爆速NVMe SSD「Intel SSD 750 2.5インチ版」をコンシューマ向けマザーボードに搭載する - Update(2015/11/01)

コンシューマ向けマザーボードIntel SSD 750 2.5インチ版を搭載するためにはSFF-8639(U.2)コネクタに対応する必要があります。
現在様々な接続オプションが提供されているため纏めておきます。

Intel SSD 750 2.5インチ版

Intel SSD 750 2.5インチ版にはAmphenol SFF-8639 + PWR(SATA電源コネクタ) to mini-SAS HDケーブル(U.2ケーブル)が付属しています。
このmini-SAS HDをマザーボード側に挿すのが一般的な構成になるようです。

なお今までSFF-8639と呼ばれていたコネクタについては今後U.2と呼ばれる事になったようです。

Amphenol RHS36-1456(SFF-8639 68P Straight + PWR to 36P HD Mini SAS)

AmphenolがU.2ケーブルを数種類生産しています。
現状確認出来てるコネクタは2種類でSFF-8639 + PWR(4ピンペリフェラルコネクタ) to mini-SAS HDとSFF-8639 + PWR(SATA電源コネクタ) to mini-SAS HDです。
Intel SSD 750 2.5インチ版に付属しているケーブルはSATA電源コネクタタイプです。

ASUS Model Hyper Kit Expansion Card M.2 TO MINI SAS HD ADAPTER

Intel SSD 750が発売された当初から発表されていたカードです。
このカードを使う事でM.2(PCIe3.0x4)<=>mini-SAS HDの変換が可能になります。
こちらのカードは対応マザーボードと動作スロットが限定されているため注意してください。

MSI Turbo U.2

ASUS Hyper Kitと同一形状のカードタイプです。

ASRock U.2 Kit

ASRock U.2 kit(M.2変換アダプタ) IO1823 U.2 kit

ASRock U.2 kit(M.2変換アダプタ) IO1823 U.2 kit

ASUS Hyper Kitと同一形状のカードタイプです。
このコネクタはM.2スロットを備えた他社のマザーボードでも利用できるようです。

ASRock Rack 2U1-PE-SSD

M.2からの変換コネクタとは異なり、PCI Express 3.0 x8から変換して2ポート出すタイプです。
2U1-PE-SSD側でPCI Expressスイッチを搭載していないため、マザーボード側がPCI Expressの分岐に対応している必要があります。
現時点では日本でのオプション発売は予定されていないようです。

SuperMicro AOC-SLG3-2E4

AOC-SLG3-2E4はPCIe3.0x8でマザーボードと接続しU.2 SSDを2台搭載できます。
PCIeスイッチPLX(Avago) PEX 8718を搭載しているためマザーボード側でのPCIeの分岐対応は不要なようです。
コンシューマ向けマザーボードで複数台搭載するのに現状最適なオプションかもしれません。
安価なAOC-SLG3-2E4Rという型番もありますが、こちらはPCIeスイッチを搭載していないため注意が必要です。

Funtin PCIe NVMe SSDアダプタ PCI-Express x4接続 SFF-8639インターフェース増設カード

U.2 SSDをケーブルなしでPCI Expressスロットに接続できる製品です。
現時点U.2ケーブルの入手は困難なため万が一の時に助かる製品です。

爆速NVMe SSD「Intel SSD 750 2.5インチ版」をコンシューマ向けマザーボードに搭載する その2

Intel SSD 750 2.5インチ版 2個とASUS Hyper Kit 2個入手したので接続検証結果をメモ。

検証結果

次のパターンで試してみましたが結局動作するのは「Intel SSD 750 => HyperKit => ASUS X99-Deluxe(BIOS 1702)」だけ。
この状況だと現行のマザボ&BIOSではIntel SSD 750 2.5インチは1本しか搭載できない。

マシンA
マシンB

爆速NVMe SSD「Intel SSD 750 2.5インチ版」をコンシューマ向けマザーボードに搭載する

コンシューマ向けマザーボードIntel SSD 750 2.5インチ版を搭載するためにはSFF-8639(U.2)コネクタに対応する必要があります。
今週開催されているCOMPUTEX TAIPEI 2015で各社の対応内容が発表されていますので纏めておきます。

