2008年春の旅日記5〜銀河の夜〜

再び在来線を乗り継いでたどり着いたのは京都駅。

さ〜夕飯だ!!!と思っても、開いている店は飲み屋くらい(#-_-)
まあもう22時半ですから。。。
仕方なくちかくの売店でやすい弁当とおにぎりを購入。
ここからは18切符は使わず、普通の乗車券を使います。
ここから乗るのは寝台急行「銀河」。
大阪と東京を結ぶ寝台列車で、新幹線の最終より遅く出発し
新幹線の始発より早く出発するため、新幹線に乗り遅れたビジネスマン
や夜行バスをさけるファミリー等に人気のあった列車です。
近年はホテルの価格破壊や安価な夜行バスの設定などにより、
乗客が減少し今年の3月で廃止になることになりました。
そこで最後に乗ってみようと思い、少し高かったけど乗ってみることに。
めざすは京都駅0番ホーム。

やがて時間になると列車がホームに入線。寝台客車はエンジン等は搭載されて
おらず、先頭の電気機関車が客車を引っ張るという貨物列車と同じスタイル。
寝台車なだけに大きな揺れにも気をつけないとならないため、駅に入線するときは
ゆっくりと入ってきます。(これが通勤時間のダイヤに影響を与えるとか。。。)


寝台車は真っ青なブルートレイン(^o^)/
いざ列車に入ろうとすると、脚立とカメラを持った人たちが車掌さんをパシパシと。
その後ろではビデオカメラ(おそらくテレビ用)を持った人たちも。
たぶんテレビか雑誌の取材なのでしょうか???
それだけこの銀河の廃止は話題なのでしょう。。。
さて列車の中に入ってみる。私の席はB寝台の上段。


緑のマットの上に浴衣と白のシーツ・ふとん・枕そしてハンガーがおいてあります。
とびら等はなく仕切りはカーテン一枚です。
上段にははしごを使って上るので、足等が不自由な人にはちょっと上段はきついかも。。

壁側にハンガーをかけるフックもついてます。

ベッドの長さも身長167cmの私でも足を少し曲げるくらいなので、身長の高い人には
ちょっと窮屈かもしれません。枕元には一応デスクライトっぽいのがついてます。

まあすぐに寝るのもなんなので、ちょっと車内を探検してみることに。
寝台車は片方が通路、もう片方がベッドというつくりになっていて、
1つのコンパートメントには上下2つずつ合計4つのベッドがついています


また通路側には補助席がついていて、まだ眠りにつかない乗客が外を眺めながら、
お酒をのんだり、夜食を食べたりしながらすごします。

寝台車なので洗面台もあり、うがい用のコップ等も備え付けてあります。
さすがに昭和にできた車両だけあって最新車両の豪華な洗面台と違って
昭和っぽさが感じられます。

ん〜、最新の車両も悪くはないけど、こういった歴史のある車両もまた
悪くはないですね〜(^o^)
今回の長い旅行もこれで終わり。いろいろと日本中を旅回ったが、
面白いところばかりでした!!!
京都駅からは約7時間の旅。いつものムーンライトながらとは違って
熟睡ができた(-o-)ZZZZZZZZZ
銀河はやがて品川駅に到着。時間は7時前くらい。

いつもと変わらぬ通勤ラッシュ。
夢は覚め、またいつもの生活のはじまり(ToT)/~~~