50mm F1.8

突然思い立ってレンズを一本新調した。AF Nikkor 50mm F1.8D。高い高いと揶揄されるニコンのレンズだけれども、こいつはわりと安い。でも高い。でも安い。よくわからない。
とにかく金曜日に到着したので、早速今日試してみた。
 
わかったこと。

明るいレンズってのは、逆に晴天に弱いもんだ。

晴天の中、晴れ渡った空に浮かぶサクラの花に、絞り開放でファインダーを合わせると、簡単にシャッタースピードの限界を超える。でも、こっちは絞り開放のボケボケ写真を試してみたいもんだから、撮影には苦労した。夏場の炎天下で使いたいならば、デフューザが必要かもしれない。

ぼけるぼける

今までF2.8すら持ってなかった身としては、やっぱりこのボケは魅力的。使い道を考えるのがむつかしそうだけれども、単焦点の明るいレンズをセットすることにより発生する「自由度」と「縛り」を得ることが、このレンズを購入した狙いでもあるので、しばらくは頑張ってみようと思う。
でも、開放絞りでは見事な二線ボケが発生。気にしなければいいと言えばそれまでだけど。
 
わかんないこと。

50mmって

デジタル一眼レフには、あまり標準的とは言えない画角かもしんない。35mm換算で75mmくらいだと、なんとなく「帯に短し襷に長し」的な中途半端感が漂う。
まーこの辺については、「50mmに合わせた作品作り」を考えてみよう。縛り縛り。

このレンズって

室内とか暗闇でどれぐらい役に立つんだろう。明るいレンズを購入した動機と言うか、理由の1つは「光源が弱い場における必要悪」としての明るいレンズが欲しいというものだったんだけど、まだ試す機会に恵まれてない。
さらに、昨年の秋にフラッシュを購入してしまったことにより、この課題はある程度解決してしまっている。
あえて言えば「日中の室内撮影で、自然光を生かした撮影をする」なんてシーンに使えるのだろうけれども、果たしてそんな機会がどれほどあるんだか。
まー軽いからいいんだけど。
 
で、作例。
すげえボケボケで楽しいもんだから、調子に乗って画像をいじり倒してしまった。
レンズの良し悪しを図る指針には全くならないと思うのであしからず。
ボケボケの写真って、いじりやすくて楽しいかもしれない。

 
 
まー、しばらくは楽しめそうだし、15Kでおつりがくるんだから、安い買い物なんだろうな。