Intel SSD 750 2.5インチ版

Intel SSD 750 2.5インチ版にはAmphenol SFF-8639 + PWR(SATA電源コネクタ) to mini-SAS HDケーブル(U.2ケーブル)が付属しています。
このmini-SAS HDをマザーボード側に挿すのが一般的な構成になるようです。

なお今までSFF-8639と呼ばれていたコネクタについては今後U.2と呼ばれる事になったようです。

Amphenol RHS36-1456(SFF-8639 68P Straight + PWR to 36P HD Mini SAS)

AmphenolがU.2ケーブルを数種類生産しています。
現状確認出来てるコネクタは2種類でSFF-8639 + PWR(4ピンペリフェラルコネクタ) to mini-SAS HDとSFF-8639 + PWR(SATA電源コネクタ) to mini-SAS HDです。
Intel SSD 750 2.5インチ版に付属しているケーブルはSATA電源コネクタタイプです。

ASUS Model Hyper Kit Expansion Card M.2 TO MINI SAS HD ADAPTER

Intel SSD 750が発売された当初から発表されていたカードです。
このカードを使う事でM.2(PCIe3.0x4)<=>mini-SAS HDの変換が可能になります。

海外では既にオプション発売済みで8月頃には日本でも発売すると思われます。
こちらのカードは対応マザーボードと動作スロットが限定されているため注意してください。
現時点対応しているマザーボードは以下になります。ASUS Z97-PROでテストしてみましたが動作しませんでした。

  • SABERTOOTH X99
  • RAMPAGE V EXTREME/USB 3.1
  • X99-DELUXE/USB 3.1
  • X99-PRO/USB 3.1
  • X99-A/USB 3.1
  • RAMPAGE V EXTREME
  • X99-DELUXE
  • X99-PRO
  • X99-A

MSI Turbo U.2

ASUS Hyper Kitと同一形状のカードタイプです。
7月末に日本で発売予定のマザーボードX99A GODLIKE GAMINGに付属するようです。

ASRock Rack 2U1-PE-SSD

M.2からの変換コネクタとは異なり、PCI Express 3.0 x8から変換して2ポート出すタイプです。
2U1-PE-SSD側でPCI Expressスイッチを搭載していないため、マザーボード側がPCI Expressの分岐に対応している必要があります。
現時点では日本でのオプション発売は予定されていないようです。

SuperMicro AOC-SLG3-2E4

AOC-SLG3-2E4はPCIe3.0x8でマザーボードと接続しU.2 SSDを2台搭載できます。
PCIeスイッチPLX(Avago) PEX 8718を搭載しているためマザーボード側でのPCIeの分岐対応は不要なようです。
コンシューマ向けマザーボードで複数台搭載するのに現状最適なオプションかもしれません。
安価なAOC-SLG3-2E4Rという型番もありますが、こちらはPCIeスイッチを搭載していないため注意が必要です。

Nested ESXi(ESXi 5.0 on ESXi 5.0)の構築

ESXi検証用途に使える仮想ESXiの作り方をメモします。
仮想ESXiを構成することでvMotion, HA, DRM等の機能を物理サーバー1台の上で検証することができます。

物理ESXi5.0設定

Nested ESXiで64bitゲストOSを動かすための設定を物理ESXi5.0に行います。
物理ESXi5.0にsshログインし/etc/vmware/configファイルに以下設定を追加してください。

vhv.allow = "TRUE"

仮想ESXi5.0用の新規仮想マシンを作成

仮想ESXi5.0用の新規仮想マシンを以下設定で作成します。

  • 構成:カスタム
  • 名前と場所:適当(例:vESXi5.0_1)
  • リソースプール:適当
  • ストレージ:適当
  • 仮想マシンのバージョン:8
  • ゲストOS:Linux / Red Hat Enterprise Linux 6 (64bit)
  • CPU:vCPU数が2以上あればOK
  • メモリ:2GB以上(ゲストOS用を考えるならば8GB以上推奨)
  • ネットワーク:アダプタはE1000を選択
  • SCSIコントローラ:LSI Logicパラレル or LSI Logic SASを選択
  • ディスクの選択:新規仮想ディスクを作成
  • ディスクサイズ:適当(ゲストOS用に使うのであれば50GB以上推奨)
  • 詳細オプション:適当

