一触即発状態から急に相手側の態度が軟化する。超不自然。


NPCマイク「え?何が起こった?」

NPCガイリー「まるでテレパス能力で精神操作されたみたいだ」

NPCグロッグ「俺達一行に超能力者が?まさかぁ」


 そして、聞き込みをして非友好的な相手には超能力で感情を操作して協力させる。そんな事を続けていると、夜にタイタンズが


「礼状により強制事情聴取を行う」


と言ってクラリッサ一行を連行。各自別室にて事情聴取が行われる。

 で、クラリッサ・シューベルトの所にはオスク・バム大佐が登場。彼が何故事情聴取を行おうとしたかというと、超能力を使って聞き込みをしている様に調査員からの報告があった*2ので、クラリッサ一行が何を目的にこの星に来たかを調べたかったわけだ。

 で、クラリッサ・シューベルトはタイタンズの協力が欲しいところ。占い師を捕まえるには時間も人員も不足しているからね。で、協力を仰ぐので上手く交渉できたか判定を行うが失敗。


レフリーの俺「精神探査付きの質問に全て答えるならば協力してもいいよ」

クラリッサ「二重スパイもありかなぁ」


という事で、クラリッサが知る我々マージシー軍の目的*3をオスク・バム大佐に暴露。

 色々“有益な”情報を得たのでオスク・バム大佐は約束通りにクラリッサ・シューベルトに協力。占い師クレメンティナ・ボジャンキーノを確保。という事で、今日セッション終了。

 なるほど、独立戦争が起こりそうな所の特殊部隊の大佐がマージシーのやっている事を知ったわけだ。これまたキナ臭くなってきたぞ。

*1:つまり、独立戦争の火種があるわけだ

*2:空港での一悶着があったので監視は付けていたわけだ

*3マージシーがレイダインを狙っている事とか

2010-04-12 朝起きて改めて思う

[]番外編

 昨日のセション中に「ピジョン派リーダーとゲームで揉めたためにピジョン派支援に反対しているロレンツォ・メッツェナ」について、どんなゲームで揉めたんだろうって話が出た。そして


「TRPGのルール解釈で揉めていたら修復不可能だ」


なんて話になる。

 う〜ん、確かに「ノリ重視派」と「ルール重視派」が対立したら和解は不可能だよなぁ。どっちもプレイヤーだった時にプレイヤー間で揉めたとかだったらスゲー残念な感じだ。

 まぁ、TRPGは「乗り越えられる困難」でなくてはならないので、その設定は使わなかったけどねぇ。

2010-04-11 トラベラー富国強兵キャンペーン

[]占い師を追え

 さて、キャンペーンの続き。レフリーは俺。以下のキャラが貿易目的外交使節団という名目でダナリッパに渡った工作員PC達だ。


ヘルムート・フォン・ラコックシュタイン
プレイヤーははまちゃん氏。46歳男性。元外交官の2等事務官。
クラリッサ・シューベルト
プレイヤージャック氏。18歳女性。元宇宙鉱夫。実は超能力者。
ラファエル・マス
プレイヤーは虎魂氏。26歳男性。元自由貿易商船の4等航宙士。

 さて、この工作チームの目的は「惑星レイダインの国の一つコパイバルにおける、在レイダインのダナリッパ人派閥ピジョン派に対する、ダナリッパ本星の支援強化」。という事で、ピジョン派支援の決定権を持つ貴族は10人の中で支援反対派を何とかしようというわけだ。

 前回、支援反対派の反対する理由は以下のように決定した。


  • アルカンジェロ・フィオレンティーノ:他惑星の他国を刺激したくないのでピジョン派支援に反対している。
  • アリゴ・バルダッサーエ:占い師クレメンティナ・ボジャンキーノの占いの結果により反対している。
  • ロレンツォ・メッツェナ:昔、ピジョン派リーダーとゲームで揉めたので反対している。

 この中では「占い師が反対しろと言ったから」という理由の奴に対する工作が簡単だ。その占い師を買収すればいいからね。という事で、占い師について情報を漁る。で、その判定で6ゾロ。という事で、色々と秘匿情報まで手に入る。ちなみに、こんな情報を渡した。


