女性行政書士でもある武石文子の日々雑感 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-11-30

[]怒りをぶつけてもわかりあえない


夫の不倫がわかった妻は多くの場合不倫相手女性に対して謝罪を求めます。

他人の夫と肉体関係を持つというのは許されないことだと考えるからです。


そしてまた、多くの妻は不倫がわかった時に大きく動揺すると同時に相手女性に対して憎しみを持つようになります。

ましてや不倫が原因で夫婦仲が悪くなっている場合は、尚更です。精神状態がどんどん悪くなって、眠れなくなったり食べられなくなったりする人も少なくありません。こんなひどい目に遭わせられているのですから、謝罪は当然と考えます。


それで「直接の謝罪」や「謝罪文の送付」を求めるのです。それは時に慰謝料請求の書面内で要求されることもありますが、メールLINE電話場合もあります。


一方、謝罪要求された相手女性はどう考えるのでしょうか。

不倫相手男性が妻の方に戻ってしまった場合は複雑です。愛を語り合った人もいるでしょう。それなのにあっさり自分を捨てて妻の方に戻る。ショックも大きいです。

それに浮気したのは夫であるその男性ですし、時にはその男性上司という立場なのに、相手妻は自分ばかり責めてきて「謝れ」と言う。


人は攻撃されると、守りの姿勢に入ります。

何で自分ばかりが責められなくちゃならないのか、とも考えます。でも色々調べると自分が不利な立場であることもわかります。

それで結論としては「取りあえず謝罪をする」、となるわけです。

謝罪文では、心にもないことを書いたりしますけど、つい一言嫌味を書いてしまう人もいます。

もらった方は「何なのこれ、全然反省していないじゃない」と怒りが増幅します。

それはそうです。大体の人は反省していないですから。

しかし、妻が欲しいのは「心からの謝罪」。この状態ではかなり難しいものです。

私が思うに、心からの謝罪が欲しい場合相手を責めてもだめなのではないかと。

責められるというのは「北風と太陽」で言えば北風に該当します。風が入り込まないように一層心を閉ざして、風が吹き終わるのを待つ体勢を取ろうとするはずです。

だから怒りではなく、今味わっている悲しみや辛さを淡々相手に知らせるべきだと思うのです。「こんな状況だけど、貴女はこのことをどう考えるか」でも良いと思います。

もちろんそれを伝えても通じないことはあると思います。そういう人にはそれ以上を期待しても無駄です。何を伝えても通じない人には通じません。


そして、不倫相手女性は妻の怒りを増幅させないようにすることを考えるべきです。妻の怒りが増幅すればするほど自分にとっては不利になるわけですから。



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2016-11-25

[][]『女優の夜』で気になったフレーズ

前回の続きですけど、この荻野目慶子さんの本『女優の夜』(幻冬舎)の中で、なるほどそうかもしれない、と思ったところがありました。

深作欣二監督との不倫のことが書かれているところです。そのまま引用します。

お互いに行動範囲が広いわけでもなければ一緒に遠くへ旅行に行けることもない。そんな関係の中では、ただただ精神の絆のみが恋の命を支えることになる。音楽は私にとってその絆を保つ大切な要素だった。音楽とは人の生命リズムを表すものだと思う。だから音楽性の合わない人と恋を続けるのは難しいだろう。それはとても大切なものが自分とは違うことを示すものだから。

音楽性の一致が恋を続ける要素だと。

考えたことは無かったけど、確かに自分と全く違う音楽聴く人とは駄目そうな気がします、私自身。もちろん音楽の好みが違うけど仲が良いカップル否定するわけではありません。しかし、車の中で流す音楽が違うと辛いですしね。

私と夫に関して言えば、最初から重なっていたわけではないけど、どんどん近づいていって今は重なっている部分が大きいです。遠征して一緒にライブに行くくらいですから。

この辺りについては、もっと事例を集めてみたいな、と思います。



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2016-11-22

[][]芸能人不倫ですけど

仕事柄、ずっと前から気になっていたこの本を古本で手に入れて読んでみました。

女優の夜』荻野目慶子

女優の夜


普段タレント本は読まない私ですが、不倫だけではなく他にも気になっていた点があり、この本を手に取るに至っています。


当時独身だった荻野目さんが、二人の映画監督との不倫を書き記した本なのですが、二人目の監督深作欣二監督。私の出身高校のOBで、私が高校生の時に映画復活の日」の公開があり、水戸草刈正雄さんと舞台挨拶をされた時にタダ券を貰って観に行っています。地方出身者って、同じ地方出身者に結構思い入れがあるものなんです。(東京まれ横浜育ちの夫には無い感覚らしいです)。ましても高校の先輩ですし。それにその深作監督に襲われた形でこの不倫が始まっているということで、それってどういうことなのだろうと、前から気になっていました。


