いざ勝負

さて、今日の午後には一発目のシステム本番移行だ。昨年度に自分が構築したオープン系システムの引っ越しを行う。
稼動に向けて準備万端、とまでは言わないが、取り立てて何をするということもなく手持ち無沙汰なので、ブログでも更新しよう。
 
昔は稼動前には得体の知れない不安に苛まれ右往左往したものだが、システム稼動の直前は、この頃ではいつもこんな調子だ。
開発ないしテストないしの中で、本当に不安な要素は大抵確認しているし、それでも気づけなかった不具合は、無責任に言い切ってしまえば、稼動してみないとわからないものだ。
・・・という割り切りが、心が落ち着いているもっとも大きな要因だけれども、更に最近では、不具合が起こっても何とかなるんじゃないかと言う感覚が、それに拍車をかけている。
 
失敗しても良いサービス、間違っても良いサービス、止まっても良いシステムってのは確実に存在する。クレームをつければ対応するだろうというユーザの甘い考え方が、その存在を認めていないだけだ。
それは社会コスト増に繋がり、長い目で見れば確実に自分の首を絞めていることを我々は忘れてはならない。
我々は他人に対して、もっと寛容であるべきだ。
 

というわけで、我がシステムはぜんぜんクリティカルなシステムじゃない。かわいいもんだ。
でも、自分のシステムはかわいい。他人にバカにされるのは悔しいので、ちゃんと移行します。