Tatsu still writes something... Fourth season

これからも私はなにかをしてなにかを書く

32ビットから32/64ビット並行にするということ

本っ当に久々にBookSyncをバージョンアップした。曲がりなりにも代表作のはず…なのだが。

というのもここのところのChrome独り勝ちの様相の中で各ブラウザのブックマーク関連については見たところ変化がなかったことや、Microsoft Edgeのブックマークは相変わらず低機能な癖に意味不明ということでバージョンアップの必要はないだろうと思っていたことと他のソフトいじっていたことがあったからである(それにしても、Windows 10 Creators Updateでシステムフォントのサイズも変えられなくなったのでMeiryo UIも大っきらい!!が必要になることが増えたのには今でも困惑しているというものである)。

で、今回のバージョンアップだが元は、最近のFirefoxのバージョンアップによるブックマークの内部の変更点についていけてなかったので対応が必要になったというのがそもそもの理由である。旅行に行く前に、行くところに関連するリンク集作ってスマホに入れようと思ったらうまくいかなかったことで1か月以上前から気づいていたのだが、こういう時に限ってMeiryo UIも大っきらい!!いじる必要が出て延び延びになっていたのでようやくのバージョンアップである。

一番派手なバージョンアップ項目になる64ビット版の作成であるが、32ビットプログラムからGetModuleFileNameEx APIで64ビットプログラムのパスが取れないというたった一点のために行ったという訳でである。他のプロセス関連のAPIは動作するのでなんでやねんという感じである。
実際に64ビット化した実感としてはプロジェクトの作り方が分かればあとはバックアップ機能に使っている統合アーカイバプロジェクトのDLLのことに気付いてあれ?と思ったくらいであとはコーディング面ではこれといったこともなかった。むしろ、プロジェクトの作り方の方が面倒だったと言えるだろう。出力パスをすべて精査しないと収拾がつかなくなるわけで、それらをすべてチェックするのに手がかかったというものである。一つのプロジェクト構成で32ビットと64ビットの両方を考慮する必要があるのでそれを考慮する必要があるのが厄介であった。一つのプロジェクト構成には32ビットか64ビットのどちらか一方が結びつく方が楽だと思うんだけどなぁ。一つのプロジェクト構成に32ビットと64ビット両方が結びつくメリットって何だろう?

それにしても、32ビット版プログラム用のProgram Filesフォルダに入れているChromeがバージョンアップされることで32ビット版プログラム用の場所に64ビット版プログラムがあるというのは気持ちはわからないでもないが気持ち悪いと思うのは自分だけだろうか。