女性行政書士でもある武石文子の日々雑感 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-06-30

[]遺言の書き方

書店の暮らしの法律コーナーに行くと、たくさんの「遺言の書き方」の本があります。内容はどれも似たりよったり。遺言書の種類や、相続の制度、有効な方式、遺言書の文例、相続人の対処法や自分に有利な遺言を残してもらう方法。更にはトラブル例など。

遺言を残そうとする方は、こういう本を参考にすることも多いかと思います。確かに自分の財産遺言によって、基本的には望み通りに処分してもらうことは可能です。そして子どもに残す場合には、可愛い子、世話してくれる子、疎遠な子など色々いれば、差をつけて残したくなるのもわかります。

でも、差をつけられた方の気持ちはどうでしょう。絶縁状態であっても、実はとても親を思っていることもあるでしょうし、とてもよく世話をしてくれても財産狙いのこともあります。

そして親の死後、遺言が出てきて、兄弟間で相続財産に大きな差があった場合、少なかった子どもが実はとても傷ついてしまう時もあります。「親はそういうふうに自分のことを思っていたのだ」という具合に。そして仲が良かった兄弟の間にも、どうしてもひびが入ってしまうものです。

多くの遺言の本は、こういうことに言及せずに文例を載せています。兄弟間で差をつけたい事情があるなら、せめてその理由も遺言の中で明らかにして、相続人が納得できるようにしてほしいと思いますし、遺言の本でもそこまで書いておくべきなのではないかと思います。

adataraadatara 2005/06/30 22:30 身につまされますなあ。私など、妻の子(前夫との子・会ったこともない。それに一緒になったとき隠してた)に、遺産が回って行くのは絶対に許せない。どんなに母のことを思っていても許せない。はー、生きるということは、つらいことばかりでありますなあ。

TakeishiTakeishi 2005/07/01 17:24 皆さん、本当に色々な事情がおありですよね。相続制度も罪作りな制度だと思います。まぁ、私自身に関して言えば、死んでしまえば後のことはどうでもいい、というところでしょうか。死んだ後に誰が何をもらっても、私には何も関係しないですからね。

こういう人がいるから、色々困ったことが起きるわけですけど。