ISW11Mを使うならViberを入れよう


ISW11Mを使い、頻繁に連絡を取る知り合いがauiPhoneを持っていたりすると、日常のメッセージ交換にちょっと問題が生じる。その理由と、僕なりに対処した結果を報告する。



その前に押さえておく事

  • ISW11MはSMS(Cメール)の受信のみに対応しており、送信する事ができない。このため、SMSで連絡が来てもezwebメール等、他の方法で返信することになる。
  • auiPhoneはSMSの送受信に対応している。その一方、ezwebメールがサーバに届いた際プッシュ送信されず、最短でも15分間隔のメッセージボックス確認により受信することになる。チャット的なメッセージのやりとりには向いていないため、そういう場合にはSMSを利用しようと考えるのではないか。

というわけで、何が起こるか

  • au iPhoneのユーザが、ISW11Mを持つ僕に連絡を取る場合、SMSを利用してメッセージを投げてくる
  • ISW11MはそのSMSを受信するが、SMSで送信できないためezwebメールで返信する
  • au iPhoneのユーザは、そのメッセージをプッシュ送信で受け取れず、僕からのメッセージが相手に到着するのは最長で15分後になる


ぶっちゃけ、携帯電話メール最大の利点である「頻繁なメッセージ交換」が享受できなくなるのだ。

どうしたか

双方でアプリ「Viber」を導入することにした。
Viberを選択した理由は以下の通り。

  • SMSライクな送受信に対応している
  • Viberをインストールしているユーザ間での通話は実質的に無料となるため*1、インストールを依頼する相手にもメリットがある
  • コンタクトリストがSkypeより使いやすく、Viberをインストールしている相手が明確にわかるため、付加価値が発生する


ただし、au携帯は国際SMSが利用できないため、docomo/softbankに比べ若干設定が面倒。詳しくはこのページで紹介されている通りだが、英語での電話を受信しなくてはならないので、若干緊張する。
とは言え、電話の相手は機械がしゃべる自動音声メッセージだし、0から9までの英語がわかれば何の問題もないレベル。


Viberの導入により、ずいぶんメッセージ送信が楽になった。もしかすると今後スパム的な要素が増える可能性もあるけど、今のところ問題は無い。そのような事態になった時にはまた報告します。

*1:パケット定額プランに加入している場合