私自身、かつて仕事役者さん達に近いところにいたことがあって、役者などの創造世界にいる人達は、私のような超現実主義者とは違う世界に生きているもんだな、とよく感じていました。荻野目さんはよく、「魔性の女」などと書かれていますけど、先日出演していた旅番組を見た限りでは、ちょっとずれた天然キャラが入っている人のように思えました。


しかし本の方は、どこまで本人が書かれているのかはわかりませんが、筆致が細かく表現も巧みで、ナイーブさが全面に出ています。本を読むとあの天然キャラとはイメージが一致しないのですが、本人の心の中と外に現れるものはまた違うものなのかもしれません。


最初不倫は何と彼女が借りている部屋で、その彼が自殺をし、彼女第一発見者になるという衝撃的なもので、当時スキャンダルとして騒がれたことは私もおぼろげに覚えています。その傷も癒えていない内に、自分父親よりも年上の深作監督に襲われてしまい、そこから不倫関係になってしまうというのも、脇が甘い天然キャラ故だったのかもしれません。


作監督との不倫は10年以上の期間があったようで、いつも一緒にいられるわけではないけれど、近い世界に生きる者として、互いに必要存在であったことはひしひしと伝わります。


しかし、そんなに長期の不倫だったにもかかわらず、深作監督の妻や子どものことに関する記述は一切ありません。最初河合義隆監督の妻とは、監督に無理矢理会わされたので面識があり、彼の自殺後も支えてもらったという記述がありますが、深作監督の妻や家族については、全く無く、あくま監督との関係のみが綴られています。敢えて書かないのかもしれませんが、普通に考えれば彼女にとっては全く関係の無い人達だったからだとも言えます。


不倫と言えどもそれが恋愛であれば、その背後にいる家族自分には関係ないと考えている人は少なくありません。不倫をされてしまっている妻側にいると、「なぜ家族の苦しみを考えないのか」ということになりますが、考えないことは、不倫では普通のことです。


特に荻野目さんと深作監督の場合は、二人の関係感性共鳴しあうように成立してしまっているため、夫婦とは別なものであるというように感じているとも考えられます。


映画監督基本的自由人ですから、普通の人とは比べられないものですし、監督家族にどう接しているのかわかりませんが、夫にすると大変な人であることだけはよくわかるかと思いますよ(苦笑)。


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2016-11-04

[][][]「とにかく結婚だけはしたい」と思っている女性


本の紹介です。『結婚さえできればいいと思っていたけど』(水谷さるころ著・幻冬舎

結婚さえできればいいと思っていたけど

著者の水谷さんが自分結婚離婚事実婚のことを漫画エッセイ綴りました。

30歳を前にして結婚願望がどんどん増し、趣味の場で知り合った男性結婚。その男性は特に悪い人ではなかったけど、一緒に生活していくにはイマイチの人だったようです。で、彼女仕事も続けながら家事も背負い込み、自分結婚に疑問を持つようになってしまいます。そして離婚へ。離婚では全然もめずに済んだのが良かったと言えば良かった点なのかもしれません。


私自身も結婚願望が強かった時期(20代前半)があったので、何か非常にわかる〜その気持ち、というのはありました。ただ私の場合は、当時から結婚改姓はしたくないと思っていたし、そうそうそんな都合よく私と気が合う人はいないのではないかと考えていたので、気が合ってもかなり慎重に値踏みしていたというのはあります。


その後彼女リハビリの時期を過ごして、仕事で知り合ったやはり離婚歴(更には別れた子供もいる)のある男性事実婚に至るのですが、保守的な親の元で育ちながらも、事実婚に至ったのも(そんな親が納得してくれたもの)まさしく二人とも一回結婚に失敗したからなのではないかと思います。離婚をすると、次回の結婚では自分も周りもいわゆる「きちんとした結婚」を求めなくなるというのはあるのではないでしょうか。


あと、再婚相手ちょっと切れやすいところはあるけど、家事も普通にするし、男の沽券なんかにもこだわらなそうな良き夫のようですけど、それでも一度離婚をしているというのは、やはり夫婦がうまくいくかどうかは本当に組み合わせに尽きるのではないかと。相手に求めるものがずれているとだめなんですよね。


