女性行政書士でもある武石文子の日々雑感 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2005-07-31

[]示談訴訟と調停

私も行政書士になった頃は、行政書士試験の範囲外の法律には全く疎く、離婚の方法も不倫慰謝料の関係も全然わかっていませんでしたが、必要に迫られて勉強する内に、その分野はかなり詳しくなったのは事実です。

しかしそうなると、今度は法律に関係ない人達の感覚とは離れてしまっているようです。自分にとっては当たり前のことも法律に関係ない人には、当たり前のことではないわけです。

その一例として、「示談訴訟と調停」の違いについてがあります。自分としましては、この3つは明らかに違うものなのですが、一般の方にとっては明確な違いがわからないもののようです。(そう言えばかつては私もよくわからなかったような気がします。)トラブルに巻き込まれなければ関係ない世界ですから、何だかよくわからないのが、普通の感覚なのではないかと思います。

簡単に言えば、何かトラブルが起きた時、裁判所に決めてもらおうというのが訴訟であり、裁判外のところで解決するのが示談です。そして、当事者同士の話し合いが出来ない、したくない、まとまらない時などに間に調停委員に入ってもらって話をまとめようというのが調停です。(調停委員が決めてくれるわけではありませんので、まとまらない時はまとまりませんし、勝ち負けなどが出るわけでもありません。)

示談は、当事者同士(或いは代理人)の話し合い(或いは書面のやり取り)で解決させます。いつも書いていますが、行政書士が基本的にサポートできるのは示談です。もし、どの方法で解決したらよいのかがわからない時は、ご相談いただければと思いますし、最初から訴訟をすると決めているのであれば、弁護士(一部は司法書士も可)にご相談いただきたいと思います。

2005-07-25

[]離婚協議書って

離婚協議書のサイトを立ち上げました。*http://www.geocities.jp/takeishiayako3/)相変わらず素人っぽさが前面に出ている作りではありますが、まあそれはそれで悪くないと思っています。(無理に玄人っぽさを出そうとするよりは)

離婚協議書って離婚に関係ない人にとっては何のこっちゃというものでしょうが、要するに離婚する時の契約書です。財産の分け方や慰謝料子ども養育費子どもとの面接について決めて書面化するわけです。

すごく重要なもので、その後の生活を大きく左右するのですが、あっさり口約束で決めて別れ、あっさりその口約束を破られ困っている人がたくさんいます。人を信用するのも大事ですけど、人の心は当てにはならないものなのです。(特にお金がからめば)

それから、離婚協議書を作るのは、協議離婚の時だけです。協議離婚というのは、いわゆる普通の離婚で、離婚届を出せば成立するものです。調停離婚裁判離婚では、調停調書や確定判決があるので、離婚協議書は必要ありません。(結構、そこのところが理解されていないようなので)

行政書士離婚協議書を作りますが、調停や裁判にはタッチしません。中には、調停の申立書の作成や調停の有利な進め方の相談にのる方もいるようですが、何とも微妙な領域だなーと思います。


*現在はhttp://www.rikon.takeishi.biz/に移動しています。

2005-07-21

[]いつかは事務所

子どもと夫が夏休みに入りました。こういう時、自宅兼事務所はいいのか悪いのか。もう小6なので特に面倒を見る必要は無いですけど、お昼は作らなければならないし、仕事中もなんだかんだ言ってくるし。

今日は、とてもお昼を作る余裕が無い(しかしブログは書いている。いやこれも仕事か)ので、仕事に行くという夫に子ども同伴で行ってもらいました。

便利な所に事務所をいつかは借りたいと思っているのですが、取りあえず子ども中学生になったらまた考えようという感じです。お金もかかりますし、通勤の手間もかかります。家の近くがいいのか、都会がいいのか、レンタルオフィス?、他士業の方と共同事務所?とまあしばらく悩むことにします。

空いているスペースがある方はお知らせいただければ、考えさせていただきますので、是非どうぞ。

2005-07-15

[]調査会社って

よく相談されることに「不倫の証拠ってどれくらい必要ですか?」というのがあります。そりゃ、裁判を起こすなら、ある程度確かな証拠は必要ですよね。取りあえず、内容証明慰謝料を請求するだけでしたら、証拠は必ずしも必要なわけではないですが、相手の住所や氏名がわからなければ内容証明も送れません。