フードを被りダボダボの服を着ている
これは、外見だの年齢だのをあとあと都合のいいように決められるための措置。フードで声もくぐもっているので性別も微妙に分かり辛い。一応、名前と口調から女性と思われているとしておいた。
頭にゴテゴテと装飾をしている
これは「対テレパス用ヘルメットを装着している可能性」を作るため。PCのクラリッサ・シューベルトはテレパス能力も持つ超能力者なので、思考を読まれてしまう可能性がある。また、テレパス能力同士はお互いの思考が読めないので、「超能力者が対テレパス用ヘルメットを被っているフリをする」という事にもできる。
アリゴ・バルダッサーエに取り入った方法は「株価を連続で当てた」
アリゴ・バルダッサーエの元に株価変動について書いた手紙を送り、それが連続して当たっていたので顧問占い師に雇われたとした。ちなみに、これは「予言詐欺」で良くあるパターン。まず、手紙を多数の人に送る。内容は「株価が上がる」と「株価が下がる」という手紙で、送る人数は半々。“予言”が当たった方にだけ再度「株価が上がる」と「株価が下がる」という手紙を半々で送る。これを繰り返せば、「連続で当てた」って人物が1人は現れるわけだ。32人に対して行えば「5連続で予言を当てた」って人物が1人は作れるからね。アリゴ・バルダッサーエはそれに引っかかったってわけだ。
帝国出身という事になっているが、実はゾダーン人
これ重要情報。ダナリッパは帝国従属世界。という事で、帝国の敵は一応は敵。そして、ゾダーンは帝国の敵。という事で「スパイ疑惑」が濃厚になるわけだ。ゾダーン人だと帝国では違法な「超能力者」もいっぱいいるし。
身元調査は一応行われた
政治の重鎮の顧問占い師になった人物に対しては、公安みたいな組織は身元調査を行っている。しかし、法律レベルが4と低い*1ので、身元調査は通り一辺倒でかなりザルだった。

 この情報を得た工作チームは、ダナリッパにいる帝国海軍提督と接触*2。表向きは貿易目的外交使節団なので面会は問題なし。さらに、提督からの紹介でピジョン派支援の決定権を持つ貴族の内の支援賛成派の3人と面会。そして、提督と積極賛成派に「支援反対派であるアリゴ・バルダッサーエの顧問占い師がゾダーンのスパイである可能性が濃厚」という情報を流す。ちなみに、出所不明の情報でも、ヘルムート・フォン・ラコックシュタインは「交渉」レベル*3なので信じさせる事はわりと簡単。という事で提督と積極賛成派は全員、その情報に関心を持って調べ始める。

 ちなみに、提督や積極賛成派の面々と面会をして情報を流すにはそれなりに時間がかかる。いくら外交使節団とはいえ、忙しい人物と即日で会うのは難しいだろうからね*4。で、結局その4人に情報を流し終えるまでに8日間。

 8日間という日数があれば「最初に情報を受け取った人物が顧問占い師をスパイ容疑で嗅ぎ回っている」という情報をアリゴ・バルダッサーエが得る可能性もある。というわけで、アリゴ・バルダッサーエが情報を得たかどうかを判定してみたら、見事情報ゲット。なので、ある日突然PC達に「アリゴ・バルダッサーエの顧問占い師が解雇された」という情報が飛び込むわけだ。

 当然だが、この解雇は尻尾切り。スキャンダルの可能性がある人物はさっさと切り捨てて他惑星に追いやるのが一番ってわけだ。ちなみに「秘密裏に占い師を殺す」って事をアリゴ・バルダッサーエがしないのは、殺した事が発覚すると大スキャンダルになってしまうから。なので、充分な退職金を渡して他惑星に追いやるわけだ。

 で、PC達は占い師の居場所を調べる。ちなみに、このセッションでは「1回の情報収集判定は成功しても失敗しても1d6日かかる。判定にマイナスペナルティを1付ける毎に1日短縮」としていた。つまり、失敗しても再挑戦可能だが、失敗すると無駄に時間がかかるわけだ。そして、占い師の居場所を突き止めるためにかかった日数は4日。ちなみに、占い師がダナリッパを発つまでの準備期間を1d6日にしたら3日となった。つまり、1日前にダナリッパを脱出していたわけだ。

 という事で、クラリッサ・シューベルトが帝国海軍提督から「護衛&捕獲要員」として海兵隊員を5人借り、占い師クレメンティナ・ボジャンキーノを追う事になった。

 という所で今回は終了。

*1:現代の日本は法律レベルが8位らしいぞ

*2:公式設定ではダナリッパには帝国海軍基地と偵察局基地がある事になっている

*3:「トラベラー」ではレベル3の技能を持っていると「かなり優秀」と言われるのに、レベル5だ

*4:ちなみに「1d6して2で割り、端数切り捨て。その日数だけ面会に時間がかかる」とした。これなら即日面会の可能性もある