それから彼女違和感を感じているのが、世間が思い描く「夫婦像」や世間が求める「妻像」。夫が大黒柱的+妻が支える的なところから、「女性仕事で長期に家を空けるなんて」「料理をしない女性なんて」etc.まで。こういうのってなかなか変わらないですよね。だから、仕事家事育児も全部抱えこんで孤軍奮闘ちゃう女性がいるわけでして。


そういうわけで「結婚したい」と思っている女性や、結婚しても仕事もばりばりやるぞと思っている女性、そして事実婚を考えている方におススメです。戸籍事実婚ミニ知識も書かれていて役に立ちますよ。


ついでに書きますと、実は私と思われる人が出てくる場面が一コマあるのです。「事実婚に詳しい行政書士さん」という肩書きで(^^♪。



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2016-10-19

[]事務所ののぼりを作りました。

f:id:Takeishi:20161010173204j:image:medium:left

今まで、建物の入り口は何の表示も無く、2階を見上げると窓に看板シールが貼ってあるだけだったのですけど、建物の入り口にのぼりを立てることにしました。


デザインは、建築学科の息子に依頼。何と依頼してから一年かかってようやく完成です。猫は行政書士会のゆるキャラ。「ユキマサくん」です。行政の訓読みですね。


のぼりを出して、いきなり「のぼりを見たのだけど」という通りがかりのお客さんがやってきて少々びっくり。話を伺うと「あーそれは司法書士さんの仕事ですね」という内容でしたが。

ただこののぼり、駅の方から歩いてくると他ののぼりも立っているので裏向きで見えないですが、入り口で確認いただければと思います。

2016-10-16

[][]旧姓使用男性にやってもらって(^-^)

前回書いた、東京地裁判決。「時代遅れ」と書いている新聞がありました。「旧姓仕事で使えない」のが時代遅れ。確かにかなりこの慣習は広まりましたからね。でも、本当は結婚時にどちらかに改姓を強いることが時代遅れなのですけど。

女性結婚で、夫の姓に改姓する割合は96%(2014年)。1975年は98.8%だったことを考えると、これでも少しは減っています。


しかし、何で女性ばかりが相変わらず改姓するのでしょうね?

そもそも選択夫婦別姓制度いつまでも実現しない裏には、男性の「女性が改姓するからいいや」という意識絶対にあるからだと思います。


女性が「改姓はしたくない」と言うと、どういうことが起こるのでしょう。

まず、男性が「自分絶対に改姓したくない」と言い出すでしょう。このハードルがかなり高い。結婚したいという気持ちの方が強いとここでまずくじけてしまいがちです。何で男性は改姓したくないのでしょう。そもそも結婚で改姓するなんてことを考えてみたことも無かったからだと思います。特に長男ですと、「自分が家を守らねば」という意識を親から埋め込まれている人も多いですし。あとは、メンツ。私から見るとメンツ大事男性は格好悪いのですけど。「男の結婚改姓ってイケている」って思わせる作戦必要かもしれません。

それから男性が姓を変えると「婿養子」になると思い込んでいる人が非常に多いのですが、これは間違いです。姓を変えるだけでは養子にはなりません。そこは誤解無きように。


仮に男性が「自分が改姓してもいい」と言ったとしても、次に出てくるのが男性の親。男性長男だったりすると「**家を絶やすことはなりませぬ」という話がよく出てくる。「**家」がどれほど立派な家かはわかりませんが。これはかなり面倒臭い。「誰が墓守するのか」とか言い出しますし。いや、姓が違っても墓守はできますし、そもそも今の時代、どんどん無縁墓が増えていますし、これからは共同墓地時代でしょう。

そこで男性が、断固として親に立ち向かえないのです、多くの場合。しかしここで女性も例えば一人っ子で親が「うちの家がー」と言い出すと、本当もう収拾つかないですね。その結果、どちらの姓も選べずにそのまま事実婚になってしまった夫婦もありました。この「家意識」。戦前の家制度がその元凶ですが、なかなか人の意識を変えるのには時間がかかります。


でも、女性が改姓を拒まないといつまでも現状は変わらないのですよ。でも、なかなかそれができない。何しろまず「結婚」が大事ですから。しかし、「旧姓使用でいいや」と思っている女性男性も)は旧姓使用の面倒臭さが多分わかっていないと思います。「旧姓使用でいいじゃん」ともし、男性が言うなら「それなら貴方がそれをやってよ」と男性に言ってほしいですね。