そこで、証拠を押さえるべく、或いは相手を見つけるために調査会社(探偵事務所)に頼むことになるわけです。そこでまた「いい調査会社知らないですか」とか聞かれたりするのですが、はっきり言って知らないです。現場を張り込めばいいだけなら、知り合いの便利屋さんを紹介したりもしますが。(低料金なことは確かなので)

この調査会社というのも、ちょっと検索すればものすごい数がありますし、電話帳の広告もすごい。何だか怪しい世界ですよね。どの位が相場なのかもわからないですし、その事務所の力量もわからない。私に相談された方でちょっと相手を探すのに軽く100万も使った挙句、結局自分で探し出した方がいました。

昨日、我が家に調査会社のちらしポスティングされていたので、以前に入ったちらしと見比べてみるべく出してみたら、なーんと住所の一部が同じなのです。片方は何とか事業部で、片方は何とか司令室。違う会社(屋号?)ですよ。

笑えることに片方のちらしには「注意!電話帳でたくさんの支社があるように見せかけた調査会社があります」なんて書いてあったりして。(~_~;)

全くもって怪しくない調査会社ってあるのでしょうか。陰の部分を探るのが仕事なのだから、それはやはり無いでしょうかね。

行政書士 小松原祥一行政書士 小松原祥一 2005/07/21 10:19
はじめまして。「行政書士ブログトラックバックセンター」のご利用ありがとうございます。
管理人の小松原と申します。東京都中央区で入管業務を中心に行政書士をやっています。
今後とも宜しくお願い致します。

ところで、調査会社といえば、韓国専門の調査会社というものがあるのを最近知りました。
日本でトラブって帰国し行方不明になってしまった韓国人を現地で探してくれるらしいです。
ちょっと怖いです。

最後に宣伝です。
「行政書士BLOGRING」
http://www.geocities.jp/web_ksj/ring.html
というのも運営しています。
宜しければ、是非ご参加ください。

それでは、失礼致します。

TakeishiTakeishi 2005/07/21 11:41 小松原様 コメントありがとうございます。韓国専門の調査会社ですか。前に「夫の不倫相手が外国に帰ってしまったが、慰謝料を請求したい。」というご相談を受けたことがありますが、そういう調査会社に頼むっていうことですかね。まあ見つけても慰謝料を取れるかどうかわからないですけど。

2005-07-13

[]ダブル資格

仕事が重なってくると、「もっとバラバラに仕事が来てほしー。」と贅沢な悩みを持ちますが、ちょっと仕事が途切れると、途端に不安になるのが自由業の辛いところです。「もう仕事来ないかも〜。」と気分はどんどん下の方へ。

行政書士じゃ資格としてもやはり弱いし、何か他のも取ろうかなどとも思ってしまいます。先日、ある広告を出そうと思い、営業の方に来てもらいました。色々士業の今までの例を持ってきてくれたのですが、その広告では資格が二つ以上ある方が多かったですね。行政書士との組み合わせだと、司法書士税理士マンション管理士、土地家屋調査士、ファイナンシャル・プランナー

私も司法書士とファイナンシャル・プランナーには興味がありますが、勉強をする余裕がありません。特に司法書士は半端な勉強では受かるわけないですから、相当な発作(行政書士勉強も発作的に始めた)が起きないと無理。

10年以上も税理士試験勉強を続けている友人(フルタイムで働きつつ、子どもを二人出産)がいて、あと一科目まで来ているのですが、その持続性にはいつも感心するばかりです。しかし、優秀な彼女でも加齢による衰えは辛いとのこと。

本当に自分でも記憶力の衰えにはがっくりきていますので、ちょっと気軽に勉強を始める気にはなかなかなれないのですよね。まあ行政書士仕事自体は好きですから、この仕事をもっと盛り上げる方に持っていけばよいと思っていますけれど。

結城行政書士結城行政書士 2005/07/14 16:08 二つでも、三つでも持つに越したことはありませんよね。
私など取れるはずがないから、「行政書士を極める!」なんて強がりを言っていますけど。

