読書

1)頂いていた宮本太郎『生活保障』(岩波新書、2009年)を、妻に持ってきてもらって、読了。

生活保障 排除しない社会へ (岩波新書)

生活保障 排除しない社会へ (岩波新書)

 福祉「政治」に力点があった前著『福祉政治』と比べると、本書では、より政策論そのものが論じられている。
 宮本先生が、「生活保障」という言葉を、福祉レジーム+雇用レジームの意味で用いているということは、(僕の不勉強かもしれないが)本書で初めて知った。
 それはともかくとして、時代状況の認識については、本書で書かれていることのほとんどと、僕の考えとの間に違いはないと思う。ただ、本書が「就労原則」「就労を軸とした」という「言い方」をする点だけが異なっているのだろう。
 

2)『思想地図』Vol. 4, NHKブックス別巻、2009年。
これも妻に持ってきてもらう。

NHKブックス別巻 思想地図 vol.4 特集・想像力

NHKブックス別巻 思想地図 vol.4 特集・想像力

 雑誌全部読んだわけではないけど、中沢新一インタビューと村上隆インタビューは、大変面白かった。聞き手としての東氏の力もすごい。

お買いもの

 アマゾン独から届く。ぼちぼち早い(送料もぼちぼちする?)。アマゾン米も、「ぼちぼち」オプションを選択できたっけ?

Erlauterungen Zur Diskursethik

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Die Neuerfindung des Sozialen: Der Sozialstaat im flexiblen Kapitalismus

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