女性行政書士でもある武石文子の日々雑感 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2017-03-14

[][]赤の他人で一つの戸籍


世の中、「戸籍家族」と思い込んでいて戸籍制度がさも大切なように主張する方がいますが、戸籍家族が不一致な例はたくさんあります。今までにも幾つか書いてきましたが、最近見た事例で完全に赤の他人だけでできている戸籍がありました。


その例では、ABさんが、CDさんと結婚してCDさんが改姓し、ADさんになりました。その場合、ADさんはABさんを戸籍筆頭者とする戸籍に入ります。


さて、ここでADさんにはCEという子どもがいたとしましょう。結婚にあたり、子CEはABさんとは養子縁組をしなかったとします。でも、親が改姓してしまったので、ADさんは自分の子もも同じ姓にした方が何かと良いのではないかと思い、家庭裁判所に子の氏の変更の申立をして、許可をもらい、子はAEになったとします。


の子AEは、親でもないABさんを戸籍筆頭者とする戸籍に入ることになります。続柄欄は、元々の親との続柄なので、それが二男であればそのまま二男となります。


ここまでは結構あることなのですが、この後、ABさんとADさんが離婚するとどうなるでしょうか。ADさんは離婚届出と同時にその戸籍を出て、自分を筆頭者とする戸籍を作ります。ADのままでもCDに戻ってもどちらでも構いません、。


それでは、その子AEは?



AEは何もしなければそのままなのです。そう、その戸籍には親ではない、親の元配偶者であるABとAEが記載されたまま。もちろんAEはまた家裁に氏の変更の申立をして、親の戸籍に入ることは可能ですが、そのままの例もあるのですよ。敢えて移す必要も無いということで。特に親が元の姓に戻らなければ、姓は親子一緒なのでまあいいかということもあるようです。


離婚に限らず、ADさんが死亡してしまっても同じことは起こります。ADさんは死亡により除籍ですから、戸籍に残るのはやはり親子関係が無いABとAEということになります。


戸籍家族象徴のように思っている方は考えを改めた方が良いですし、それ以前に「戸」籍ではなく、「個」籍にするべきだと本当に思いますね。マイナンバー可能になったと思うのですけど。


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2017-03-08

[]死後離婚とは


最近、巷で話題になっている「死後離婚」。前回書いた婦人公論にも小さなコラムで載っていました。しかしこの言葉は元々ある用語では無いです。どこから始まったのかはわかりませんが。


「死後離婚」と言っても、死んだ後に離婚届出をするわけではありません。婚姻というのは、法律上夫婦のどちらかが死亡すれば自動的に終了することになっています。

ただ、そのまま何もしないと配偶者の血族(姻族)との関係はそのままなのです。つまり法的に親戚のまま。この関係を終わらせようというのが、つまりは「死後離婚」ということのようです。


本来配偶者の親の扶養義務というのは無いのですけど、民法に「家庭裁判所は、特別事情があるときは、3親等内の親族間においても扶養義務を負わせることができる(877条2項)」というのがあり、全く可能性がゼロというわけでもないのです。でも、「姻族関係終了届」というのを本籍地か住所地の市区町村に出せば、その義務は全くなくなります。


因みに、この届を出さずに再婚した場合、前の姻族関係そのままで、新しい結婚の姻族関係も始まります。死別後の再婚にあたっては前婚の姻族関係はどうするかを考えた方が良いとは思います。


「姻族関係終了届」を出す死後離婚話題になっている背景には、自分がどこの墓に入るかというのが大きく関係しているようです。つまり、配偶者や舅・姑と同じ墓には入りたくないとか、そういうことのようですが、別段この届出を出さなくても他の墓に入ることはできます。自分で墓を買ったり、共同墓に入ったりすれば良いだけです。実家の墓に入ることもできます。姓が違っても墓には入れるのですよ。