仮想ESXi5.0用の新規仮想マシンを設定変更

仮想マシンを右クリックで「設定の編集」を選択し、ESXi用の設定を行います。

  • オプション
    • 一般オプション
      • ゲストOS:その他 / VMware ESXi 5.x
    • CPU/MMU 仮想化
      • Intel VT-x/AMD-Vを命令セット仮想化に使用し、Intel EPT/AMD RVI をMMU仮想化に使用

仮想ESXi5.0用の新規仮想マシンにESXiのISOをマウント

仮想マシンを右クリックで「設定の編集」を選択し、ESXiのISOファイルをマウントします。

  • ハードウェアタブ
    • CD/DVD ドライブ1:ESXiのISOファイル(*.iso)を指定、「パワーオン時に接続」をON

仮想ESXi5.0用の新規仮想マシンにESXi 5.0をインストール

インストール準備は整ったので後は楽々インストールできます。

FreeNAS 8.0.4をVMwareESXi 5.0にインストール

Nested ESXiでvMotionを試したかったのでFreeNAS 8.0.4でiSCSI設定をしてみました。

手順

ESXiでFreeNAS 8.0.4を動かすためには以下の作業を行う必要があります。

  • FreeNASのIOSイメージダウンロード
  • VMwareESXi 5.0で新規仮想マシンを作成
  • 新規仮想マシンiSCSIで利用するHDDを追加
  • 新規仮想マシンにFreeNASのISOをマウント
  • 新規仮想マシンにFreeNAS 8.0.4をインストール
  • FreeNASでiSCSI設定
    • FreeNASへ接続
    • 初期設定
    • IPアドレスを設定
    • ZFSボリュームを作成
    • ZFSデータセットを作成
    • ポータルの設定
    • イニシエーターの設定
    • ターゲットの設定
    • エクステントの設定
    • ターゲット/エクステントの設定
    • iSCSIを有効化
  • Nested ESXi 5.0でiSCSI設定
    • ストレージアダプタの追加
    • iSCSIディスクの追加

FreeNASのIOSイメージダウンロード

以下ページからFreeNASのIOSイメージ(FreeNAS-8.0.4-RELEASE-x64.iso)をダウンロードします。
FreeNAS - Browse Files at SourceForge.net

VMwareESXi 5.0で新規仮想マシンを作成

まずは以下設定で新規仮想マシンを作成します。

  • 構成:カスタム
  • 名前と場所:適当
  • ストレージ:適当
  • 仮想マシンのバージョン:8
  • ゲストOS:FreeBSD(64ビット)
  • CPU:適当
  • メモリ:1GB以上(ストレージキャッシュとして利用するため3GB以上を推奨)
  • ネットワーク:適当
  • SCSIコントローラ:適当
  • ディスクの選択:新規仮想ディスクを作成
  • ディスクサイズ:2GB ※FreeNAS本体用
  • 詳細オプション:適当

新規仮想マシンiSCSIで利用するHDDを追加

仮想マシンを右クリックで「設定の編集」を選択し、iSCSI用のHDDを追加します。

  • ハードウェアタブ
    • 追加
      • バイスタイプ:ハードディスク
      • ディスクの選択:新規仮想ディスクを作成 or Rawデバイスマッピング(推奨)
      • ディスクの作成:適当
      • 詳細オプション:適当

iSCSIのディスクスピードを求めるのであれば未使用HDD x 2本をRawデバイスマッピングしFreeNASでストライピングするといいでしょう。
vMotion等を試したいだけであれば「新規仮想ディスクを作成」で問題ありません。

新規仮想マシンにFreeNASのISOをマウント

仮想マシンを右クリックで「設定の編集」を選択し、FreeNASのISOファイルをマウントします。

  • ハードウェアタブ
    • CD/DVD ドライブ1:FreeNASのISOファイル(FreeNAS-8.0.4-RELEASE-x64.iso)を指定、「パワーオン時に接続」をON

