こにしき(言葉・日本社会・教育)

関西学院大学(2016.04~)の寺沢拓敬のブログです(専門:言語社会学)。

『「なんで英語やるの?」の戦後史』読みどころ(下世話編)


ツイッターでは頻繁に宣伝していたんですが、よく考えたらブログではなにも報告していなかったので、宣伝します。私の本が出ました。


「なんで英語やるの?」の戦後史 ??《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程

「なんで英語やるの?」の戦後史 ??《国民教育》としての英語、その伝統の成立過程


出版社の研究社さんのご厚意で、「まえがき」「目次」「序章の一部」のPDFをアップしていただきました。内容をもう少し確認したいという方は、以下のリンクからどうぞ御覧ください。
http://www.kenkyusha.co.jp/uploads/pdf/NandeEigoYaruno_Sample_20140210.pdf

読みどころ

「内容的な読みどころ」は読んでいただいた方に判断していただくしかありませんが、個人的に思い入れのある部分がいくつかあります。人によっては笑える部分です。(ただし、苦笑かもしれません)

p. 100 注17
小学校の先生はともかく、小学校英語をけん引する大学の先生は、いちおう人文学系の研究者なんだから(たぶん)、もうすこし「人文学的な基本」を押さえてから発言してもらいたい
p. 130. 14行目
野ブタをプロデュース。」のときから注目していますが、個人的には「クロサギ」の時が一番好きです。
7章全部
とくに、7.2.2. と p.177 の祐本先生の引用部分
p. 253. 第1段落および注
コメント特になし
p. 255. 7行目
コメント特になし
p. 257. 結論の最後の段落2つ
コメント特になし