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tamuraの日々の雑感 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010年03月30日

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A. Moreira, The Activation Dilemma, Policy Press, 2008.

どんな本かな。

[]雑感

世界には本当にいろいろな人たちがいて、そして、そういういろいろな人たちと交流することのできる人たちがいる。それに比べて、自分の行動範囲と交流範囲は、どうしようもなく狭くて、かつ、当然(?)その狭さを拡げようとする好奇心も努力も持ち合わせていなくて、なんだか何やってんだかなあ・・・という気分に、ちょっとなる。

[]卒業式

昨日は、子どもたちの学校Introductory English Centre(IEC)の卒業式。オーストラリアの学校は2月から新年度開始です。というわけで、この時期に「卒業式」というのは、こういうことです。IECは、英語ネイティヴではない子どもたちが、ある程度の英語力を身につけるための、いわば過渡的な学校なので、ここである程度の英語力が身についたと認められた子どもは、IECを「卒業」して、それぞれの地区の一般のprimary schoolに行きます。その子どもたちの卒業式、というわけです。

 当日、会場のホール(体育館みたいなところ)では、まず11時頃から、保護者のmorning teaでした。つまみになりそうなものを持ち寄って、お茶を飲んで、11時40分からの開始を待ちます。

 11時40分から式が開始。先生からのお祝いの言葉の後、各学年ごとに、歌や楽器の演奏をやって、そのつど、それぞれの学年ごとに、卒業生が証書(?)を受け取る、という形で進行しました。

 会場の前方には、オーストラリアとACT(オーストラリア首都特別区←事実上、キャンベラのこと)の旗のほか、アボリジニと(たしか)もう一つの先住民族の旗の合計4つの旗が掲揚されています。多文化主義をこうやって掲げているところが「らしい」です。

 最初の校長先生(かな)のお話では、「私たちが与えることのできるすべてのことを、あなたたち〔卒業生〕に与えたのだから、自信を持って新しい学校に行きなさい」(大意)というメッセージが、とても印象に残りました。人の卒業式なのに、ちょっと感動して涙ぐみそうだったくらいです。

 うちの子どもたちも、楽器や歌を秘かに(?)練習していたようで、見ていると、なんとか頑張って歌っていました。なかなかついていくだけで大変だったみたいですが、でも、よく頑張ったなあと思います。

 IECには、いろいろな国・地域からの子どもたちがいます。そういういろいろな子どもたちの中で半年だけですが、過ごすことは、たとえ英語そのものの力はそれほどつかなかったとしても、きっと無駄にはならないだろうな、と思います。だって、これだけ異質な雰囲気の子どもたちが一堂に会する場所は、日本ではほとんど体験することはできないでしょうから。


 そして、実はここ数日間、妻がやってきていたのですが(前後して両親もやってきていました)、帰国の途につきました。妻がいる間は、DSをほとんどやらずに、小説を読んだり、勉強したりしている子どもたちを見て、「僕ももっときちんとやらせるべきだったかな」とちょっと反省しています(苦笑)。まあ、ちゃんと勉強したのは、妻がいろいろ言ったからなのですけれども。

 それはともかく、やっぱり、本当は一緒にずっといられればよかったなあと思います。でも、仕方ないですね。

[]刊行メモ

イアン・シャピロ『民主主義理論の現在』慶応義塾大学出版会。

民主主義理論の現在

民主主義理論の現在

慶応の出版会は、政治思想・理論関係の本をよく出版しているような。よいことです。カバーデザインもよいし。

リトルの本(と他の本)と併せて、そのうち注文しよう。


そういえば、ポール・ピアソンの翻訳も出るんでしたね。

以下、勁草書房のサイトより。

http://www.keisoshobo.co.jp/news/n361.html

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政治学

ポリティクス・イン・タイム

歴史・制度・社会分析

ポリティカル・サイエンス・クラシックス5

ポール・ピアソン(カリフォルニア大学バークレー校教授)著

粕谷祐子(慶應義塾大学准教授)監訳

A5判上製280頁 予価3150円(本体3000円)

ISBN978-4-326-30187-4 C3031

歴史は重要である。では、どんな意味で重要なのか? 経路依存論のフロンティアを切り開いた画期的著作を、ついに完訳!

社会科学や政治学の必読文献である、Paul PiersonのPolitics in Time: History, Institutions, and Social Analysisをついに完訳! 歴史はなぜ重要なのかという問いに、社会科学の知見をフルにつかって一般的かつ論理的にこたえていく。経路依存の問題にとりくむうえでは避けて通ることのできない、画期的著作。

[関連書]ヘンリー・ブレイディほか編『社会科学の方法論争』(小社刊)

*4月下旬刊

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