更に、元の姓に戻りたければ、配偶者の死後、「復氏届」を出せば簡単に戻れます。


こう考えるとどうして夫婦両方生きている間は同姓にしなくちゃいけないのか、わからないですけどね。


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2017-03-03

[]妻は夫の何に我慢をしているのか


婦人公論3月14日号特集は「今の夫と、この先も?」というもの。


雑誌は滅多に買わないのですが、早速買って読んでみました。その中のアンケート「夫への不満は何?」(平均年齢59.9歳、平均結婚年数32.4年、回答総数107通)の結果が大体なるほどな、でした。夫の平均年齢は出ていませんが60過ぎでしょう。


1位:偉そうな態度

2位:クサい

3位:すぐ怒る

4位:話を聞かない

5位:セックスレス


この1位「偉そうな態度」にはやっぱりと思わずにはいられません。私はこの平均年齢より6歳ほど若いですけど、最近すっかり同年代を初めとする「おじさん」が苦手になっています。うちの夫は幸い偉そうではないのですが、同級生男性を見ていても、友人の夫に関する愚痴を聞いていても、同業者の集まりに行っても、ホント、おじさんは偉そうなんです。


多分、仕事でもそこそこの地位に就き、日常的に部下に偉そうに振舞っているのがそのまま身に付いてしまっているのでしょう。地位は人を作ると言われますが、地位社会的には役立つ人を作っても、日常的には人を劣化させると思わずにいられません。偉そうになってしまったおじさん達にはほとほとうんざりしています。地位に惑わされずに偉そうにならない人こそ立派な人ではないかと思う今日この頃です。


4位の「話を聞かない」もこれと同じことでしょうね。飲み会でも話をすぐに自分のことに持っていって、延々自説を述べる人とか、きっと家でもその調子なのでしょう。疎まれるだけです。


3位の「すぐ怒る」人も最悪です。私は耐性がないので、夫がすぐ怒る人だったらすぐに離婚です。楽しく暮らしたいですもの。誰だってそうではないのでしょうか。怒る人は家にいてほしくないです。


この特集にはその後にフィナンシャルプランナーによる離婚した場合の試算が出ています。離婚しない方が経済的にはお得なことは確かでしょう。でも、結局何が自分にとって一番大事かです。お金大事な人はどんな夫であっても我慢した方が良いし、経済的に苦しくても精神的な満足を求めるなら離婚もありだろうし。


ただ、暮らせなくなってはだめですから、離婚前から自分人生設計はよく考える必要があります。前にお客さんで離婚の5年前から資格を取るための勉強をし始めた方がいて、無事収入の目途もついて離婚できた方がいました。


この雑誌でもテレビ司会者の羽鳥慎一さんの前の妻のインタビュー記事が出ています。元々離婚のためではなく、自分の人生を考え、専業主婦になってしまっていたところからいろいろ資格を取得し、徐々にそれを仕事につなげ、仕事自分にとって必要なことだと考えるに至り、そして離婚へと踏み切ったそうです。仕事収入の当てがあったからこそ、離婚を考えた時に実行できたわけで、何も無い専業主婦だったら厳しいことは間違いありません。


離婚というのは、一般にはかなり大きな決断力が要ります。そして離婚を後押しするのには経済的な安定は不可欠です。そのあたりの計算はしっかりしていただきたいものですね。


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2017-02-22

[]映画ダイ・ハード」と夫婦別姓


伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1』(宝島社

伊集院光の今週末この映画を借りて観よう vol.1

先日こちらの本に載っていた「ダイ・ハード」が、ケーブルテレビで放映されていたので、見てみました。さまぁ〜ず三村マサカズさんのお勧めです。「ダイ・ハード2」は見たことがあるのですが、こちらは初めて。いかにもなアメリカアクション娯楽映画です。


さて、この作品1988年の公開(日本では89年)。もう30年近くも前の映画。丁度日本バブルの頃で映画舞台ロスアンゼルスの儲けている日本企業

主人公ニューヨーク刑事で別居中のキャリアウーマンの妻の会社クリスマスパーティにやってきます。入り口で妻の名前検索すると、彼女は彼の姓ではなく、旧姓?で働いていることがわかり、「(・д・)チッ」という感じになります。ちょっとこの夫婦には秋風が吹いているようです。

