女性行政書士でもある武石文子の日々雑感 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2007-03-14

[]配偶者不倫がわかったら

自分の配偶者不倫がわかった時、どう考え、どう行動するかは人により様々です。

1.自分を裏切った相手とはもうやっていけないと思い、離婚を決意する。

2.配偶者事実確認をして話し合う。

3.とにかく不倫をやめさせるべく不倫相手に電話したり、家や勤務先まで乗り込んで一筆書かせる。

4.不倫相手とは直接話をしたくないので、内容証明郵便で警告書を送る。(誓約書を同封することも)

5.とにかく頭に来た、とか、不倫をやめさせるために、慰謝料請求の内容証明郵便を送る。

6.いきなり損害賠償請求訴訟を起こす。

7.調停を申し立てる。

8.しばらく様子を見る。

大体、以上の8つに分けられると思います。(因みに6番と7番は弁護士に相談に行って下さい。それ以外は、事を起こす前に私に相談なさって下さい。)

この内、1番は、確実な証拠を掴んでから、離婚を申し入れた方が良いです。確実な証拠があれば、相手が離婚を拒んでも、離婚成立に持っていけます。証拠が無いと、相手が拒んだ時にそれを覆せません。それから勿論、6番は確実な証拠が絶対に必要です。(東京近県の範囲であれば、調査会社の紹介もします。)

5番の場合は、証拠はどのくらい必要かと聞かれますが、本当に慰謝料を相手から取りたいのなら、証拠があった方が良いに決まっています。証拠が無いと思われると示談に応じないことも多いですから。証拠を持っていると思わせられればそれはそれで良いですが、証拠があっても示談に応じないことはありますので、そうなると訴訟調停という選択肢もあるが)をしなければなりません。慰謝料請求というのは、請求して一回で話がまとまることは稀ですので、無視されない限り請求後に何らかのやり取りが入ります。そのやり取りによっては、更に苛酷なことになることもあるので、それなりの覚悟は必要です。慰謝料を取ることを目的とせずに、相手を驚かせてやめさせることだけが目的であれば、それほど証拠に拘ることはありません。

意外に曲者なのが2番です。配偶者に「浮気しているでしょう!」と迫ると、しらばっくれる人は結構多いです。そして、ばれたことがわかると配偶者も証拠隠滅に走りますので、配偶者に話す前に証拠は保全しましょう。また、「もうしない。」と言った後も続くことが多いので、証拠は保管し続けてください。

3番と4番は、とにかく不倫を終わらせるべく不倫相手に対し、打ってでているわけですが、これも効を奏する時と奏しない時があります。3番のように、いきなり電話がかかってきたり、目の前に現れたりすると、大方の人はびびります。でも否定する人もいます。何と言われようが不倫を続ける人もいます。それで、ますます頭に来て脅迫とかしないで下さいね。その場合は違う方法を取った方が良いです。4番も無視されることがありますが、でも、両方とも相手に対する牽制にはなります。不倫を続ければ、いつかは証拠をつかめて、慰謝料請求とかできますしね。

7番をする人は少ないですが、相手と直接話がしたくないけど、弁護士に頼むほどのお金をかけたくない時に良いと思います。調停は自分でできます。(勿論、訴訟も自分でもできるのですが)でも、相手が調停に来ないということもありますし、相手の居住地の裁判所でやらなければならないので、遠方だと難しいかもしれません。

そして8番。意外に様子を見る人は結構います。一時的に盛り上がっているだけに違いない、いずれやめるに違いない、ということで見守ると言いますか。これは危険なことも多いです。配偶者不倫相手に「離婚の話が進んでいる。」と言っていることが多いからです。そうなると、相手も本気になり、期間が長引けば長引くほど、愛が深まるということになってしまいます。早い段階で何らかの手を打った方が良いと私は思います。


しかし、どんな手を打っても不倫の恋が本物の恋になってしまうことは、どうしてもあります。結婚という社会的状況、また親としての責任、それらを捨ててでも、相手の元に行ってしまうのです。「好き」というのは、自制できない本能の一種であり、それに勝てない人がいることは事実です。そしてもし、そうなってしまったのなら、残されてしまった人にせめて謝ってほしいものだと思います。(でも謝る人はあまりいないのですよね。逆にこうなったのもお前のせいだ、みたいなことを言う人はいても。そんなことを言っても不倫した方が悪いのですけど。)