新規仮想マシンにFreeNAS 8.0.4をインストール

インストール準備は整ったので後は楽々インストールできます。
FreeNAS本体用に作成した2GBの領域にインストールするようにしてください。

FreeNASでiSCSI設定

FreeNASへ接続

FreeNASの設定はWebベースで行います。
URLがコンソールに表示されているのでブラウザで接続してください。

初期設定

日本語化とタイムゾーンの設定を行います。
System=>Settings=>Generalにアクセスし以下のように設定します。

  • Language (Require UI reload):Japanese
  • Timezone:Asia/Tokyo
IPアドレスを設定

今後のためにIPアドレスを環境に合わせて固定化します。
システム=>設定=>ネットワーク設定=>インターフェース=>インターフェースの追加

  • NIC:em0など
  • インターフェース名:defaultなど
  • IPv4アドレス:192.168.1.10など
  • IPv4ネットマスク:/24(255.255.255.0)など
ZFSボリュームを作成

ストレージ=>ボリューム=>ボリュームの作成

ZFSデータセットを作成

ストレージ=>ボリューム=>ZFSデータセットの作成

ポータルの設定

サービス=>iSCSI=>ポータルs=>Add Portalでデフォルト設定のままOKをクリック
デフォルトの0.0.0.0:3260は全ての接続を受け入れる設定

イニシエーターの設定

サービス=>iSCSI=>イニシエーターs=>Add Initiatorでデフォルト設定のままOKをクリック

ターゲットの設定

サービス=>iSCSI=>ターゲットs=>Add Target

  • ターゲット名:FreeNAS-target0
  • ターゲットエイリアス名:(ナシ)
  • Serial:(デフォルト値)
  • タイプ:ディスク
  • ターゲットフラグ:読込み/書込み
  • ポータルグループID:1
  • イニシエータグループID:1
  • 認証方法:自動
  • 認証グループナンバ:指定なし
  • キューの深さ:32
  • 論理ブロックサイズ:512
エクステントの設定

サービス=>iSCSI=>エクステント=>エクステントの追加

  • エクステント名:FreeNAS-extent0
  • Path to the extent:/mnt/ZFS/iSCSI-store/extent0
  • エクステントサイズ:適当
  • コメント:(ナシ)
ターゲット/エクステントの設定

サービス=>iSCSI=>ターゲット/エクステント=>Add Target/Extent

  • Add Target/Extent
  • ターゲット:FreeNAS-target0
  • エクステント:FreeNAS-extent0
iSCSIを有効化

サービス=>サービスの制御でiSCSIをONに設定

Nested ESXi 5.0でiSCSI設定

これからvSphere Clientを利用してiSCSIディスクをESXiに登録します。

ストレージアダプタの追加

構成=>ストレージアダプタ=>iSCSIソフトウェアアダプタのプロパティを選択

  • 全般
    • 構成
      • ステータス:有効
  • 動的検出
iSCSIディスクの追加

構成=>ストレージ=>ストレージの追加

  • ストレージタイプ:ディスク/LUN
  • ディスクまたはLUNの選択:表示されたディスクを選択
  • 現在のディスクレイアウト:
  • データストア名を入力:iSCSI-DISKなど適当
  • フォーマット
    • 最大ファイルサイズ:最大のブロックサイズを選択
    • 容量:容量の最大化にチェック


以上でiSCSI設定は環境です。

参考

iSCSI上のゲストOSでCrystalDiskMarkを動かしてみましたので参考に下記します。
キャッシュの効果だろうと思いますがIOPSが凄いことになってますね。。

datastore上のiSCSI
                                                                                                                                            • -
CrystalDiskMark 3.0.1 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
                                                                                                                                            • -
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s] Sequential Read : 315.931 MB/s Sequential Write : 66.661 MB/s Random Read 512KB : 324.032 MB/s Random Write 512KB : 66.843 MB/s Random Read 4KB (QD=1) : 29.799 MB/s [ 7275.1 IOPS] Random Write 4KB (QD=1) : 2.263 MB/s [ 552.4 IOPS] Random Read 4KB (QD=32) : 103.080 MB/s [ 25165.9 IOPS] Random Write 4KB (QD=32) : 2.110 MB/s [ 515.2 IOPS] Test : 1000 MB [C: 66.8% (26.7/39.9 GB)] (x5) Date : 2012/03/11 23:16:34 OS : Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition (Full installation) SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
datastore上
                                                                                                                                            • -
CrystalDiskMark 3.0.1 x64 (C) 2007-2010 hiyohiyo Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
                                                                                                                                            • -
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s] Sequential Read : 104.732 MB/s Sequential Write : 78.316 MB/s Random Read 512KB : 37.022 MB/s Random Write 512KB : 56.624 MB/s Random Read 4KB (QD=1) : 0.559 MB/s [ 136.4 IOPS] Random Write 4KB (QD=1) : 1.283 MB/s [ 313.1 IOPS] Random Read 4KB (QD=32) : 1.444 MB/s [ 352.4 IOPS] Random Write 4KB (QD=32) : 1.315 MB/s [ 321.1 IOPS] Test : 1000 MB [C: 66.8% (26.7/39.9 GB)] (x5) Date : 2012/03/11 23:43:30 OS : Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition (Full installation) SP1 [6.1 Build 7601] (x64)