久しぶりに会った妻に夫は旧姓を使っていることを非難するように文句を言いいます。妻の言い訳が「日本企業では」で遮られてしまうのが残念です。当時の日本企業には旧姓使用は無い習慣でしたし。日本企業では何だったのかと。


そして映画はこの主人公活躍で終わるのですが、そのことで夫を惚れ直した妻が、夫の姓をわざわざ名乗るというシーンが入ります。これを見て時代を感じました。


夫は、旧姓バリバリ働く妻が嫌だし、妻も少しそれに対し後ろ暗い気持ちがある。だから、惚れ直してまた夫の姓を名乗るわけです。今ならありえない設定ですね。夫婦同姓が夫婦円満の証しであるような描き方なんて。


30年前はアメリカですらこういう感じだったのです。昔の映画だから仕方がないと思うかもしれませんが、30年前には既に夫の姓を名乗りたくなかった私からすれば、当時見ても「やだやだ男性目線映画」と思ったに違いありません。


ただ、この映画の素晴らしいところはほぼCG無しのところです。そう考えると今の映画は「どうせVFXでしょ」という目で見てしまうので、つまらないですね。


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2017-02-19

[][]佐藤愛子さん


佐藤愛子さんと言えば、93歳の今でも元気に書き続けている作家小説はもうやめたとのこと)。佐藤さんの本は実は小説は読んだことが無くて、エッセイのみしかないのですが、ちょっと落ち込んだ時に最近出たこちらの本を読みました。

『それでもこの世は悪くなかった』文春新書

それでもこの世は悪くなかった (文春新書)


書いたのではなく、話したことをまとめたものです。元気がもらえること間違いなしです。


佐藤さんの人生は色々あり過ぎてここでは書ききれませんが、一回目の結婚は別居の後に死別。この本には詳しく書いてありませんが、二回目は大借金をした夫が「借金の都合上、離婚した方がいいだろう」と言うので、そうしたら、何と夫は別の女性結婚してしまったというもの。佐藤さんは夫の借金を何千万円も肩代わりしたというのに。その話もすごいですけど、ここでは作家になるきっかけについてです。

最初の夫は、軍隊から帰ってきたらヒロポン中毒になってしまっていたのです。そして中毒は治らない。


その時に私は思ったんです。

亭主の出来不出来で女の一生幸福度が決まるなんて、こんなバカげたことはない。自分に力を持てば、亭主の出来が悪くたって堂々と生きていけるじゃないか。


そこで、実家に戻ってきてしまった娘に作家になることを勧めたのはお母さんでした。それまで小説を書いたことも無かったのに。

まあ、それで実際作家になれてしまう才能は羨ましいものですけど、もちろん最初からうまくいったわけではありません。

でも、やっぱり夫に頼らず生きていこうという姿勢大事ですよね。自分人生自分でコントロールしたいですもの。


それからこの本には、何人かの作家の話が出ています。今の作家はどうかは知りませんけど、一昔前の作家ホント滅茶苦茶。人生もっと気楽に考えたいものだと思うこと請け合いです。


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2017-02-16

[][]結婚相手選びは難しい

自宅の窓から見える隣りの金木犀キジバトつがいがせっせと小枝を運び込んでいました。巣を作って卵を産んだようです。今は、出入りは殆どありません。交代で抱卵しているのでしょうか。

巣を作っている時、一回だけ電線に並んでとまっているのを見ました。どうやって「ここに巣を作ろう」とか決めるのでしょうね。会話?


