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竹内研究室の日記 RSSフィード Twitter

2014-09-11

iPhone6はフラッシュメモリを5〜9倍高く売る。iPhone5Sの10倍よりも若干下がるけど、アップルのフラッシュメモリで儲けるビジネスモデルは健在。

iPhone6、6Plusが出ましたね。以前、「iPhoneではアップルはフラッシュメモリを10倍高く売って儲けている」というブログを書きました。

iPhoneに内蔵されているフラッシュメモリも市販されているSDカードのフラシュメモリも同じものです。

しかし、アップルはSDカードのスロットをもうけず、フラッシュメモリを内蔵する、つまり顧客がフラッシュメモリをアップルから買わざる得ないようにすることで、大きな利益を得ています。

先ほどのブログでは、iPhone5Sではアップルはフラッシュメモリを10倍高く売りつけていると書きました。

iPhone6、6 Plusの価格を見ると

・iPhone 6

16GBモデル ¥67,800 (税別)

64GBモデル ¥79,800 (税別)

128GBモデル ¥89,800 (税別)

・iPhone 6 Plus

16GBモデル ¥79,800 (税別)

64GBモデル ¥89,800 (税別)

128GBモデル ¥99,800 (税別)

各モデルで違うのはフラッシュメモリの容量だけです。つまりiPhoneの価格差はそのまま、フラッシュメモリの差になります。

税金を含めると、

アップルは48GBのフラッシュメモリを12600円、112GByteのフラッシュメモリを21000円で売っていることになります。

一方、価格.comでSDカードの価格を見ると、

16GBモデル 629円

64GBモデル 1999円

128GBモデル 4972円

となります。

市販のSDカードは48GBのフラッシュメモリを1370円、4350円で売っています。

つまり、アップルはiPhoneでフラッシュメモリを5〜9倍高い値段で売っていることになります。

iPhone5Sではフラッシュメモリの価格に10倍の差があったので、若干差が少なくなっていますが、それでもやはり高いですね。

ユーザーはiPhoneの上の機種(フラッシュメモリの容量が高いモデル)を買うほど、フラッシュメモリを高く買っているわけです。

もしiPhoneにSDカードのスロットができてしまったら、ユーザーはアップルからは最低限の容量のフラッシュメモリを搭載した機種(つまり一番安い16GBの機種)を買い、メモリの容量の増設のためには安価な市販のSDカードを買うようになります。これはまさにデジカメやアンドロイドのスマホで実際に行われていることです。

デザイン重視とか色々言いますが、絶対にメモリカードのスロットを設けない、メモリをアップルを通じて買わせるのはiPhoneで高い粗利益を確保するためのアップルの巧妙な戦略なわけです。

もっとも、フラッシュメモリの容量が大きくなるほど、「ユーザーが得られる経験、質が上がるのだから、単純にフラッシュメモリのハードの価格を比較するもんじゃない」と、アップルは主張するかもしれませんけどね。

でも、消費者にとってみれば、メモリカードのスロットがあって、より多くのメモリを使いたい人は、後から市販のメモリカードをさせた方が絶対にお得なのですが。

こういう事を言いつつも、私もiPhoneを機種変更してしまうんだろうな。

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