Windows 8 Consumer PreviewをVMwareESXi 5.0にインストール

Windows 8 Consumer Previewが発表されたのでESXi 5.0にインストールしてみました。
「Windows 8 Consumer Preview」リリース、新OSで何ができるのかまとめ - GIGAZINE

手順

ESXiでWindows8を動かすためには以下の作業を行う必要があります。

Windows 8 Consumer PreviewIOSイメージダウンロード

以下ページからWindows8IOSイメージをダウンロードします。

ESXi 5.0へパッチ適用(ESXi500-201112001)

Windows8 を動かすためにはESXi5.0にESXi500-201112001のパッチを適用する必要があります。
VMware Knowledge Base

以下の手順でパッチを適用できます。

  • 以下ページからパッチのダウンロードを行います。
  • ダウンロードしたパッチをSFTPツールやデータストアブラウザを用いてESXiにアップロードします。
  • メンテナンスモードに切り替える前に全てのゲストOSを停止します。
  • ゲストOSを停止後にESXiをメンテナンスモードに切り替えます。
  • ESXiサーバーにSSHログインします。
  • コマンドを実行してパッチを適用します。
    • esxcli software vib install -d /vmfs/volumes/xxxxxxxx-xxxxxxxxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxxxx/patch/ESXi500-201112001.zip
  • パッチ適用後にrebootコマンドを実行し再起動します。
  • 起動後にメンテナンスモードを解除しゲストOSを起動します。

上記手順でパッチを適用することでバージョンが「ESXi, 5.0.0, 515841」に上がります。

VMwareESXi 5.0で新規仮想マシンを作成

以下のサイトを見ていただければインストールできると思います;-)
Install Windows 8 Consumer Preview as VM in VMware vSphere 5 - ivobeerens.nl

以下設定で新規仮想マシンを作成します。

  • 構成:カスタム
  • 名前と場所:適当
  • ストレージ:適当
  • 仮想マシンのバージョン:8
  • ゲストOS:Microsoft Windows 2008 R2 or Windows 7
  • CPU:適当
  • メモリ:適当
  • ネットワーク:アダプタをE1000
  • SCSIコントローラ:適当
  • ディスクの選択:新規仮想ディスクを作成
  • ディスクサイズ:適当
  • 詳細オプション:適当

作成した仮想マシンを選択し右クリックで「設定の編集」を選択します。

  • オプションタブ
  • ハードウェアタブ
    • ビデオカード:3Dサポートを有効化
    • CD/DVD ドライブ1:Windows8のISOファイルを指定、パワーオン時に接続をON

新規仮想マシンWindows 8をインストール

インストール準備は整ったので後は楽々インストールできます。Enjoy.

オプション:Windows 8VMware Tools をインストール

通常の方法でVMware Toolsをインストールしようとすると以下エラーが出てしまいます。

No VMware Tools package is available. The VMware Tools package is not available for this guest operating system.

