クリスマスイブ2008

我が夫婦にプレゼントを届ける担当になっていたサンタクロースは2000年に永眠してしまったため、クリスマスはあげるばかりでつまらなく寂しい。今更ながら殺さなければ良かったと思わないでもないが、それが自らが背負う業であるならば仕方あるまい。
本日は我が家のクリスマス事情2008。
 

小学3年生ともなれば生意気なもので、うちの息子は昨年まで信じていたサンタクロースを信じなくなっていた。妹に向かってサンタクロースはねえ、ほんとはいないんだよ〜(ニヤリ)」などとほざきやがった。
ところがそこにサンタクロースからの手紙が届き、そこにはあたかも普段の息子の行動を把握しているかのような文面が綴られていたものだから、彼はちょっとしたパニックに陥った。
どうやら「勉強をしっかりとするんじゃぞ」という言葉にドッキリしたらしい。誰かから送られたサンタメールなのだが*1、ぼんやりチームである息子の生意気な見解を覆すには十分な効果があった模様。
 
毎年我が家は「両親からのプレゼント」と「サンタクロースからのプレゼント」を購入する。両親からはしょぼいもの、サンタクロースからはデラックスなものを貰える。勉強嫌いの息子のために、今年のクリスマスプレゼントは「漫画日本の歴史(全20巻)」を用意していて、前半を両親から、後半をサンタクロースからプレゼントすることになっていた。
 
昨日両親からのプレゼントを貰い、それをいたく気に入った息子は、再び存在の有無が不明瞭になったサンタクロースをして、「もしサンタさん*2が本当にいるなら、僕はこの漫画があと5冊欲しいんだけどなあ」と言っていた。
今晩枕元に置かれる、要望を超える10冊の漫画を見て、息子の「サンタクロース存在説」は何年間か延長されるのではないかと思う。
まったくもってしめしめ、である。
 
 
先週の深夜番組で、ビギンのボーカルが「サンタクロースは本当にいると思う」と語っていた。「プレゼントをあげたいと思う人が、その子のことを思ったり一生懸命リサーチしたりする心の中にサンタクロースがいる」と語っていた。
まったくもって「いいはなシーサー」な発言だけれども、まあそうなんだろうなあと思ったりもする。
 
 
あなたにはサンタクロースがいますか?
 
 
 
我が夫婦のサンタクロ(以下省略)

*1:誰から来たのかは不明。もしかするとサンタクロース本人なのかもしれない

*2:すでに敬称がついているwww