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竹内研究室の日記 RSSフィード Twitter

2012-05-21

日経セミナー、竹内健 「エルピーダ倒産の本質と今後の日本のエレクトロニクス」の資料を公開。日本の電機産業の復活のため、活発な議論を期待。残された時間は少ない。まずは問題点を共有するところから始めないと。

先週の日経エレクトロニクス スペシャル・レポート 「エルピーダ倒産の本質と今後の日本のエレクトロニクス」の資料を公開します。今の日本では、原発の話が盛んですが、電機産業が危機的な状況にあることも忘れないで欲しい。

このまま手をこまねいていて、フリーフォールが続いたら、日本からエレクトロニクスが消えてしまいかねない。

最近、金融業界などの方から、日本の電機産業に相談を受けますが、問題点をいかに共有できていないか、驚くことばかり。

復活の処方箋を描くことは難しくても、まずは、様々な業界の人の間で、電機産業の問題点を共有することから始めないと。

私の意見も適切ではない点も多々あると思いますが、まずはこういった資料が、議論のたたき台になり、議論が始まることを期待しています。

車産業だって、電気自動車になったらパソコンや携帯電話のように、コモディティー化しかねず、電機産業の二の舞の可能性もある。

もし電気自動車のコモディティ化が避けられないのならば、トヨタの車のノウハウを、ルネサスの車載マイコンに徹底的に集約。全てのノウハウをマイコンに詰め込み、ブラックボックス化するとか、業界を超えた戦略も必要。

なし崩しに各産業がそれぞれ、各個撃破で敗北し、気付いたら何も残ってなかったとなりかねない。

日本の電機は技術はそれなりにある。日本の技術者の給料は世界標準より安いから、人件費は安い。ファブレスで製造しないなら円高はさほど影響しない。でも、海外のライバルより、収益が非常に悪い。経営や戦略がよほどマズイのは明らか。

業界内では常識だけど、社会全体で事情を共有するべきではないでしょうか。

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