TakeishiTakeishi 2005/07/14 17:48 私も「行政書士を極める!」と強がらせていただきます。(~_~;)

adataraadatara 2005/07/15 17:00 こんにちは。「極める」というのが何ともよろしいです。
私など、ただ食うために士業を続けてきて、日頃は「今は世をしのぶ仮の姿」などと言ってきて、仮の姿のまま終わっちゃいました。^^;

TakeishiTakeishi 2005/07/15 18:10 そうなのですか!?これからまた新たな人生の花を咲かせるような気がしますが。いや是非咲かせていただきたいと思いますー。

2005-07-09

[]通勤の無い仕事はよいです

今日も雨がざんざか降って、今年は大分梅雨らしくなりました。私の事務所兼自宅は一番近い駅から徒歩25分かかります(もしくはバス)ので、雨の日には出かけたくないです。私の仕事は、大方パソコンがあれば済むものですが、時には出かける必要もあります。

水曜日は朝の通勤ラッシュ時間帯に中央線信号トラブルの遅れが出ました。駅に着いた子どもから「駅が混んでいて、電車に乗れない」という電話が入りました(「何とか乗りなさい。」と答えただけですが)ので、私は京王線で出かけようと思い、バス停で待ちましたが、バスが全然来ない。そしてようやく来たと思ったら、満員で乗車拒否にあいました。(同じことを考えた人が結構いたため)でも、続いてきたバスに乗れましたが。

そして木曜に起こったロンドンでの爆破テロ。二昔前に1ヶ月間サマースクールに行った時に滞在した近くの駅でも爆発があり、わかっている所なだけに、嫌な感じが漂います。イラクに派兵している以上、東京だっていつ起きてもおかしくないですしね。

それなのに昨日は久しぶりの遠出のお仕事山の手線内を突っ切って、地下鉄中央区まで出かけなければなりません。自転車通勤の夫(この駅から遠い不便な所も、夫には自転車通勤できる良い所なのです)はお気楽にも「やめなよ」などと言っていますが、依頼人や公証人など4人のスケジュールを合わせてようやくセッティングできた日なのですから、延ばすわけにはいきません。

しかし地下鉄日比谷線はあの「地下鉄サリン事件」や「死傷者の出た脱線事故」を起こした、曰く付きの路線です。乗りながらつい見回してしまいました。まさか、昨日の今日起きたりはしないだろうと思いつつ。

こんなたまにしか乗らなくても、不安を感じるのですから毎日使う人は大変だなーとしみじみ思ったのでした。

2005-07-05

[]行政書士の書く本

JR中央線武蔵小金井駅には、市民文庫という本棚があり、不要な本を置いていったり、持っていったり自由にできます。私も本が置いてあるとつい立ち止まってしまい、電車を一本遅らせてしまいがちです。

先日、開業当時に読んだ、行政書士関連の本2冊と1冊を別々の日の置いて出かけたところ、どちらも帰りには無くなっていました。それだけ行政書士資格に興味を持つ人は多いということでしょうか。

行政書士の書く本も増えているようです。まず儲かる系の本。私が見た本では、1,000万、3,000万、1億と3種類ありました。1億儲かる方は、きっと行政書士である必要は無い気がします。

それから実務の本。遺言の書き方やら、会社の設立やら債務(借金)の返済方法など、一般の方向けの本です。私の個人的な意見としては、行政書士の認知度を高めるために、こういう本をどんどん出してほしいと思います。

そして儲かる系とも重なりますが、開業方法や開業体験記。最近読んだ本としましては、

行政書士の花道

があります。(随分前に買ってはあったのですが、ようやく最近読み終わりました。)

行政書士仕事が物語風になっていて、ストーリーはちょっとくさいものがありますが、仕事内容がわかりやすく書けてあると思います。

著者の澤田さんは、若い女性行政書士で、多方面でご活躍中の方です。(私も一度彼女のお話を聞いたことがあります。エネルギッシュな方でした。)

それから行政書士試験受験者向けの本もありますね。テキストだったり、体験記だったり。私も受験体験記だったらまあ、書けないこともないかなと思いますが。