男性通称使用で苦労されている方ももちろんいます。

こちらの方は大学教員で、通称使用をしていて、果敢に行政渡り合って通称旧姓サインが載ったでパスポートを作っています。でも、こういう風に戦いが必要なのですよね、しばしば。

「■通称姓サイン入りのパスポートを取得するまで」


こちらのサイボウズ社長旧姓使用で色々発信している方ですね。

「名前なんて絶対多様化する」──妻氏婚を選んだ社長の未来予測


この中で、私が甚く同意するのが「夫婦仲が悪くなったときに、『相手名前をつけてあげたのに!』というのが、自分のなかでよみがえってくるんです」というくだり。これって本当にそうだと思うのですよ。「変えてあげたのに。もっとありがたがって当然だろ」っていう意識って当たり前に出てくるはずです。これを変えてあげた女性ももっと言うべきなのです。

こうやって男性が発信する意義はかなり大きいと思います。男性意識を変える意味でも。

だから、女性結婚の際に「自分の姓は変えたくない。あなたが変えて旧姓使用でもして」って言ってほしいのですよね。


そして話がまとまらなければ取りあえず事実婚にしてみてください。

その時はご相談お待ちしています。!(^^)!


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2016-10-12

[]旧姓通称使用についての東京地裁判決

昨日、一つの判決が出ました。

新聞記事こちらをご覧ください。


日大三中・三高女性教員は、こちらの学校就職してから結婚改姓したけど、普段は生徒からは旧姓で呼ばれているし、旧姓で積み上げてきた仕事の実績もある。しかし、学校時間割表や学校からのお便りには戸籍姓のみを記載教員旧姓使用を求めて提訴

そして、何と原告敗訴。理由は「職場戸籍姓の使用を求めることには合理性必要性があり、旧姓を使えないとしても違法とは言えない」。

確かに、旧姓使用はただの慣習で何の制度でもないので、違法じゃないです。若い人は知らないかもしれませんが、旧姓職場で使うようになったのって、ここ20年位にじわじわと広まったことで、どちらかと言うと職場理解あってこその慣習なのです。だって事務的にはとても面倒なことですから。

女性活用したいと考える職場ほど、旧姓使用可のところが多いですね。


更に、「職員特定するために戸籍使用を求めることは合理性がある」。

これはもっともだと私も思います。だって、氏名が二つあったら、個人特定が難しくなるのは確かですから。(ところが国は住民票マイナンバーカード旧姓併記できるようにして、氏名をダブルで使えるようにしようとしている)。


そして最後に「戸籍姓と同じように旧姓使用することが、社会根付いているとまでは認められない」。

ええー、去年の12月最高裁は「姓の通称使用が広まることにより不利益一定程度は緩和されうる」と言っているのです。(この最高裁判決は正直全くだめだめです。一定程度緩和なんて何言ってんだっていうところでしょう)

しかし、東京地裁は、社会に根づいていないと言い切った。

いやはや、正直面白い展開です。


旧姓通称使用なんていう慣習は、取りあえず旧姓を使いたい人が致しかたなくやっていることなのですから、あくまで急場しのぎのものだと思っています。それであちこちで困っている人が出てしまっているのです。今回の判決でも触れていましたが、国家資格ではできないものも多々あります。個人特定できないのは駄目なんですよね。

本当に国は、ダブルネームにならずに結婚前の姓を使える制度を作ってあげてくださいよ、いい加減。困っている人がたくさんいるのですから。


原告控訴するそうなので、この裁判はまだ続くようですが、何で日大三中・三高はそんなに戸籍姓にこだわるのですかね。硬直しているイメージを持たれますよね。まあ、私だったら子どもは受けさせないなと思いました。


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2016-09-18

[][]卒婚はどうなのか

卒婚」という言葉があるようです。最近でもなく、2004年に『卒婚のススメ』(杉山由美子著)という本が出ていたということを週刊朝日9月23日号を見て知りました。


週刊朝日記事によれば、離婚も後ろ向きの別居もせずに結婚卒業することらしいです。つまり、夫婦としては終わりとも言えます。一緒に住みたくはないけど、離婚するまでもないということでしょうか。