キジバトは一夫一婦とのこと。仲が悪くなることはないのですかね。まあ、もし仲が悪くなったとしてもそれぞれ自立して生きていけるので問題は無さそうです。


人間社会もほぼ一夫一妻制ですけど、日本では3分の1が離婚しますから、この制度人間には合っていないのかもしれません。しかし、離婚になってもすぐに自立できる人は問題ないですけど、収入が大してない人には厳しい。そのため、「こんな人とずっと暮らしていくのは耐えられない」と思ってもなかなか離婚に踏み切れない人は少なくないです。特に夫の収入が多いほど離婚による落差が激しいので悩ましいです。


そして、収入が多くて仕事上の地位も獲得している男性の全能感もまた凄い。トランプ米大統領がその最たるものでしょう。2回離婚し、3回結婚。今のメラニア夫人24歳も年下。金持ち成功者は、妻だってドンドン取り替えられます。


まあ、トランプ氏ほどではなくても経済的成功している男性モテがちなので、浮気ぐらいして何が悪いと思っている人は少なくないと思います。

そして稼いでいる金は自分のもの家族自分の金にひれ伏すもの。夫婦間がうまくいっている時はこういう感じでも問題無いのでしょうけど、うまくいかなくなると、妻は惨めなものです。人間社会は金が無いと生きていけません。金のために一緒に暮らすなら、そういう仕事だと考えるしかないですし、それが無理なら生活レベルが下がることは覚悟の上でその夫と別れるしかないです。転職と言えばそう言えなくもないかもしれません。


結婚は賭けです。つつがなく一生を送れるかどうかは誰もわかりません。まっ私の中ではこんな人はやめた方がいい、というのはありますけど。

ただはっきりしているのは、その人を選んだのは自分だということです。何でこんな人と結婚してしまったのだろうと思う時でも、選んだ自分にも責任はあったと考えるべきではないかと。


妻は自立できることを目指すべきなのか、幾ら浮気男であってもその札束庇護を受けるのか、それも自分で決めなければならないことです。


今はイケイケのどんな怖いもの無しの人にも、必ず老いと死はやってきます。身体自由がきかなくなった時に幸せでいられるかは、それ以前の行いにかかってくるのではないかと思います。


この恨みをいつかは、と思っている妻は、どうぞ夫より元気で長生きしてください。


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2017-02-03

[]映画未来花束にして」

イギリス映画。100年ほど前のイギリスでの、女性参政権を獲得するための戦いがテーマです。

100年前って、よく考えればその頃生まれた人がまだ現在命中であることを考えるとほんの少し前のことなのに、この女性差別されっぷりは何なのでしょう。

「気分屋で心の平静さを欠く女性には政治判断は向かない」

なんて言われて。

自分がこの時代に生きていたら、どんなに悔しい思いをしたことかと思います。

実在人物参政権獲得運動の中心人物エメリンパンクハースト(メリル・ストリープの存在感がまた素晴らしい)が女性達に語りかけた言葉に「これまで50年間穏やかに活動してきたが、何も進まなかった」というようなのがありました。穏やかに活動をして参政権を持つ男性達に訴えても既得権者は聞く耳を持たないわけです。

そこで彼女たちは、過激活動に走ります。

大きな犠牲も払って女性参政権は獲得できるようになるわけですが、この映画を観て真っ先に頭に浮かんだのは、「選択夫婦別姓制度」。


穏やかにもう30年も活動しているのに、ちっとも進んでいないし。巧妙なのは結婚改姓は男女どちらでもできるから一見女性差別に見えないこと。

でも、困っているのは圧倒的に女性。そして国政の場に女性議員は少なく、既得権者の男性聞く耳を持たない。同じですよね。

穏やかにやっている内に、制度を変えないと…

とかも考えられるんじゃないかなーと思いました。


是非、映画もご覧ください。「未来を花束にして」


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2017-01-20

[][]再婚に思う


2015年統計では結婚した夫婦の内、どちらか一方か両方が再婚だった割合が26.8%で、過去最高だったそうです。

4組に1組以上が再婚というのは、再婚普通のことであることを印象づけますし、逆に言えば離婚も怖く無いということでもあるかもしれません。


私の知り合いで、15年以上も別居をした後に書面のやり取りでようやく離婚を成立させた人がいます。

別居も長引くと、わざわざ離婚をするのも面倒になりがちです。放っておくと相続が発生したりして面倒なことになります。再婚したい人が現れてもまだ女性離婚後すぐに再婚できませんし、別居中に違う男性の子を宿すと、夫の子となってしまうので、離婚するつもりなら早めにすることが大事です。