以下手順でVMware Toolsをインストールすることができます。

  • ESXiサーバーからSFTPツールを用いて/vmimages/tools-isoimages/windows.isoのファイルをダウンロードします。
  • ダウンロードしたwindows.isoをWindows 8に移動します。
  • Windows 8windows.isoを右クリックしマウントします。
  • VMware Toolsをインストールし再起動します。

参考URL & Movie

OS X 10.8 Mountain LionでAppleTVにAirPlayミラーリング

OS X 10.8 Mountain Lionのデベロッパプレビューが発表されたので、AirPlayミラーリングを検証してみました。

機能概要

Mounten Lionに搭載されたAirPlayミラーリング機能はAppleTVを接続したテレビに対してMacの画面を表示することが出来る機能です。
MacとテレビをHDMIケーブル無しで接続できます。

YouTubeに動画が公開されていたので参考にどうぞ。

前提条件

Apple Developer Program

OS XとAppleTV OSのデベロッパプレビューをダウンロードするためには以下2つのDeveloper Programを購入する必要があります。

Mac

Mountain Lionのインストールには以下のMacが必要なようです。

  • iMac (mid 2007 or later)
  • MacBook (13-inch Aluminum, 2008), (13-inch, Early 2009 or later)
  • MacBook Pro (13-inch, Mid-2009 or later), (15-inch, 2.4/2.2 GHz), (17-inch, Late 2007 or later)
  • MacBook Air (Late 2008 or later)
  • Mac Mini (Early 2009 or later)
  • Mac Pro (Early 2008 or later)
  • Xserve (Early 2009)

私が今回検証に利用したのはMacBook Air (11-inch Mid 2011)です。

AppleTV(2nd generation) & micro-USBケーブル

AirPlayミラーリングに対応しているのはAppleTVの2nd generationです。
またMacとAppleTVを接続するためにmicro-USBケーブルが必要になります。

手順

OS X 10.8 Mountain LionでAppleTVにAirPlayミラーリングを行うためには、以下の作業を行う必要があります。

ここではOS X Mountain Lion Developer Previewのアップグレード作業以外の手順を紹介します。

AppleTVのUDIDをiOS Provisioning Portalに登録

  • 電源ケーブルを差した状態で、micro-USBケーブルの一方の端を Apple TV の背面に接続し、もう一方の端をMacの USB ポートに接続します。
  • MacXcodeを起動します。
  • XcodeのWindow => Organizerを起動しDEVICES => My Mac => Apple TVを選択します。
  • ウィンドウ内に表示されているIdentifier(UDID)の情報をメモします。
  • Macでブラウザを起動し、iOS Dev Centerにログインします。
  • iOS Provisioning PortalのDevicesページを開き、先ほどメモしたIdentifier(UDID)をDevice IDとして登録します。

DevicesページはiOS Dev Centerにログイン後に以下URLを押下することでも移動できます。
Devices - iOS Provisioning Portal

AppleTVをApple TV Software beta 2をダウンロード

  • Macでブラウザを起動し、iOS Dev Centerにログインします。
  • iOS Dev CenterのiOS 5.1SDK betaページに移動します。
  • ページ最下部にApple TV Software beta 2のダウンロードリンクがあるので押下してダウンロードします。

2012-02-26時点では以下URLからダウンロードができます。
https://developer.apple.com/devcenter/download.action?path=/ios/ios_5.1_beta_3/apple_tv_software_update_beta_2.dmg

AppleTVをApple TV Software beta 2にアップグレード

  • AppleTVからHDMIケーブルと電源ケーブルを外します。
  • micro-USBケーブルの一方の端を Apple TV の背面に接続し、もう一方の端をMacの USB ポートに接続します。
  • MaciTunesを起動します。
  • バイスリストにAppleTVが表示されているのでAppleTVを選択し、キーボードの「Option」を押しながらマウスで「復元」ボタンをクリックします。
  • ファイル選択画面が出るので先ほどダウンロードしたapple_tv_software_update_beta_2.dmgを選択してアップグレードします。

MacでAirPlayミラーリング実行

  • Macのシステム環境設定にあるディスプレイを開きます。
  • ウィンドウ下部の「AirPlayミラーリング」を「Apple TV」に変更するとAirPlayミラーリングが起動しテレビにMacの画面が表示されます。
  • システム環境設定から操作するのは不便なので「メニューバーにディスプレイオプションを表示」を「常に」に変更しておくと便利に使えると思います。

使用感

表示内容によりますがAirPlayミラーリング時に200KB/s〜1,300KB/s程度の送信が発生しています。
大昔の小型無線LANルーターを利用したところ動画再生がカクカクする事もありましたが、自宅のWZR-HP-AG300Hでは問題なく再生できていました。
十分実用レベルで活用できると思います。Enjoy..