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こにしき(言葉、日本社会、教育) このページをアンテナに追加 RSSフィード

October 11, 2009

「教師のナラティブ」シンポジウム(@神戸市外大)で発表してきました

お世辞ではなく非常に刺激に富む発表、そしてフロアの反応で、濃い2日間でした。


私の頂いたテーマは「社会学」の立場から教師のナラティブがどう見えるかというものでした。それを受けて、現在の「英文科系英語教育研究」あるいは「教員養成系英語教育研究」では、教師・教室の「リアル」(つまり、具体的な有り様)がほとんど明らかになっていないことを、量的かつ学習者の言語面・心理面に偏った現在の「知」の動向に関する実際のデータを示しながらお話しさせて頂きました。


シンポジウムの冒頭でも述べましたが、私自身、「教師ではない」「英文科or英語教育コースでの学問トレーニング経験していない」という2重のアウトサイダーでしたので、もっと批判的な反応があるかと予想(期待?)していて、想定問答なども用意していたのですが、わりとすんなりと受け入れてもらえたように思っています。意外なことでした。とはいえ、フロアでの質疑ではそういうネガティブな反応は出にくいこともあるかもしれませんので、アンケート結果を楽しみにしているところです。


ひとつだけ心残りだったこと。もちろん今回の最大の目的は、「教師のナラティブ」議論へのデータ提供だったわけですが、私の個人的な裏テーマのひとつが「若手院生」の友達をつくる(友達100人!)というものでした。事前に頂いた情報では、学部生・院生もけっこういらっしゃるとのことだったので、フロアにはいらっしゃったはずなのですが、懇親会にはあまりいらっしゃらなかったようで、結局「友達100人」計画は失敗に終わりました。


英語教育研究は、どういうわけか、同世代の院生の顔がよく見えません。私が知っている人では、ほとんどが私と所属が一緒の人々(つまり、東大総合文化)で、他大の「研究者の卵」と知り合う機会がなかなかありません。教育社会学会や教育学会ではこういうことはあまりないので(いや、でも、私の所属学会が偏っているせいでしょうか?)、いつも不思議に思います。英語教育系の「研究者の卵」のみなさんは、どこの学会で発表しているのでしょうか。

WW 2009/10/21 09:54 > 他大の「研究者の卵」と知り合う機会がなかなかありません。(中略)英語教育系の「研究者の卵」のみなさんは、どこの学会で発表しているのでしょうか。

規模の大きいところで言えば,やはり全国英語教育学会や各地区の英語教育学会じゃないでしょうか。(東大じゃない)T大某研究室の院生さんはコンスタントに発表しているし,こないだC大やA大の院生さんとも知り合いになりました。JACETは少し敷居が高い印象だけど,ポスターセッションも含めればある程度見つけることはできます。

ただ,教育学会などに比べると,院生発表者の数は確かに少ないと思います(動員しているアルバイトの数はむしろ多いのに)。懇親会となるとなおさらですが,これは金銭的な問題と「長老たちの集い」的な雰囲気が大きいでしょうね。

長老たちと交わるのも学会・懇親会の醍醐味の一つなんだけど,全国英語教育学会やJACETに院生だけのセッションを設けるのもなしではないと思います。あるいは,U-35とかU-30とかの低予算懇親会を別に開催するとか?

TerasawaTTerasawaT 2009/10/22 20:29 >Wさん

コメントありがとうございました。

>(東大じゃない)T大某研究室の院生
>C大やA大の院生さん

な、なるほど...
しかし、ぜんぜん見当がつきません...
やっぱり私の所属学会がちょっと偏ってるのかもしれませんね。
懇親会は年1回なわけですし、ネットでつながる(リンク集など)というのも戦略的にありなのかもしれません。

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