単身赴任を機に長年別居になり、もう一緒には住めないと仰っていたお客さんは確かに今までもいました。

定年になって戻って来られてももう今更無理なので、別居か離婚を選ぶことになります。最初は止むを得ず始まった別居でも結局駄目になったりします。


卒婚でたまに会うことで良い関係が築けているそうですが、その人が必要かと言えばきっと必要ではないけど、何かあった時に一応夫婦として頼りになるのかもしれません。対子どもや孫の前では夫婦揃っていたいという方もいらっしゃいます。


何かこの人と一緒にいるのは疲れるという人は卒婚と言わなくても、別居してみても良いと思います。

ただ、別居は支出額が増えるので、経済的に余裕が無いとできません。誰でもできることではないです。


それに夫婦とも対等に収入があればそれぞれ独立採算制で問題ないかもしれませんが、収入差がある場合お金管理をどうするかという問題もあります。毎月、一方が他方に生活費を渡すのなら、取り決めも必要になります。

夫婦として関係を続けるわけですから、他に彼女彼氏を作って良いのか、という問題もあります。更に老後には介護問題も出てくるかもしれません。相手介護が出来そうにもないのなら、離婚の方が安心というのもあります。

卒婚いいかも、と誰でも簡単に決められることではないのではないでしょうか。


でも、ちょっと試してみたいという方はご相談いただければと思います。


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2016-08-30

[]事実婚は増えているのか


事実婚取材を受けると、必ずと言っていいほど「事実婚は増えていますか?」と聞かれます。


でも、答えはいつも「わかりません」です。


しろ事実婚統計は無いのです。例えば国勢調査自己申告ですから、「世帯主との続柄」について、それぞれ「世帯主」と「世帯主配偶者」という記入があれば、 法律上の届出の有無にかかわらず、夫婦であるとみなして集計されます。それなら法律婚統計はあるのだから、その差から出せばよいと思われるかもしれませんが、別居している夫婦だとその統計からはずれてしまうので、結局正確なところはわからない、となります。


先月出演したフジテレビの「バイキング」では、苦肉の策として「非嫡出子の出生数の推移」のグラフを出して「事実婚は増えている」と言い切っていましたが、これも全くそれはないでしょうという話です(因みに私はこの件については助言していません)。

非嫡出子は、法律婚をしていない男女間に生まれた子どものことですが、これには事実婚をしていないシングルマザーも含まれますし、更に子供のいない事実婚夫婦の数は含まれません。だから全く事実婚統計とは関係ないものなのです。


事実婚というのは決して目新しいものではなく、昔から内縁関係ということで一定数いました。特に高齢者同士だと子どもに反対されてとか、今更法律婚をしなくてもということで少なくなかったはずです。

今は、理由が多様になったというのが大きな違いでしょう。


まあ、日本事実婚でも不利にならないように法律を整えれば増えると思います。

だって、何の為に結婚を国に届ける必要があるのか、考えてみたことがありますか?必要なことですかね?(^^♪


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2016-08-23

[]事実婚のススメ


先月出演したフジテレビの「バイキング」では、ゲスト川合俊一さんに「事実婚のススメ」っていう本を書いた方がいいと言われましたが、書かせてくれる出版社があれば、書きたいのはやまやまです。

以前に出した電子書籍事実婚歴20年の〈結婚離婚カウンセラー行政書士〉が語る「事実婚」のホントのことがわかる本』(すばる舎)を出してからも4年経ち、事情が変わっている部分もありますし。


事実婚をされている方や、これからしようとしている方たちからは色々と相談を受けますが、皆さんが事実婚をする理由は様々です。離婚経験者だと法律婚の大変さに懲りていたり、法律婚に意義を見出せなかったり。子ども名字を変えたくなかったり。また高齢者だと子どもに反対されたり。夫婦別姓制度を待っている人もいます。一人っ子同士でどちらの改姓も難しいという場合もあるでしょう。前婚の法律婚離婚が成立しないという場合もあります。


まあ私は、理由は幾つかありますけど、一番はどちらの家にも捕らわれたくないというのが一番大きかったと思います。日本人意識にある「名字相手の姓に変えること=相手の家の人になる」、というのにからめとられたくなかったのです。

事実婚の一番良いところはその点で対等だということです。どちらも相手の家に従属する必要が無いというのは精神的にとても楽です。仮に夫が変えたとしても、「悪いなー」とずっと思ってしまいそうですから。

あとは、法律フランスPACSのように追いついてくれること。とにかく不利なのは、ほぼ税金だけですからね(その他にも手続き的なことではありますけど)。


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