しかし、一度離婚をすると法律婚に疑問を感じ、「何のために法律婚をするのか」と思う人は少なからずいるようです。特に一度改姓していることが多い女性は、復氏や再度の改姓などやっかいなだけで、メリット相続のみだと思います(まあ、それも遺言書があればかなり解決できますし)。自分財産が十分にある人は相続メリットも大したことないかもしれません。逆に自分側の財産相手方に渡したくなければ、法律婚をしない方が安心です。


法律婚メリットが無いと法律婚をする必要が無いのですよね。

多くの人は、制度があればそれに則るのが当然だと考えるのでしょうけど、自分に本当に法律婚必要かを一度考えてみた方が良いと思いますよ。


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2016-12-18

[]年末年始のお休み

年末が近づいてきて、不倫のご相談が増えています。

さて、お休みの日なのですが、年内は、

12月24日(土)〜12月29日(木)はお休みとさせていただきます

12月30日(金)は面談可能です。

12月31日(土)もあまり遅くなければ大丈夫です。


年明けは1月1日(日)〜1月5日(木)はお休みとさせていただきます


休みの間も電話携帯電話転送されますし、メール毎日チェックする予定ですが、お返事が遅くなることもございます。ご了承下さい。



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2016-11-30

[]怒りをぶつけてもわかりあえない


夫の不倫がわかった妻は多くの場合不倫相手女性に対して謝罪を求めます。

他人の夫と肉体関係を持つというのは許されないことだと考えるからです。


そしてまた、多くの妻は不倫がわかった時に大きく動揺すると同時に相手女性に対して憎しみを持つようになります。

ましてや不倫が原因で夫婦仲が悪くなっている場合は、尚更です。精神状態がどんどん悪くなって、眠れなくなったり食べられなくなったりする人も少なくありません。こんなひどい目に遭わせられているのですから、謝罪は当然と考えます。


それで「直接の謝罪」や「謝罪文の送付」を求めるのです。それは時に慰謝料請求の書面内で要求されることもありますが、メールLINE電話場合もあります。


一方、謝罪要求された相手女性はどう考えるのでしょうか。

不倫相手男性が妻の方に戻ってしまった場合は複雑です。愛を語り合った人もいるでしょう。それなのにあっさり自分を捨てて妻の方に戻る。ショックも大きいです。

それに浮気したのは夫であるその男性ですし、時にはその男性上司という立場なのに、相手妻は自分ばかり責めてきて「謝れ」と言う。


人は攻撃されると、守りの姿勢に入ります。

何で自分ばかりが責められなくちゃならないのか、とも考えます。でも色々調べると自分が不利な立場であることもわかります。

それで結論としては「取りあえず謝罪をする」、となるわけです。

謝罪文では、心にもないことを書いたりしますけど、つい一言嫌味を書いてしまう人もいます。

もらった方は「何なのこれ、全然反省していないじゃない」と怒りが増幅します。

それはそうです。大体の人は反省していないですから。

しかし、妻が欲しいのは「心からの謝罪」。この状態ではかなり難しいものです。

私が思うに、心からの謝罪が欲しい場合相手を責めてもだめなのではないかと。

責められるというのは「北風と太陽」で言えば北風に該当します。風が入り込まないように一層心を閉ざして、風が吹き終わるのを待つ体勢を取ろうとするはずです。

だから怒りではなく、今味わっている悲しみや辛さを淡々相手に知らせるべきだと思うのです。「こんな状況だけど、貴女はこのことをどう考えるか」でも良いと思います。

もちろんそれを伝えても通じないことはあると思います。そういう人にはそれ以上を期待しても無駄です。何を伝えても通じない人には通じません。


そして、不倫相手女性は妻の怒りを増幅させないようにすることを考えるべきです。妻の怒りが増幅すればするほど自分にとっては不利になるわけですから。



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