IMF10兆円融資に問題提起した民主党下条みつ前衆院議員衝突事故重傷


民主党下条みつ衆院議員衝突事故で重傷
 安曇野には行ったこと有りますが、道路事情は良い印象があります。乗用車同士の正面衝突事故のようです。警察発表では前議員側の車が車線をはみ出していたということのようですが、実際はどうなのでしょうか?記者クラブ制度の問題もありますので、警察発表は鵜呑みにできません。信用できません。
 ちなみに、金融危機対策でハードランディングを主張していた梶山静六氏は2000年1月30日に夫婦で乗車中の車にダンプに追突されて政界を引退、その後閉塞性黄疸で病死しております。

○下条議員、日本によるIMFへの10兆円融資の根拠を質す
 はなゆーさんによりますと、今度の事故は下条みつ議員がIMFへの1000億ドル(日本円で約10兆円)の融資に関して問題提起していることとの関連を示唆しております。
 IMFが介入すると経済破綻がますます進むというのは常識です。ジョセフ・E・スティグリッツ教授によると、世界銀行勤務経験からIMFの処方せんは同じ内容の焼き直しで国名だけ書き換えて他の国に適用されていたと著書で述べています。
 IMFは金融機関を淘汰します。そうしますと与信能力が落ちますので、中小零細個人への融資が萎縮します。
 日本の経済成長を支えたのは重層的な間接金融システムです。地域に根ざした企業の経営状況を綿密に把握しながらの的確かつ慎重な融資機能が存在したのです。
 しかし、今世紀に入り金融機関の淘汰を進める一方、行政が税金を投入して設立した新銀行東京の「スコアリングモデルによる自動与信審査」(実は都議や国家議員による口利き融資が多数)により大きな焦げつき不良債権を産み出しました。
 下条議員が主張されていた通り、海外に融資をするぐらいなら、国内に回すべき予算箇所へ回すべきだったのでしょう。

○大リーグ・ソフトパワーでニホン人はクルクルパー
 オバマ大統領は破産管財人です。ドル価値が下落する前に支持母体であるアメリカ巨大金融機関へ融資を行い、他国を巡ってお金の借入先に「挨拶」して回っているわけです。いわゆる「乞食外交」です。ヒラリー国務長官は中国にいって「重要な二国間関係」と持ち上げますが、オバマ麻生首相はサミットで立ち話程度です。本当の意味での「挨拶」ですね。
 対米関係については自民党は「カネを出すけど、軍も出す」だったわけです。護憲を踏まえた現実論では「カネを出すけど、軍は出さない」という所が穏当なところでしょう。私は「カネは引き上げるし、軍も引き上げる」のが良いと思います。私が良いと思っても、アメリカ帝国圧力の前には御無体な話しに過ぎないわけです。
 統治に居た人には対米関係の有り様で頭の中が一杯です。特に外為特会を動かす財務官ポストは重要なのですが、今度はイタリアサミットの時に中川財務大臣(当時)に酒盛りを持ちかけた玉木国際局長が就任しました。これまた、ますます「カネ出すわんわん」になりそうです。
 一方、アメリカはニホン国民にはソフトパワー全開で騙しまくります。私は球技がことごとく下手くそなので、野球自身に興味が無いので、アメリカ大リーグにはますます興味がありません。しかし、NHKのラジオニュースは大リーグの結果は必ず流すわけです。意味不明です。他国に流出した選手が活躍したかどうかなどとは全くもって日本国民の興味の範囲外の事です。
 しかも、オバマ大統領が始球式にやってきて、ロッカールームに行きますと、イチローが居て、うまい具合にボールが転がってきたからイチローオバマ大統領に「サー」付きでサインをねだってご満悦、というトンチンカンなニュースが流れてきました。
 ロッカールームでは選手が主役です。オバマイチローにサインをねだるのが流儀なはずです。ニホンってどこまでアメポチなんでしょうかね。フフフフ。

衆院本会議】下条議員、日本によるIMFへの10兆円融資の根拠を質す
http://www.dpj.or.jp/news/?num=14548
http://www.asyura2.com/08/hasan59/msg/740.html
重症を負った「下条みつ」前代議士は国会で重大質問をした人物
http://alcyone.seesaa.net/article/124771360.html
民主下条氏、交通事故で重傷
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=916688&media_id=2